すべてのおすすめ
もう何も見つめない
もう何も感じない
心を繭で包むように
サナギになった

サナギは
飛べやしない

だのに飛び立った君は
羽化もしていない羽で
無様に地面に叩きつけられ
死んだ ....
少し遅刻気味の進路

ミスを気が付いて自分を呪った

あの頃に戻りたいのはみんな同じ

いつの間にかに出来上がった

シークレットエンディングを

見るための条件は

どれも自 ....
美しい歌声が嘘を残して海に散る。
そんな憧憬をすぐに蹴散らす僕の耳。

悲しみの表面には君の笑顔が映らないように、
僕の涙の成分はすべて君への憎しみで出来ていて、
もう空に昇るのは雨の支配し ....
「永遠の純情セブンティーンでいたいです☆」
ってあの娘
汚れてるくせに
あの娘は私と一緒といた頃とは全く違う人間になっていた
私はあの娘がいけいけのセブンティーンだった頃に
わかりもしない哲 ....
王様ゲームで君に「好きだよ」と言う夢を見た
朝、目覚めて良かったと思う反面
続きも少し気になった
君はどうしようもなくて友達に抱きつき
僕は「やっちまったな」というしかめっ面の演技をしていたか ....
夏の乾いた心に結晶する
ホワイト・サイの六花
明け方 西の空に力強く
まだ月が見えたころのはなし

気持ちを繋ぐロープは
駅前の人、人、人で混線中
ひとまず心を落ち着けようと
スコッチ ....
期末試験の採点が済み 
ポストにコトンと
成績報告書を投函する

苦労してつけた成績は
大学の教務課に届き
機械的に処理される

名前の並んだお寒い紙に
SだのAだのBだのCだの
 ....
                   090807



工程表をチェックする
好きなように出来るのは今のうちだけだ
楽しんで書きましょう
趣味の雑誌の解説に目を走らせる
好きなように ....
あの娘がレズだった
あの娘の恋人は女の子だった

昨日の夜
私はレズの女の子たちが出てくる小説を書いてた
一昨日は音楽の才能がまるで無いバイの男の子と電話していた

私は可愛い女の子が好 ....
OLになったら
毎月cancam買って読みたい

OLになったら
毎週海外ドラマ借りて観たい

OLになったら
ドキドキ社内恋愛したい

OLになったら
ランチ買いに近くのカフェに ....
 目を刺すような光
 烈しい熱風
 体中が針で刺されたような鋭い痛み
 何が起こったのか分からない

 さっきまでのいつもの日常が生活が人生が
 まったく変わり果てていた

 焼け果て ....
混淆する 人の 言葉 詩みたいなもの
不思議ね 書くことがとてもむずかしい
滴るような感情や 季節感や 絶望 夢
恋愛や 苦悩の湧出は もういらないの

自分以外の誰かが すでに 同じ言葉で ....
リビングでうつむせに戦死をしてると
からんからんとガラスと氷が遊ぶ音がする
目線だけあげて見れば
薬味と素麺とめんつゆをお盆に乗せた母親が微笑んでくれていた


という夢をみた


 ....
ラグビーボール状の大地から すっくと佇む
月並みの強い風でも来れば吹き飛んでしまうとひとはいう
深夜の人気のない通り タクシーのライトが意識に撥ねる
歩き出してすぐさま 無心への欲求が増していく ....
 
 
 
【さよなら人間】



 君が死んだ七日目の朝、ようやく雨は上がり

 まだ空はどんよりと湿っぽくて

 心が憂鬱なままだと知った。

 人が人の為に生きているの ....
電車でごじかんかかります
乗り換えはよんかいです

あんまり遠くに
いるもんだから
こっそりたくさん
泣きました

あんまりなんにも
わからないから
何度も途方に暮れました
嘘は ....
その浅黒い皮膚に噛み付いたら
あぶった海苔みたいにぱりぱりと
香ばしい音がすると思う



千切れそうにもない入道雲だって
記憶よりも向こう側のヒトコマで
物干し竿にぶら下が ....
毎日
夕暮れ時になると
必ずスーパーマーケットへ行ってしまう
何か買うべきものがあるように思うのだ
冷蔵庫の中には
肉も野菜もそろっているのに
心の片隅がすうすうして
それを埋めるものを ....
生まれた家の前 
坂の途中に
おそろしく大きな石の門が
その中に白い木造洋館

年老いた医者のいる医院で
診察室の窓枠は
白塗り木の窓枠
窓の外には枇杷の木が…
枇杷の葉が風に揺れて ....
誰かの理不尽な言動に
いちいち傷付いて振り回されたり
自分の無神経な言動で
誰かを傷付けたり
誰かに軽蔑されたり

