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最近、体が重くなった
癖がひとつ増えたから




街中では
がちゃがちゃと
大人たちが
癖を重たそうに
引きずりながら
歩いている


誕生日にひとつ
プレゼントされる ....
               081226




1939年製の並四ラジオをレストアし
ケータイ化も出来たので
朗読イベントの小道具に試用した
お客様は好意的で
耳を澄まして聴いて ....
眠れない夜がしんどくて
噂の狂犬をしばく事にしました
みんなで力を合わせて

平和に飼い慣らされた 僕達は
戦う前から負け犬でした

死にぞこないの狂犬は言いました
「逃げろ!」

 ....
冬の匂いがする
そんな日は
ひとり
あの日の曇り空を思い出す

車のクラクションが
現実を連れてきたら
どうしようもなくて
心が泣く

ねえねえ
ねぇ…


街角に立っ ....
忘れていって
生まれてまた
呼吸を覚える

雪にのまれて海を探す
枯れた花が埋められたら
そこからはもう逃げ出すしかない
白の中をゆっくりと
その中から生える手に足をとられても
白の ....
少女の夢は蜂蜜のように甘ったるい

乙女の夢は生クリームのようにとろける

女学生の夢はチョコのようにほろ苦い

大人になった私の夢は

鍋にこびり付いたジャムでしかなかった
大きな水槽の中に入ってしまったのは、
久しぶりだった。


そこは、ゆらゆらうごめいていて、
別々の世界が水素と酸素を融合させている。


やさしみの泡は、その中をぷくぷくと
漂って ....
私がまだサンタクロースを信じていた頃
父方の祖母と同居していて
私たち兄弟の面倒をみてくれていた
今にして思えば幼さ故とは言え
彼女には随分と理不尽ことしでかしたものだと悔いる

それなり ....
雨が降る

洗い流して
街を、私を

傘は捨てたよ
子供の頃のように
ずぶ濡れになって
雨を楽しんで帰るから

だから、空よ

It cries more and.

 ....
毎日 自分が最低な人間だって確認するためにパチンコにいく
何かにすがるような思いでバックに詩集を入れて持ち歩く
喫茶店の前で立ち止まるけど中には入れない

友達がひとり去って 
またひとり去 ....
甘い嘘は
かすかに苦味を含んでいて
残酷な現実を連れてくる
優しさのつもりで吐いた嘘で
崩れていく 守りたかったもの
すべてを背負うことが出来ないと
分かっていたのだから
崩壊していく有 ....
そして去年
飯島愛の上にも雪が降り

今年
小菅刑務所にも雪は積もり

来年も再来年も
ブロック塀のうえで裸足をぶらぶらしてるみなし子の上に
毛布の無い家の壊れた屋根に
 ....
東京近郊の街のクリスマスには雪が似合わなくて

サンタクロースの正体がこの僕だと
子供たちは知ってしまったけれど
それでもプレゼントはうれしいもので
僕のことをパパサンタさんとか呼びながら
 ....
幼き者 か弱き者たちよ
休む前に ここに集まり
静かに頭をたれ 心の重荷を降ろしなさい
今日一日 多くの出来事にあい
喜びや悲しみ 希望や不安に
心おののいたことでしょう


今日一日 ....
おんなの子はクリスマスに弱い
街じゅうのカッポルが幸せと思いこむ
じぶん一人だけ不幸に見える
そーゆー日

もしキミに気になる女子がいるなら
 「ラーメン食べに行こうか」でも
 「コンビ ....
大好きな気持ち
今も変わりないのに
時経るごとに
ほつれてく
二人の糸

言い訳 今日も重ねては
君を傷つけて
音もなく 崩れ去っていく
私という存在

好きになればなるほど
 ....
カーテンのむこうの窓ガラスが

いちめんに結露して

ひとしずくがとなりのひとしずくとひとつになり

つるつるとつたって流れおちた

ボトリというおおきな音が

ねむりについた鼓膜 ....
小学校四年生の娘と姪っ子は
互いに追い駆けっこをして
おじいちゃんちの六畳間を回る

クルクルクル クルク ル

いつ果てるともなく回り続ける
ように笑顔に笑顔を重ねて弾ける

そ ....
暴れ走る稲妻の背中に跨り
その鬣(たてがみ)を掴み
空を駆け抜け大地を蹴る

旅人の話に
少年は目を丸くした


溜め息の葉や迷いの蔦が
生い茂る
空さえも覆う ....
もし 
どうしても 
涙を振り切れない時は 

地球の上に 
短い二本足で立つ 
亀となり 

小さい両手のひらを 
頭上の空に向かって 
ひらいて 
硬い甲羅の空洞の 
底の ....
私という存在を前提した
真っ直ぐな主軸



きれいに
ねをあげた
いともかんたんに



コンビニでおむすびを買う
たわむ電線が
痛々しくて
目を瞑る
よる、なので
 ....
人に悪口を叩かれても
気にしない
良く見ている人がいるから
胸を張って生きよう。

セカンドバックに
笑顔を忘れずに
憎しみは足元へ
一歩引いて

欲しければ差し上げます。
つま ....
夜は
重なり合って
ひそめく


息でくもる
ガラスを隠して
なだらかに波うつ
カーテンの裾で
夜は広がる


冷たい
アルコールが注がれた
二つのグラスが
擦れあった
 ....
午後三時 十字架の上にて



 イエスは大声で叫ばれた

  神よ 威光を示されないのですか



 再び イエスは大声で叫ばれた

  神よ ご威光をお示し下さい


 ....
あなたが恋しくて
堪らなくて強く指を噛んだ夜
滲んだ赤がとても鮮やかで
メリー、
それは細長い
木々の根元から枝の先までがちょうど、
ひかりだけ流れているようにみえた
夢みたいな夜


ぼくらは産み落とされて
地図だけを持たされていた
しずかに痛みな ....
忘れてください
と、口にした時から忘れられなくなる
ふいにこぼした言葉も
思いつめた頬の感じも


忘れてください
忘れたものは戻ってこないと知っている
ある日ふとまざまざと
風に揺 ....
王様の肩の上の蛇はいう
私の、滑らかな
燕尾を返してくださいと
わたしはいう
お葬式には型押しは
きまりで持ってゆけないよ
それでなくとも
たとえ鱗が無くたって
うなぎでいればいい ....
歳をとる、というものの
実際、歳は取れるものではなく
負うものである。

ずしり、ずしりと
降ってくる重みが
年寄りの腰を曲げるのだ。

{引用=
 ああ、今年もまたこの日が来ました ....
小学校に行ったよ
山奥の
廃校になった

なにもかも小さくて
洗面台なんかほんと低くて
でも何でも揃ってて
まだ、ひとの気配がした

あんまり陽あたりがよくて
運動場も広いから
 ....
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