いつかの日
番田 


時の中で 眠った
多くのものを 私は 見つめた気がしていた
今日もわからない だけど
理解させられた事実
ああ それは一体何なのか
時だけは流れていく
多くの 見るべき形が
私の 見ている 夢の中にある風景を通過した
それは 何なのか
東京はあまりにも悲しい
はるか遠くで憂うつのようなものを溜め込んでいる
どこに 行けば いい
そこで一体何をするべきなのか
風だけは非常に強すぎた
私の 思いの 内側を吹き抜けていく
渋谷の路地で 
いつもの 角の 女を買った
名前すらわからない楽しい映画を見た



自由詩 いつかの日 Copyright 番田  2011-10-09 02:36:38
notebook Home 戻る