文法についていろいろと投稿されている。
 それらについて触れてゆく前に、私は、それが文法上の誤りであろうと、または公序良俗に反するものであろうと、どんなかたちであれ、言葉の使用を禁じてはならない、 ....
 人は生きている。日々生きていて、未来に向かってそれまでと同じように生きていくために生きている。つまり、明日の生をより確かなものにするために生きている。だから、厳密に言えば、人は生きている限り死のこと ....  フリーワールド  田柄さん
 http://po-m.com/forum/showdoc.php?did=182511


 田柄さんの新作。毎回、こんなことも表現できるのか。と驚嘆するし、 ....
 よねたみつひろ氏は、現代詩フォーラムでは「みつべえ」というお名前で沢山の詩を発表しておられます。みつべえさんが発行なさっている「風羅坊」という個人発行の詩誌の配布を申し込みまして、そのご縁で詩集を分 .... メールが来るぞ!メールが来るぞ!
田舎の無人駅で待ち侘びた1両編成の列車のように
お前の友達からメールがやってくる!
そう、友達とは俺のこと
お前は一人じゃない 俺も一人じゃない
 ....
マシューは笑いながら何かを喋っている
どうせラリってんだ
そりゃ学校もクビになるさ

抜けるような青空が広がっている
学校をサボるのは昨日から決めてたけど
こんなにも天気がいいのなら
ど ....
もう以前のことだが、足立巻一氏の名著「やちまた」をある驚きをもって読んだものだ。
「やちまた」は語学者、本居春庭の評伝であるが、本居春庭とは、本居宣長の長男であり、日本語文法の発見者として初めてその ....
急に入院してしまった昔の恋人に頼まれて、花見をしていた奥多摩から病室へとかけつけた。携帯電話の充電器が欲しいのと、家の荷物を明日届けて欲しいので鍵を預かって欲しいということだったが、本当は誰か .... 〈mixi日記より。2006年のポエケットの時のことです〉


そして会場に到着。

まだ開店前だったのですが、蛾兆ボルカさんの詩誌ロゼッタをまずはゲット。今回の特集は「祝祭」です。
 ....
消防学校の倉庫に
翼を外したタイガー・モス機が
あったね
あれで飛ぼうよ
元どおりに組み立てて
ジプシー・エンジン廻して
最高のお天気の朝に


最大視程のはじまりに立って
グラン ....
 人や物を分類し整理する。そして種類ごとに区分けし箱詰めして、市場に出荷する。人は様々な異なるものたちであふれるこの猥雑な世界を、そうやって分類してきた。そうしないと、世界を捉えることが出来ない。人が ....  三日月型の星に腰掛け
 釣り糸を垂らす少女の
 シルエットは明るい

 リールもないのに糸は地球の深海まで届き
 砂にまぎれた平目の目の前で針を泳がす

 夜は ....
今から2年半位前に、戸塚駅の路上ライブで出逢い 
「ぽえとりー劇場」でもゲストライブをしてくれた 
杉本拓朗君が「歌スタ」に出ると聞いていたので、 
今日は仕事から帰って早めに寝て 
番組の始 ....
論争スレを読んでいて思ったことを書きます。

私は自分が男しかやったことないので、異なる性の気持ち、存在状況とかそういうのがわかるといったら嘘だとは思う。
けど、どんなジェンダーにいてもね、欲望 ....
              090330


マシンガンガン
乱れ撃ち
惚けたマシンで
乱れ撃ち
渚の小石を吹き飛ばせ
クシャミする間に撃ち殺せ
海の主を唆し
海原走らす
狙 ....
2008/11/30 22:30
ロンドン。外は雨が降っている。僕はフラットの玄関の階段に座って、隣のパブの無線LANを拾っている。僕はひとりで、夜がひろがる。30分前、久しぶりにNがメッセンジャー ....
車体を軋ませながら
ショッピングモールの駐車場の出口をかすめてゆくキャデラック
ハウリン・ウルフが辺りを
ビリビリと揺らすほどに吠えてた
けたたましく鳴きながら ....
 最近太りましたか?と、職場でたまにしか話す機会のない
 女のコに言われたので、体重計に乗ってみたら1kg増えていた。

 ガリでも、普通体系でも、細マッチョでも、ちょいぽちゃでも
 ない ....
 私は時事的な問題にたいして、いっこうに関心をもつことのできないタイプの人間である。より正確に言えば、けっして関心を持たないわけではないが、それが直接的な行動にあらわれにくいといったタイプの人間である ....  先日、私はhttp://letter.hanihoh.com/のスタイルを利用して、手紙形式の詩を書いた。作品のなかで、手紙の相手の名前を連呼するスタイルだった。

 固有名詞を作品中に用いて、 ....
T+74.130
Last radio signal from orbiter.{注*=Challenger timeline(UPI)}