人間に生まれた事が
損だったと思うのはそんな時

言葉いらない
 ....
藍の闇、琥珀の星。
三日月の船が西に寄る頃、太陽の塔の石階段を陽の守人がゆっくりと上り始める。

金の弓を手に、まるで世界を起こしてしまわないよう気づかうように、
一歩ずつ、音をたてずにゆっく ....
無駄だった
彼の美貌は完全に無駄だった
それは彼自身をも苦しめていた
それなのに彼は踊り続けてた

太陽の光
噴水
日曜の朝
あの娘からのメール
コンバースの靴
青い芝生
子供た ....
起きてすぐに布団の中で
体の上に重み 体の下に重み
一瞬を出来るだけ長く引き伸ばして
耳を澄ます朝 君を探す朝

引力がそのまま町を
地面に張りつけているなら
それはgravityなどと ....
ぼくの限界はどこだ
地平線を越えれば今のぼくが消えてしまうから多分その領域のこと
見失うこと、その打破のためにテカガミを
ぼくの目線は曲げられる!

アメンボが空を跳ぶ
おなかをすかしたネ ....
冴え冴えと月 秒針よりも鋭く
心まっすぐに 君へと向かう

新しいコート 最初にね
見せたかったんだけど
袖を詰めに君は
風の中に僕を置いていくよ
風が強い 誰もいない
いや 誰かがい ....
最悪サイポーグにでもならないと

いけないらしいと医者にいわれたよ

偶然見付けた悪口でもうお腹が一杯だ

お金をいれてガチャポンを回してみたけど

出てきたカプセルには新しい

 ....
やわらかすぎる窓辺で
まだ未来を知らない
不安を覚えるよりも
呼吸するのに忙しいと

しなやかで軽い繊維
気持ちばかりが走る夜
時間と季節を一足飛び
白いスニーカーに風

戻れるな ....
花の後から雨が降る。
雨の中から花が咲く。
その後煙る雨が降る。

花に嵐の喩えでないが
さよならだけで死ぬものか。
さよならの後雨が降る。

いつまでたっても雨が降る。
梅 ....
夏の

匂い

蚊取り線香の匂い

湿っぽい冷房の匂い

熱くなりすぎた樹脂の匂い

アスファルトに大粒の雨

三回以上したあとの女の匂い

虫たちの

みどりの影
 ....
空で迎える最初の誕生日に
どんな言葉を送ろうか


どういうわけかわたしの周りには
夏が好きな人が多くて
きみもその中の一人で
暑いのが苦手なわたしには
何度夏の良さを説かれても
賛 ....
withinさんの自由詩おすすめリスト(1497)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
永遠のサナギ- 浅井実花自由詩109-8-8
グッバイグッバイグッバイ- こめ自由詩2009-8-8
海嘯- ジャイコ自由詩2*09-8-7
Personality_Crisis- ゆりあ自由詩3*09-8-7
頬をつねって半笑い- 中原 那 ...自由詩2*09-8-7
パーペンディキュラ- 瀬崎 虎 ...自由詩3*09-8-7
SだのAだのBだのCだのFだの- 瀬崎 虎 ...自由詩4*09-8-7
工程表- あおば自由詩9*09-8-7
あの娘がレズだった- ゆりあ自由詩409-8-6
OLになりたい- ゆりあ自由詩3*09-8-6
B29- 山崎 風 ...自由詩709-8-6
最後の一行は_空けておくわ- 瀬崎 虎 ...自由詩2*09-8-6
夏バテ- ゆるこ自由詩809-8-6
インソムニア- 熊野とろ ...自由詩3*09-8-6
さよなら人間- 綾瀬たか ...自由詩109-8-6
距離- はちはち ...自由詩13*09-8-6
夏は香ばしく- あ。自由詩6*09-8-5
スーパーへ行く人- 吉田ぐん ...自由詩2409-8-5
びわの木- ……とあ ...自由詩15*09-8-5
機械になりたい- 三原千尋自由詩409-8-5
太陽の塔- 瑠王自由詩7*09-8-5
光を打って- ゆりあ自由詩1*09-8-4
ニュートン・ニュートン- 瀬崎 虎 ...自由詩3*09-8-4
足音はどこだ- さわ田マ ...自由詩209-8-4
サテライト- 瀬崎 虎 ...自由詩409-8-3
最悪サイポーグ- こめ自由詩1209-8-3
それでも僕は- 瀬崎 虎 ...自由詩409-8-2
雨はふるふる- ……とあ ...自由詩10*09-8-2
夏の- 吉岡ペペ ...自由詩1009-8-2
夏空に溶けたきみへ- あ。自由詩16*09-8-2

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