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おそらく灰色の 町外れの停留場は
傘の上のダンスの 懐かしい音がするので
目玉の星が キラキラ光ってしまう

セルロイドは酸性雨に弱く
ネジ式の動力で
スキップをしながら溶けそうにしてい ....
かつて国鉄全路線に乗った
作家の宮脇俊三さんはこう書いた
「何かと不満の多い人間は
一度夕張線に乗るとよいと思う
いくらかおとなしくなるに違いない」
文句のある奴は夕張へ来い
文句のある奴 ....
ブルーのタイツの傷跡に
流星のようなひかりが宿る
夢に見た女の子のうなじに触れる
超新星爆発、
その スカートのなか見せてよ


まつげに触れると空気が震え
清潔すぎる白いブラウスもゆ ....
自分よ きみ 恋にへこたれるな
こころざわめく思い もう すぐにでも遠くに行ってしまいそう
好きだってことさえも言えぬまま
旅立つことを見送るの?
そのまま失うことに慣れていくの?
 ....
白いペプシ飲みごっくりな君の売れしそうな泣き顔
ヤフオクで1000万円!!!!!!
買いたい
飼いたい
飼われたい
次の日、君と黄色いカシスオレンジ飲んでたら、かわいらしいゴキブリあらわる
 ....
桜と梅が いっしょに咲いた
ばあちゃんが桜を見て
うめざくら
なんていったので
思わずぷっと吹き出した
笑ったあとで悲しくなった

あなたにも
いつか
桜も梅も
スイセンもヒヤシン ....
夜は僕の肌をなめまわし
僕の知らない僕のこころと密会する


君は君の手垢をつけ
僕は僕の手垢を付けていく
君と僕の手垢が重なることはない
見つめあうことのないふたり


洗剤は合 ....
ソメイヨシノが いっせいに咲かなくなる
春が やってきてしまった

陽炎の丘を歩く少女  青空色のブラウス


液晶の中を舞うハイビジョンの花びらが
ひらひらと ひらひらと
 ....
創書日和「月」 往還


月に巨大な鏡を置いて望遠鏡で覗いてみた
レンズの視界のなかで望遠鏡を覗きながら手をふるのは
自分がするよりも少し遅れて手をふる
2.56秒前の私
無数の少しずつ ....
風になり、花になり
ずっとそばで―――

今日は街に雪が積もって
めったにないことだとニュースでも騒いでいました
わたしはそのことが少しばかり怖くて
あなたの手を握ったのです
やわらかく ....
 いつかのふゆのはじまりの日
 一人 漂うような面持ちの彼女は
 白く塗られた、どこでもない場所に立ち
 満月の空が落ちるのを、待っていた。
      (雪が、
      (降っていたか ....
あたたかな
あたたかな皮膚を
思う


なんだか涙がこぼれてくる

いのち
ってものを
意識にうつす

ゆっくりと、
ゆっくりと、

つぶやくような

そんな言葉で
 ....
幾度も、なんども
夢から覚めると右手にアクセルの感覚と
四天王寺から日本橋へ車線変更
遠く、象の鳴き声を聞くのです
松屋町筋へ曲がるという
思い出のような物語はいりません
ビル風に吹かれて ....
わたしの
I love you
には
こころがこもってないよ
だから
コーヒーを
トーストにもしちゃう

りんごのパンが焼きたいとか
イーストフードから金属を抜いて
銀のスプンを接 ....
可哀(カワイ)い、レンズ。


円筒の、真下、砂粒の上で微生物をあやす。

むすんでひらいて其の空は、押し潰された甲虫に似ていた。(私は多分に嫌悪しています)

網膜なんて外れていても、 ....
土曜の夜、繁華街と呼ばれる町を僕は一人歩く。

ネオンが眩しいその町には欲望が渦巻く。
その欲望を避けるように、下を向き僕は歩き続ける。

その先に何があるのか?
僕は知っている。

 ....
漆黒の闇の中で
何処までも願うの
此処にまだ、この体、あるように

真っ白な雲抜けて
気まぐれな嵐に遭遇
祈りじゃなくていい、
此処にまだ、この心、あるように

水面を走り抜ける ....
私の知らないトコロで


また一つ傷が増える。



私は傷つかないまま

誰かの傷がまた増える。


それは私がつけた傷。

無意識のうちにつけた傷。

私がそれに気 ....
ある日森にお散歩に行きました。
アリ塚がありました。
大きい塚でした。
赤い毒キノコがありました。

木苺を食べました。
種が沢山ありました。
道に迷いました。
しかし方向感覚の良さで ....
空が白んできたら、無数の糸がぼくをからめて
息苦しいくらいに涙を流させるんだ。

