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影響

少しだけの賞賛が
少しだけの満足が
少しだけの尊敬が
少しだけの裕福が

それが人生の全てだ

と気づくのに人生の大半を費やしてしまった。

少しばかりの賞賛と
少しば ....
あのときあいつはああ言った

あのときあの男はあたしを笑った

あのときあのひとは助けてくれなかった

あのときやつらは追い詰めた

あの言葉、あの態度、あの時あの時あの時あの時あの時 ....
あなたと私は大の親友だった。

ある日、あなたはこう言った。
「どっちの方が先に耳に穴を開けれるか勝負しよう。」
あいにく私の性格は負けず嫌いだった。
だからその日の夜に画鋲で右の耳を刺して、次の ....
君と同じように
あたため合ってるひとがいます
そのひとのことも君のことも大好きです
これからもずっと一緒にいようね

という恋文をもらって

しあわせになれるひとがいるなら
私は弟子に ....
場所はないのだろう
誰のいう言葉もない 帰る ここは
戦場だけ そのようだ

積み上げられた石が 遠く
あるのは 離れた 高くそびえている 
フランスでは教会を そうして石にして 人の
 ....
静かな湖を見ていると
不意に
あなたを突き落としたくなりました

アナタガ
チュキダカラ!
私の質の悪い悲しみを
ひとつかみ小鍋にぶちこんで
英雄気取りというスパイスひとふり
偽善者というスープを加え
一生懸命というだしを足して
永遠で煮ました

出来たものは
なんであれ極上 ....
まだあたしがあの山の焼け跡を
無邪気に紅葉だと思ってた頃

空はもっと広かったし
星はもっと光っていたし

あたしはもっと可愛かった

まだあたしがあの桜には
いつかきっとさくら ....
宇宙の本とか見ていると
詩だとしか思えない言葉があります
著者氏にはおそらく
これっぽちもそのつもりがなくても

Can you see it ?!
おまえたち見えてるかと
飛び込んでき ....
海の仕事に憧れる、
俺は初恋を望みます。






女子高生の、
紺のハイソックスの
それで隠しきれなかった
スカートの下

不思議な気持ちで
目線を上げて ....
私の勤めているキャバクラ店は明日おでんデーらしい

ボーイの寺田君と内緒でつきあってるレナさんが
おでん作んのダルイ、と
セッターの煙と一緒にはきだした瞬間
明日の昼に私服にノーメイクで ....
拝啓から敬具まで。
保険会社のプラットフォームは、
全人類の安全は保障できません。

殺すことが目的となった戦争を、
ボトル・オブ・ブリテンの前身は、
惨敗で糾弾する。

戦いの結果、 ....
{引用=

約束したのに
やっぱりあなたが
来ない日は、

  ばかな女でいることが、
  ひどくつらいから… 》》》》》
  さびしい秋色の街に
つよがって つくりわらいを
   ....
サイダーみたいに爽やかじゃなくて
もっとまどろっこしい
ラムネみたいな


あの記憶がラムネ瓶の中のビー玉だとすれば
今もまだ胸の中で栓をしているんだ。

『いい思い出だったね』
な ....
{引用=

黙ったまま
  静かにしていなさい
     それが、生きのびる{ルビこつ=骨}なら

誰もがそうしているのだと 信じてた
どこも見ようとせず
何も言わずにいたから、
 ....
{引用=

秋、なのですね

久しぶりにみる陽の
海峡の水の色は、
遊び心を誘った紺碧から
秘密をとりもどし/もどらされた ―◆■□
群青色ににぶく一変していました。

夏を泳いだ ....
{引用=

 こまかく

  こなごなに
くずされるのです 

 支払わなければならない 代償に
 大きく それをさしだせば、
 残ってやってくる 手にするコインの
 ざらつく 他 ....
絹のすれる音が、ひとひら

二枚、三枚と

声にならない音をたてて

深い闇に落ちていく


夕と夜の間に

音もなくまぎれこみ

ひとひら、ひとひら

落ちていく

 ....
 
 
不安な気持ちでたまらない、と
夜、入院している父から電話があったので
病院まで行く
今日はリハビリ頑張りすぎて疲れちゃったんだね
そう言って落ち着くまで父の頭を撫でる

その帰 ....
 
 
部屋にハンカチが落ちていた
ふとした拍子、の形のままに
それから
洗面所で好んでよくうがいをし
何本かの正確ではない平行線を引き
人が衰えていく様子を眺め
時に貧しい正義を振り ....
れんあいが
そねえに大切なものでありますか

れんあい、恋をしてないのは
ひにんげん的といいたいのでありますか






おれはきみとマウントスラントしてみたい ....
きみがぼくを迎え入れて、ただ
きみがぼくを
迎え入れて、ただきみが
ぼくを迎え入れて、
ただきみがぼくを迎え入れて、その

夜の
むこうでは、歳月

きみが迎えられてい ....
 


君のみどり色のところを
ぜんぶ
静かにしてしまおう

僕たちのゆびさきは
それはきれいな舵だ
このすこしの世界では
なくこどもと
あくたの色はもう見えない
ただ
朽ち ....
半世紀いきながらえた海猫の、オペラ調の鳴き声。
さっきまでベンチで泣き崩れていた詐欺師の男は、
両手じゃ抱え切れないほどの花束を手に、
明かりの灯る雑踏へと消えた。そして、
通り一本隔てた向こ ....
都志雄さんの自由詩おすすめリスト(414)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
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チキンレース- モコ自由詩109-10-17
マザー教- サトミカ自由詩309-10-16
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おまえたち見えてるか- 小池房枝自由詩7*09-10-14
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朽ち葉- 月乃助自由詩8*09-10-10
ラムネに贈る- 空都自由詩2*09-10-9
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ブランコ- たもつ自由詩3509-9-26
経過- たもつ自由詩809-9-24
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