すべてのおすすめ
僕が東京でフリーライターを始めてから、もう五年に為る。

 大学卒業後、他に遣る事もなく小規模の出版会社に就職した僕は、希薄な人間関係に厭気が差したからという極めて身勝手な理由で、一ヶ月のサラ ....
脳髄の奥からは死の仄かな香りが漂う。
無意味な焦燥が重苦しく、恰も積乱雲の様に自分の肉体を覆い尽くす。
自己の生に対する圧倒的な不信の感情。
意味はばらばらになって宙を彷徨い、轟音の向こう側で何 ....
A「明日から夏休みやね…」

B「『青春18きっぷ』買ったんだ」

A「『乗り放題のトクトクきっぷ』っていうやつ?」

B「そうそう。それそれ。」

A「どっか行くの?」

B ....
日曜日の昼さがり ブラブラ散歩
少し歩きすぎたか 見覚えのないところまで来てしまった

萬屋を見つけた
よろずや?

マンガでは見たことあるけれど 実在するとは

"品行方正 ....
あ から を までの過程をたどる
日本語というのは あ から を までの流れのなかで
ことばが組みあわされ、いろんなおもいを伝えるわけで
さいごに ん で輪を閉じる
ん。っていったらしりとりで ....
カドワキにはじけ飛ぶ、ひなまつりにあるこだま桜が色タエに、クラゲナス愛にむせぶ大便の消しかすが一人、湯葉を光線に、三つあみに、くわせてはくわせては助けてくれと有楽町線に乗り換える。大便の人身事故、より .... リゲイン10本で 240時間 闘える やばくなったとき

窓を割る。

きらきらの破片になった、窓ガラスを拾って、夜空に向かって投げる。



泣かへん



窓がないから
すぐ、星になれる。



そこ ....
聞き捨てならんな
お前はあれを首と呼ぶのか
2メートル以上はあるあれが首か
そりゃキリンにだって首は要るだろうよ
持ってたいだろうよ なくしたか無いだろうよ
頭と胴体のあいだにキュッと一本ほ ....
自分を苦しめる両手を拘束し
君を追い詰める両脚に刃を
時を刻む靴をごみ箱へ投げ
現実と真実を繋ぐ鏡を砕いた

自分に対してどれが最良で
君にとって何が的確で
時間がどれだけ必要なのか
 ....
気の休まる場所なんて何処にも無い
眠っている間は意識が飛んでいるから違う
家にも会社にも居場所はあるようで無い
何処に行っても人はそこらに居る
かといってヒトリはごめんだこれ以上
どうやって ....
うす曇りの今日
鳥の話し声
窓を通り抜け床に寝ている朝

音無く昨日と交代した今日は
明日と交代するその時までお役所仕事にせいを出す

あの、床に寝ている朝の子も
2時間もすればころこ ....
今日はあまりにもいい天気で、つい目を細めます

白いガス状の雲から、地球を覆う空の青へ
境目がわからず綺麗に空へ

言葉足らずの私は

なんて綺麗な空だろう

こんな月並みな言葉しか ....
白 しろでした

私の見えるものといったら
白灰空と窓のがくぶち、それに白壁でした

目を閉じて開いてみても
空はしろでした
少し機嫌の悪い 使いふるされた絨毯がひいてあるだけでした
 ....
たらちねの殻梯子からおりてくる
あの白いもののなまえを

ぼんやりと霞む視界だけれど
ああここにはことばがある

たくさんの羽虫が
いのちを喰いつぶして
ああでもつらくはない

 ....
ねえ、トモチャン、
と呼ばれ
お茶の濃ゆいところの途中で
ひょっ、と
あばらの隙間に指を
埋められた

もしかして
こういうところでしか
あたしは埋まらないのかもしれない

わか ....
何か精神的にキてるようです。
何かやりたい事だけやってます。もうガキです。
どっから崩れたんだかわからん。いきなりスイッチ入った。
昨日1943し過ぎたのが原因か。そんな、まさか。

どうで ....
温泉のあと
湯気もほやほやで
畳椅子に座り
ビン牛乳を
ゴクゴクゴクッ 
と飲み干す
至福を

死ぬ間際に
嗚呼..
したかったなぁ
などと
後悔しないために
今度の休日
 ....
  