いつか、病室でママが言ってた。
「あなたは、恋人にあげた甘い蜜のかけらなの」

甘い、甘い、あまい  めま ....
怒っている人が怒っていない人に怒っている。
自分では理論的に言っているつもりが、本末転倒支離滅裂。
目からは理性が失われ、口は尖り、顔は紅潮し
鼻の穴は広がっている。

変な顔



 ....
柵の向こう側で綺麗に横たわっていてよ
低速の音
よぎり始めて、永く続いて、
何事もなかったように
始まってもいなかったみたいな

気が狂ったような風の中では
見えるもの全部が ....
いつものように 車に乗り込み アナタを見る
横顔。
そう アナタはいつも 横顔。
時折 コチラを見て 目を見て話をしてくれるけど
主に 横顔。

嫌いじゃないよ?
だって 凛々しいもの
 ....
指は
君の小さな生き物だった

どこか
遠い異国の調べみたいに

時おり
弾むように歌ってた


君が僕の指を食む
君が
少し子供にかえる


遠いね、
   
とだ ....
犯した過ち数知れず

されど今更如何にもならぬ

二度と過ち繰り返すまい

幾度と自戒し

新しき日々を積み重ぬ
ねぇ、なんで生きていなきゃいけないの??

─それはね、君という人 が、この世に必要だか らだよ。


でもさ、人はいっぱいいるよ??
僕1人消えたって、他にいっぱい人いるじゃん
…僕、 ....
わたくしは
懐古主義者なので
懐中時計を買った
てのひらに
すっぽり収まる大きさで
二時の後に
六時になったりする
マイペースな銀鼠色の
愛いやつである

『浪漫主義』を
『ろま ....
「私のこと好き?」
   
「別に…嫌いじゃない」

照れ屋な俺の精一杯の愛の言葉

お前に優しく伝わってくれればいいんだけど
ねぇ、先生?
2週間頑張ったらご褒美をちょうだい

なにも大そうなモノじゃなくていいの

危ない!ってアタシの腕を掴んだ時
気付いたでしょ?

ちゃんと掴んでてくれなくちゃ
アタシ消 ....
誰かが どこかで
どこかの画面越しに見てくれて、いる

時として
リアルに 勝る
もの
瀬田行生さんの自由詩おすすめリスト(532)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
雨宿り- 西日 茜自由詩18*08-5-31
夕張aika- 大村 浩 ...自由詩22*08-5-26
スーパーノヴァ- アヅサ自由詩7*08-5-25
『自分よ』- 座一自由詩908-5-22
白いペプシ飲みごっくりな君の売れしそうな泣き顔- うおくき ...自由詩4*08-5-22
悲春- 池中茉莉 ...自由詩5*08-4-22
ノート- 乱太郎自由詩32*08-4-13
ソメイヨシノが咲かなくなる春- 北大路京 ...自由詩21*08-4-8
創書日和「月」_往還- 大村 浩 ...自由詩11*08-3-1
さくら色の手紙- Rin.自由詩21*08-2-10
「ライン」- 灯和自由詩7*08-1-24
うつろ- わら自由詩14*08-1-4
RZ250、時刻は夜明けの2時間前- たりぽん ...自由詩7*07-12-9
ジャムとりんごの関係ないよ- 友里納自由詩207-11-27
背中- ICE自由詩107-11-27
その先に- クロイソ ...自由詩107-11-26
此処にまだ、- りぃ自由詩107-11-19
マル- 三奈自由詩5*07-11-19
月光- ペポパン ...自由詩7*07-11-19
ホスピス- 比口自由詩3*07-11-12
【かわいそうな人】- つむじま ...自由詩2*07-11-12
「風の中」- 菊尾自由詩1*07-11-12
恋か愛か、それとも別の。- 自由詩2*07-11-12
- umineko自由詩27*07-10-12
- ライチ自由詩5*07-9-28
ねぇっ!!- amor自由詩107-9-28
浪漫通り- 亜樹自由詩307-9-28
俺の愛の言葉- fuji自由詩407-9-27
ご褒美- ライチ自由詩5*07-9-25
ここに、いる- 長谷川智 ...自由詩4*07-9-25

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