室外機、の
吐き出す蒸気
粘っこい舌で
べろりとやられる
そんなウンザリに
似てる
八月の終わりのこと
ブッとんだヴァイブが欲しくて
歓迎されない扉をくぐる ....
ベッドに、青い月光がさし、
はじめて来た女の子をキャンセルし、
しみじみ、
厄年は恐ろしいと、打ちのめされる。
とうとう、
ぼくも、性病持ちだ。
おちんちんになんかの消毒液 ....
100824
方違えが面倒なので
裏口から出て
裏道を通り
表門を閉めて居る振りをしていたら
ケータイが鳴ってすぐに切れる
....
ぼくは遠い火になりたかった
ビルのかげや
山のむこうで
ちらちらと
ときおり
消えたみたいに見える
ながくながく燃える遠い火に
....
ゲストで15分枠のところを4分朗読をし
交渉したとおりの交通費をトイレの脇で受け取り
詩は、短ければ短いほどいいと思うのだ
家族の待つ家に帰る気になれず
かといって笑笑で
あの何行目はどうだ ....
百年目の風船が飛んでゆく
百年目の風船は一つではない
それぞれには手紙と花の種が結わえられ
それからヘリウムと
教会の創立百周年なので
天への思いが詰まっている
風船は一つだけでは ....
……とある蛙氏が、詩の現状と難解ということについて「私論・詩論・試論」という文章で議論している。
ぼくはこの文章の存在を知らず、きのう初めて読んだのだが、それについて思うこともあるから感想文としてこ ....
脳軟化症の徳三爺さんは
丸めた古新聞で家のTVを叩く
偉そうな人が映る度に
ウーウー言いながら
丸めた古新聞でTVを叩く
以前は政党とか見分けをつけて叩いていたのだが
近頃はマイクの束や街 ....
「はたらくくるま」という歌があるが
確かに働いているのは人だけじゃない
通勤電車とは通勤する電車のことだ
いつも重たい荷物を背負って走って
お疲れ様
寝静まった夜の住宅街で ....
自宅で月収1000万円
副業で月収1000万円
自宅にいながら月収1000万円を稼ぐ方法とは?
そんな甘言に誘われてバナー広告をクリック
幼女の乳首を摘まむ感覚でやさしくクリック
自宅にいな ....
――――ヨルノさんと詩を巡る旅
あ どもども こんにちワンワン
えっと 先日の日曜 大阪の万博記念公園という所に初めて行って来ました 知的障害者のガイドヘル ....
{画像=100518032154.jpg}
幽霊坂という名前の坂は、東京都内にいくつも点在、
していて、神田淡路町、目白台、三田、田端など、に
ある。これらの幽霊坂は昼なお薄暗く幽霊でも、出 ....
ゆだんをしていると
ついらくなほうへ
ついらくのほうへ
ゆだんをしていると
つらいくのほうへ
ついらくのほうへ
ゆだんをしていると
つくろいのほうへ
ついらくのほうへ
ゆ ....
私はアイウエオ
愛飢男と書いてアイウエオ
願わくば
愛植男と書いてアイウエオになりたい 脱皮したい
アイウエオ それは母なる音
だから母性があるはずだ
今、愛に飢えていることに ....
ちから
ちから
あかくながれる
ちから
ちから
みわたすかぎりの
ちから
ちから
まぐまがもえる
ちかから
ちから
わたしのははと
ちちから
ちから
ぜ ....
鈍い目眩とともに
やって来る歪な影
暗い夜明けのように
淀んだ白夜のように
めくれた上皮みたいな気分が
敷布の中から身体を捕らえて
煮物が駄目になるときのような ....
{引用=――昔の旅を思い出して}
海沿いの
裏の国をさまよっていた
背後に山が迫る狭い平地で
当然のように道に迷った
時はゆっくりと勾配し
私に追いつきつつあった
いくつかの ....
初出:2000年「詩人専用シナプス」
ヒマな時によく、詩のサイト巡りをする。ちょっと前まではwebringの営業のために、投稿コーナーのあるサイトを見て回ってた。Googleという検索サイ ....
玩具屋から
長兄が竹と網を買ってきた
二本の竹を十文字に交差させる
曲がりにくいところは
ロウソクの火であぶって
柔らかくして
十字の結び目を針金で固く縛る
網を竹の先端の四隅で止めて
....
わかったことの一つは、わからない、ということだ。
そんな気持ちはわからない。
わからないままにしておいてはいけないと、ずいぶん悩んだものだが
今は開き直っている。
わからないまま、そんな考えもあってい ....
夜な夜な嫁に空気をいれて
一方的に愛をささやき
日の出と共に洗って丸める
むなしくないかと言われるけれど
別にむなしいことはない
俺は嫁を愛しているから
なんとなく書きたくなったので。ざくっと。軽く。軽く書いたら怒る人は怒りそうだけど。今回は怒られるの覚悟で。ホームレスのことで思い出すこといろいろ。
※
とりあえず、正直なところ、こんな程度 ....