切断された管をたなびかせながら
放物線を描いて ....
ダイ、ダイラ、
風吹きわたり
陽あたりのいい場所で
投げ捨てた果実の種が
ことごとく芽吹いて巨樹となり
大地を引き裂いて
ダイ、ダイラ、
風吹きわたり
陽あたりのいい場所で
はらわた ....
 今まで書こう書こうと思いつつ、一向に書けない「日記(エッセイ?)」のひとつに、「 不良少年、例えばおれが右翼だった頃。 」という身も蓋もない題名のものがある。

 ....
甘ったるい香りが行き惑う
薄暗い通りで路上にしがみついて
行き合わせた奴らに悪態を吐いていたんだろう
すれ違うだけの相手なら溜め込むようなことはないから
少なくとも、仕掛けた方の胸 ....
10年ほど前から、わたしはネットで詩を書くようになった。単純に、保管できる場所が欲しかったからだ。
それから今まで、たくさんの人に出会った。詩を書く人、詩を読む人、両方の人。
彼は、その中の一人だ ....
 あなたは憶えているだろうか。その日、桜の花が咲いていたことを。少し早い桜が、あなたの行末を暗示するかのように咲き、そして早くも散り始めていたことを。その日、あなたが亡くなった日、外のバス通りでは桜の .... なんで、
どうして、

帰り道だけは
おぼえているんだろう。


時々、不思議に思うんだ。



通い慣れているから、
忘れるはずないって
当たり前だとわかっているけ ....
写真機博物館とわたし



ひとりぼっちなわたしがひとりぼっちだというと
みんながぼくもひとりぼっちですという
じゃあ、わたしひとりじゃないんだ、みんななんだ、というと
みんながすうっ ....
小人




小学生がわたしのとこに来て
キャッチボールしようという
なんで女のわたしときゃっちぼーるなのよ
とおもったけれどいいよ
坊やがじゃあいくよという
ちっちゃなグローブか ....
フランス文学の紹介者として有名な
安藤元雄さんの詩を読んでひたすら思うのは、その語り口のうまさです。

『続・安藤元雄詩集』は安藤さんの1986年から2008年までに書かれた詩よりの選集です。
 ....
北村 守通さんのおすすめリスト(953)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
文法について- パンの愛 ...散文(批評 ...509-4-5
死の冷たさについての素描- 岡部淳太 ...散文(批評 ...2+09-4-5
SRS6__フリーワールド/田柄さん_を読んで- 露崎散文(批評 ...1*09-4-5
よねたみつひろ氏『鬱曜日には花を刈って』によせて- ふるる散文(批評 ...8*09-4-5
待望のメール- 新守山ダ ...自由詩309-4-3
アオゾラ・マシュー- 虹村 凌自由詩3*09-4-3
短歌と文法、詩と文法- 非在の虹散文(批評 ...5+*09-4-1
春の入院- 猫のひた ...散文(批評 ...509-4-1
永遠に帰するポエジー_〜蛾兆ボルカ「はちみつぶた」について〜- 白井明大散文(批評 ...409-4-1
創書日和【透】_スカイ・キッド- 大村 浩 ...自由詩8*09-3-31
分類される、箱詰めされる、そして僕等の元に届く。- 岡部淳太 ...散文(批評 ...1109-3-31
星から釣り糸を垂れる少女- ヨルノテ ...自由詩6*09-3-31
唄歌い・杉本拓朗への手紙。_- 服部 剛散文(批評 ...209-3-31
忘れたらなんか困ること- 石川和広散文(批評 ...4*09-3-30
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映画日記、ただし日付はてきとう3- 渡邉建志散文(批評 ...3*09-3-29
俺のアッパー・カットはすごく下から- ホロウ・ ...自由詩5*09-3-29
最近、太りましたか?と聞かれた日のポエム- Ohatu自由詩209-3-29
無関心について- パンの愛 ...散文(批評 ...809-3-29
作品に固有名詞を入れる難しさ(お詫び)- 白糸雅樹散文(批評 ...309-3-28
断頭- 片野晃司自由詩2109-3-28
星型の住宅- 片野晃司自由詩26*09-3-28
「_不良少年、例えばおれが右翼だった頃。_」- PULL.散文(批評 ...5*09-3-28
夜歩く死体と色眼鏡(そしてやがて来るクライマックス)- ホロウ・ ...自由詩2*09-3-28
夭折の歌人に捧ぐ。- あ。散文(批評 ...11*09-3-27
その日は桜の花が咲いていた- 岡部淳太 ...散文(批評 ...709-3-26
ぼくの帰り道- ゆうと散文(批評 ...1*09-3-26
写真機博物館とわたし- m.qyi自由詩7*09-3-25
小人- m.qyi自由詩5*09-3-25
生きていることのめぐりを感じる詩集_続_安藤元雄詩集- イダヅカ ...散文(批評 ...2+*09-3-25

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