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(ぽとり)

点滴1本3時間

(ぽとり)

ペンとノートがあったら詩の一つでも書けそう
だけど悲しい詩になりそうだから書かない

(ぽとり)

透明なビニール容器から
半透明 ....
 そのむかし、とーっても若かった頃、何を血迷ったのか「仲間を作ろう!」と決心したことがあった。「やっぱり仲間といえばバーベキューよね」と数少ない友人に頼み込み、仲間集めをしてもらった。私はとても頑張っ .... さいとういんこさんのお腹は大きい
大きく膨らんでいる
さいとういんこさんの子供が大人になる頃
僕はもう59歳だ
それまで生きているかどうかわからない
生きているつもりもないし
自信もな ....
{引用=連作詩『右手と左手のための協奏曲』 より}

ゆるやかにま   おなじことのくりかえしのようですこしず
わりながらす   つへんかしていくいったりきたりしながら
すむゆるやか   いつ ....
帰る場所のない人こそ一点に留まる
寂しさを解体して
目を瞑る
うつむかない
前を見ない
定まらないこれは
警鐘なのかもしれない

孤独とは
つながらないことではなく
むしろつな ....
その喧騒の中にあって、ミス・ブランチだけは異次元にひっそりと佇んでいる
ようだった。水槽の中で絶えずうごめいていて他のものはひたりと動くのを止
めている。彼女は金の魚ではないのに金魚という種類だ。 ....
言葉で武装してはならない
言葉を武器にしてはならない
争いは銃からではなく
言葉から始まることを知らなくてはならない

言葉で武装してはならない
言葉を武器にしてはならない
言葉の扱いが ....
日が昇る空を見て
わたしは毎日
あなたを想います

日が沈む空を見て
あなたがわたしを
思い出す日はありますか
大江戸線のホストは
千代田線に乗ることができない
みどりの色の
まぶしさにうつむいて
落ちていく
その先に

大江戸線のホストは新宿で降りて
それから
鼻をかんでみる
する ....
くつ下を脱いで
滑り込むシーツの上
夏の夜はいつまでも宵のように
生物の気配がして
そのまま朝が来るのも惜しくないような
夜更かし

ああ
柵の無い頃はいつ来るの
この季節はいつ過ぎ ....
片手でもてあました春にさよなら
できない できないことばかり

ゼリーのフタがうまくはがせなくて
すこし、いらいらしていた
わたしわらうから
わらうから


センチメンタル
ス ....
ここは朝から雨だというのに
あなたのところは晴れている
ずいぶんと遠く離れてしまったね
愛とか恋とかばかじゃないのって
思っていたんだけど

わたし あなたに会いたいの

人なんか信じるに値しない生き物だし
わたしなんか信じてもらうに値しない人だけど

わたし あなたが好 ....
寄せても、返す気持ちは帰り道を知りませんでした

電車の窓
あなたの手のあたたかさは
窓とわたしの温度を簡単に上げます

ゆっくりと
眼下に広がる青を見ながら
あなたを盗み見るのだけれ ....
雲が波なら
僕たちは深海魚だ
深く、深く、
差し伸べられた手も届かない場所で
温もりも知らずに
窒息している

月明かりは
マリンスノーに似ている
それはただの幻想で
本質は
 ....
黄色いタンポポ
綿毛になって
風に吹かれて
お空に昇り
雲の兄貴に
会いに行く

雲の兄貴は
花粉症
うっかり
うかうか
くしゃみして
可愛いタンポポ
吹き飛ばし
 ....
なんだかね


すべてがあたりまえでさ

あの銀色のスプーンだってぎらぎらしている

すぷうん なんてなまえのくせに
いきをしているんだ




白濁のレンズ越しに
煌 ....
元気なら

誰も私を知らないところへ行って

責任のない人になる

弱っているときは

スローでやさしくなる

一つの単語も

急がない

いけないのは

焦り

 ....
光がいきわたる枯れ野が見えているけれども
私は,あの動かない林から
よどみしみだす
こけ色の時間領域を感じている。


 (私たちはくらい旅の途中でそれを見ます)

