あてになるのは銀細工と呼吸だけ
朝倉キンジ

光がいきわたる枯れ野が見えているけれども
私は,あの動かない林から
よどみしみだす
こけ色の時間領域を感じている。


 (私たちはくらい旅の途中でそれを見ます)


未詩・独白 あてになるのは銀細工と呼吸だけ Copyright 朝倉キンジ 2005-04-11 16:39:26
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