今日はワカサギが良く売れる
いつもは店の奥まったところに並べているだけなのに
学生も社会人風の人もノートや鉛筆には目もくれない
いっしょに良い匂いのする消しゴムや
綺麗な色の蛍光ペ ....
バスの中で後ろに座った関西弁の男を
持っていた画材の入った袋で何度も殴る夢を見た
小さな声で歌っていた鼻歌が五月蝿いと言うから
黒い画材の入った袋で殴ったり喉元を突いたりした
俺は滅多にバスに ....
仲 仲治さんに「鵜飼千代子さんのコメントを読んで」でご指名いただき、恐縮至極ではございますが、こちらに書かせていただく運びとなりました。文書リストのタイトルに自分のフルネームが出ているのを見た時は吹 ....
某東京都の条例に関して、簡単な覚書を。
細密な批評ではないです。
○
まず思うのは、石原に「エロいのは不謹慎」なんて言われたくないわな、ってこと。
じゃぁご自身の小説はどうなんだろう、 ....
ヒトはなんである種のコトについて、自分で失敗するまで学ばないのであろ
うか。他人の失敗は笑うクセに。
大した事ではない。蛇口のことである。
小学校の頃。今は亡き親父が、風呂釜のガス管を ....
批評祭の貝吹明さんというひとの投稿文がおもしろかったのですが、
http://po-m.com/forum/showdoc.php?did=201246 【批評祭参加作品】思うこと〈2〉
http ....
夜道に伸びているのは
棒っきれの姿で立ち尽くす
私自身の、影でした。
深夜の川のせせらぎだけが
無心のうたを囁きながら
何処か見知らぬ明日の方へ
流れてゆくのでした
....
奇数行 奥主 榮
偶数行 鵜飼千代子
草むらにもぐりこみ
地平線がゆるむころ
息をひそめた虫たちは
オパールの海が{ルビ有明方=ありあけが ....
北村 守通さんのおすすめリスト
(954)
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だけど、そういうことって
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ホロウ・ ...
自由詩
4*
10-8-30
尿道の痛み、月の光
-
はだいろ
自由詩
2+
10-8-25
予定通りに行くと
-
あおば
自由詩
6*
10-8-25
ぼくは遠い火になりたかった
-
ホロウ・ ...
自由詩
6*
10-8-18
朗読会の後にセックスをする
-
馬野ミキ
自由詩
12
10-8-18
百年目の風船
-
N.K.
自由詩
3*
10-7-2
詩の行くえ
-
非在の虹
散文(批評 ...
4
10-6-16
映らないんデス
-
大村 浩 ...
自由詩
8*
10-5-28
はたらくものたち
-
新守山ダ ...
自由詩
2
10-5-20
自宅で月収1000万円
-
セガール ...
自由詩
2
10-5-19
ヨルノさんと詩を語る_掲示板へ_to_go!!__になる予定 ...
-
ヨルノテ ...
散文(批評 ...
5+
10-5-19
幽霊坂
-
岡部淳太 ...
自由詩
8
10-5-18
ついらく
-
紀ノ川つ ...
自由詩
1*
10-5-17
アイウエオ
-
新守山ダ ...
自由詩
3
10-5-9
ちから
-
紀ノ川つ ...
自由詩
3*
10-5-6
明方、その暗がりに
-
ホロウ・ ...
自由詩
3*
10-5-6
ありえない場所
-
岡部淳太 ...
自由詩
4
10-5-6
詩歴について。
-
いとう
散文(批評 ...
32*
10-4-20
四つ手網
-
殿岡秀秋
自由詩
4
10-4-14
わかることわからないこと(2)
-
クローバ ...
散文(批評 ...
4+*
10-4-13
空気嫁
-
セガール ...
自由詩
2
10-4-12
ホームレス状態の人のこととか
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真島正人
散文(批評 ...
8+*
10-4-9
文具店
-
たもつ
自由詩
7
10-4-3
バスの中で男を殴る夢を見た
-
虹村 凌
自由詩
4
10-3-22
「かなしさはかなしみのなかにあるのではなくよろこびのなかにあ ...
-
鵜飼千代 ...
散文(批評 ...
4+*
10-3-17
非実在青少年なんたら
-
真島正人
散文(批評 ...
20+*
10-3-17
どどどどどど
-
大村 浩 ...
散文(批評 ...
9*
10-3-12
貝吹明さんの『【批評祭参加作品】思うこと』を読んで、いまさら ...
-
ツ
散文(批評 ...
4+*
10-3-8
月夜の道_
-
服部 剛
自由詩
6*
10-2-16
交錯詩「朝」奥主_榮__鵜飼千代子
-
鵜飼千代 ...
自由詩
9*
10-2-5
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