すべてのおすすめ

保冷車の黒猫に手を触れて願うと
叶うというジンクス
内側が冷たければ冷たいほど良い恋愛のジンクス
少女は黒猫が横切ってもいいことがあると信じている
滑稽で悲しいジンクス



 ....
校庭の使い方を忘れてしまった
忙しさにかまけ
タバコをふかし
子供たちの嬌声に耳を傾け
止むことを知らない霧雨のなか
彼女の寝顔
彼女のやさしさ
彼女のフルネーム
それがなんだか忘れて ....
恋なんてものに
出会いそうになったら
それはもう
一目散に
逃げるしかない

だって
ひどいめに
遭うかもしれないよ

とにかく逃げて逃げて逃げて
見えなくなるところまで

 ....

明後日の雲を見ながら
今日、雨が降らなければいいね、と
僕らは、手をつないでいたりして
傘を探そうともせずに
願ってばかりいたから
僕ら、から、ら、が逃げ出して
僕は、雨が降るこ ....
すぐにいろんなものを
捨ててしまう

思い出になったら
怖いから

思い出になる前に
捨てる

それが
コツ
灰皿のなかで
アップルパイを食べていたら
宿題を忘れたまま
大人になった。
望月 ゆきさんの未詩・独白おすすめリスト(246)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
要冷凍のステッカーを張られて- クローバ ...未詩・独白3*04-5-7
校庭- 石原大介未詩・独白7*04-4-29
恋なんてものに- チアーヌ未詩・独白504-4-21
思い出- クローバ ...未詩・独白6*04-4-7
捨てる- チアーヌ未詩・独白204-4-6
遺書- EnoG ...未詩・独白503-6-13

Home 戻る 最新へ
1 2 3 4 5 6 7 8 9