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人が死ぬときにする 小さな音を
まねしながら このうたを うたえ
生き死にのリズムで このうたを 

「きみは いきろ ぜったいにいきろ
 まっくら闇 
 煌々とひかるのがきみのひとみだけ ....
夜は閉まらないと思っていたのに
今日は 夜が閉まっている
道の片隅で耳を澄ましても
夜が 聞こえない
夜なんて初めから無かったのかも知れない
夜なんて無い
そんなことを言ってる間に
本当 ....
わたしの後ろからさようならが歩いてくる
そのせいで
わたしはきみとさようならした
ねえ
さようならはからっぽの音がする
さっきまで何が入っていたのかが
どうやってもわからない
さっきまで ....
世界の四隅まで
呼吸の音が染み渡っている
君の耳にも届くだろうか
この交響曲

生き物達は静かに とても静かに
生き死にの分裂を繰り返している
潮の満ち干きのようなその静かな喧騒を
愛 ....
眠れない夜の少女
夜は少女に小さな嘘をつき
少女は静かに夜に眠った
次の夜
夜にかかった虹を
少女は見た
夜はいつだって蒼く永い
それだけでも
少女は良いと思ったけれど
そっと渡って ....
世界は みずでできていると 
きみは言ったけれど
肝心のきみも やっぱり みずでできていたのは
きみが死んで 五日経って ようやく思いだした

(そのとき みずが流れた)

深夜 人は大 ....
魂の一粒を失ったひ
そらがうみを吸収した
愛したそらも愛したうみも
愛の意味も変わり果てたのに
同じ青だけで泣いているのか

魂の一粒をうしなったひ
夜と朝とが入れ替わった
流れ いき ....
真夜中まえ
住宅街のかぼそいバス通り
わたしは神様に会いました

道路の脇の闇
じっと佇む場違いな老夫婦
わたしは神様だと気づきました

何気ない服装 何気ないしぐさ
何をするともな ....
もし世界が 黙るのならば
わたしは うたおうとおもう
そのくらいしなければ わたしは
この世界では 生きていけない

もし目を瞑っているのに 気づいたならば
できるなら 目を開けたほうがい ....
不自由なりの自由を不自由というひとは
はやく 
不自由になればいいとおもう

無責任なりの責任を無責任というひとは
逃げ出して
帰ってこなければいいとおもう

どうせひととして
為せ ....
愛とか恋とかばかじゃないのって
思っていたんだけど

わたし あなたに会いたいの

人なんか信じるに値しない生き物だし
わたしなんか信じてもらうに値しない人だけど

わたし あなたが好 ....
おまえが
私を挫折させるものだとは
知らなかった

かつて
あの公園にいたおまえは
空と海と大地を知っていて
私は知らなかったから
だから
知りたかっただけ

もしまた会えるとき ....
私は箱です
ありがとうの箱です

あとは忘れました

たまにあなたに会いたくなります

いつまでも開けないで下さい
苦しいだけだから
でも

ありがとう

ありがとうの箱 ....
電信柱のカラスを
仰向けにしてしまってよと
君がそんなことばかり
言ってたから
のど飴を舐める旅に出て
もう
帰って来れなくなった
冬の太陽が投下する限界を浴びて
蜜柑を剥くのが憎らし ....
望月 ゆきさんの第2の地球さんおすすめリスト(14)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
生き死にの音のうた- 第2の地 ...自由詩1105-12-28
夜は閉まらない- 第2の地 ...自由詩505-12-12
さようならはからっぽの音がする- 第2の地 ...自由詩305-12-1
交響曲- 第2の地 ...自由詩605-11-18
夜の虹と「少女」- 第2の地 ...自由詩505-10-6
みずのきみへ- 第2の地 ...自由詩1405-9-16
魂の残りの粒- 第2の地 ...未詩・独白705-7-3
わたしは神様に会いました- 第2の地 ...自由詩305-6-19
天空のドオム- 第2の地 ...未詩・独白1005-6-15
これだけの幸せ- 第2の地 ...未詩・独白505-6-4
わたし_あなたに会いたいの- 第2の地 ...未詩・独白405-4-30
捨てるのをやめて拾う旅- 第2の地 ...未詩・独白305-3-15
ありがとうの箱- 第2の地 ...自由詩305-1-21
カラスは仰向けに- 第2の地 ...自由詩305-1-19

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