救うという傲慢さで
正面から溶けてしまいそうな
邪魔くさい解釈を弄くって
弄んで、分解してくっつけて
ひっぱってひん曲げて
心臓の一番近くにぶら下がるブローチにしてやる
こっそりと火 ....
下り坂は
南を向いていて
西に緩やかなカーブを描く
早朝
陽の当たる坂道を
桜並木のある坂道を
幼い彼は箱を抱えて歩いていた
簡単な恋をしていた
簡単な悩みもあった
け ....
もうずいぶん昔のことなのに
最近になってもあけみは
僕の前に現れてきて
彼女はまだ
忘れていないらしい


        僕が彼女を忘れていないように
           それ ....
「あけみ」という女の子の話。
違うかもしれない。もしかしたら僕の話かもしれない。

あけみが僕のそばにいることに気づいたのは彼女の一周忌の夜
彼女にはとても好きなカクテルがあって
僕は供養の ....
他の女と遊んでるとすぐに怒って
そのくせ
中指を突っ込んでやると
悲しそうな声をあげながら
すぐに抱きついてきた
寄ってくる女を全部食ってた頃の話
たぶん好きじゃなかったと思う

包丁 ....
先生、
ぼくのお兄ちゃんが
このあいだ死にました

ぼくのうちは
3人兄弟です
全員男です

まん中のお兄ちゃんが
死にました

名前はゆうごです
ぼくは「ゆうごちゃん」と
 ....
あなたが遠くへ
行ってしまったあとの
カレンダーをめくってみる

こんなにたくさんの毎日を
どうやって生きていこうか
海を見ると抱くあのときめきは
回帰してしまう恐怖と隣り合っているのかな
曇天のもと じっと目を凝らしていると
今にもゴルゴ13の顔をしたペンギンたちが
水平線までマトリックス状に押し合いへし合 ....
どうしたってフェルトで縫い目はなし
ごりごりのナイフを持って突っ立ってるんだ
きみ、きみ、きみの空気を
この水槽に投入してください
場面転換を見てるだけの
脂肪で出来た僕を救ってよ

君 ....
 

  あ ほ ほ ど キ ス を し ま し た



  あ ほ に な り ま し た
いちばんあいたいひとにさけられているのだ。
いちばんあいたいひとはとおくにすんでいて
あいたいといってもしんじてくれなくて
かなしい。
かなしくてなみだがでる。
いちばんすきだとつたえてみた ....
望月 ゆきさんの未詩・独白おすすめリスト(246)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
やっぱり悲しい詩になってしまう- ベンジャ ...未詩・独白15*05-5-24
私はバーベキューが嫌いです- 初代ドリ ...未詩・独白5*05-5-23
さいとういんこさんのお腹が大きい5月22日- いとう未詩・独白1505-5-23
ボレロ- クリ未詩・独白9*05-5-21
やみまつり- いとう未詩・独白1205-5-16
金魚すくわれ- からふ未詩・独白1305-5-13
武装放棄- いとう未詩・独白63*05-5-9
日が・・・- フォマル ...未詩・独白4*05-5-3
大江戸線のホスト- いとう未詩・独白8*05-5-3
初夏無題- 蒼木りん未詩・独白2*05-5-1
ボーン・ガール- オオカミ未詩・独白205-5-1
お天気図- フォマル ...未詩・独白6*05-5-1
わたし_あなたに会いたいの- 第2の地 ...未詩・独白405-4-30
わたしの浅瀬- ふく未詩・独白6*05-4-30
深海の生物は涙を知らない- いとう未詩・独白14*05-4-27
雲を追いかけて- あおば未詩・独白1*05-4-23
炭酸海廊- オオカミ未詩・独白505-4-22
紫木蓮- 蒼木りん未詩・独白3*05-4-15
あてになるのは銀細工と呼吸だけ- 朝倉キン ...未詩・独白305-4-11
気ままな指先- クローバ ...未詩・独白4*05-4-10
陽採り- クローバ ...未詩・独白10*05-4-10
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- いとう未詩・独白17+05-4-8
あけみ- いとう未詩・独白1505-4-8
かきフライ- 043BLUE未詩・独白34*05-4-4
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リサイクル・ミー- クリ未詩・独白305-3-30
入日きっかけ- 船田 仰未詩・独白205-3-23
あ_ほ- 阿部未詩・独白7*05-3-17
いちばんあいたいひとにあえないかなしさ- 阿部未詩・独白3*05-3-16

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