無知でもいいさ
番田 

何にもない 「気持ち」で
「空っぽ」になった 毎日を
「探し回る」のなら
俺には 「見つけられない」

何ひとつ 「見つけられない」であろう
「影」だけが 流れていく
景色の 「内側」を
「概念」だけが 流れる

海の中で 「つぶやく」ように
魚を「見つめて」 追いかけることだろう
「水槽をたどり」 どこまでも
私は 名前を 「知る」ことだろう


自由詩 無知でもいいさ Copyright 番田  2010-06-07 01:56:06縦
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