    淋しさは機械の油
    切れてしまった地軸の方位

    淋しさは裸の立ち木
    いつまでも震える梢
 
    淋しさは男と女の染色体
    数億の星雲 光っ ....
背中が数箇所痛むので
誰か
私の写真の後ろ姿に
針で刺しているのかな
そんなこともないだろうけど

今日は
会社休みます
仕方がないことと思うけれど
悪いことをしているみたいで
気 ....
鍵盤は指で叩けば
直ぐに音を出してくれるのですきです
キーボードも
カチカチカチとなります
ピアノは
気分のとおりの音を択べば
わたしの自己満足を満たしてくれる
便利で受身な道具です
 ....
  たとえばぼくが作曲するとき
  ピアノの鍵をかき鳴らし
  メロデーをとらずにノイズだけを拾ってゆくとしたら
  ぼくはジョン・ケージのようになれるのだろうか
   
  戦前の詩 ....
昨日ペンが止まってしまった。
悲しくて泣いた。
書かない僕は消えてしまう。
怖くて震えた。

震える手で再びペンを握る。

何かが終わろうとしていた。
何かが変わろうとしている。

 ....
赤色灯に浮かび上がる
限られた僕の価値観では
真実を見極めるには至らない

語りかける先に
響く警告の音は
ときに沈黙であったりする

しかしそこには確かに悲鳴があり
傷を受けた者の ....
(出会い系サイトにて)

そこの別嬪のネェサンよ
あんた
テメェとテメェの餓鬼が
法を犯すとしたら どっちが良い?

あぁ そりゃそうだろうよ
罪おっかぶんなら
自分を選ばぁ

 ....
 昨日は、家を出たら雨が降り、会社に言ったらミスをして、
 家に帰れば怒られて、独りになれば寂しくて。
 なにをやっても、何を考えても、うまくいかない。

 最悪の日でした。

 今日は、 ....
ゆっくり、透明に近づいてゆく。
ぼくらはそうやって生きてきたが、
それは多くの聖職者にとっても
共通の宿命だったのかも知れない。
ぼくらにとって神々しい《何か》が
ぼくらの感覚を奪ってゆく。 ....
{引用=春のうららの ふあら ふわら

雪 かしら?
どこかしら 届く ぬくもり

ふあら ふわら

おひさまに 気づかれないように
かくれんぼ してた のに

みつかっちゃっ た ....
あけましておめでとう
そして僕たちはそのように死んでいく
あけましておめでとう
死んでいくのではなく殺されていくのだおそらくは
お互いに
殺されあいながら
あけましておめでとう
生き ....
                    128時 @ハト通信

しとしと
あめがふってきました
ちゃんとかさをもってきたので
へいきです
へいきだよって
つぶやきました
ほんとは
 ....
ワタナベさんの未詩・独白おすすめリスト(81)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
Dont't_stop_the_rain.- 未詩・独白3*07-9-15
感情のフラグ- 白川水未詩・独白207-8-22
青春18きっぷ- 北大路京 ...未詩・独白8*07-7-23
萬屋(よろずや)- 北大路京 ...未詩・独白7*07-7-20
あをの過程- mizu K未詩・独白21+*07-7-10
トリコモナスかえせ- もしゅ未詩・独白207-7-8
じゃぱにーず_びじねすまん- 北大路京 ...未詩・独白12*07-7-5
くちゃくちゃ- 愛心未詩・独白2*07-6-20
うちくび- 若原光彦未詩・独白15+07-3-8
独白- vi未詩・独白4*07-2-13
-- vi未詩・独白3*07-2-8
なんでもない今日の日- ふく未詩・独白1*05-3-16
月並み- ふく未詩・独白3*05-3-14
しろの病室- ふく未詩・独白3*05-3-10
白濁炎上- オオカミ未詩・独白1605-3-9
世界の果てなんかなんにも知らなかったかもしれない- みい未詩・独白14*05-3-6
ひとりごと- 虹村 凌未詩・独白5*05-2-13
あー_ゆ_おけ?- 蒼木りん未詩・独白2*05-2-4
数億の星雲_光って- 天野茂典未詩・独白405-2-1
ノット_タイム_イズ_マネー- 蒼木りん未詩・独白1*05-1-31
侘び錆- 蒼木りん未詩・独白3*05-1-26
ソルティ・ドッグ- 天野茂典未詩・独白205-1-17
ペンが止まった日- ベンジャ ...未詩・独白4*05-1-17
自戒- ベンジャ ...未詩・独白4*05-1-13
電子警察捕物帳- HEDWIG未詩・独白3*05-1-12
今日からの- 消しゴム未詩・独白205-1-11
航路- 青色銀河 ...未詩・独白305-1-5
ふあら_ふわら- ひより未詩・独白16*05-1-2
2005.1.1- いとう未詩・独白3505-1-1
あめ- アンテ未詩・独白5*04-12-25

Home 次へ
1 2 3