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 いつか雨はやむって

 みんな言うけど

 ちっとも晴れない

 私の心

 星占いでは

 絶好調のハズなんだけど

 私だけ

 ホロスコープの輪からはぐれて

 ....
古傷が痛むことだってある
それは仕様がない
要はそれを伸び代にして
成長していくしかない
季節が巡れば
必ず花は咲く
書けないのなら
書く必要がない

心の縁から
投げ込んだテーマが
もったり沈んでいくのを
焦げたトーストを齧りながら
眺めていた

書けていないのなら
書く意味がない

心 ....
こたつに眠るねこを
羨みながら 外に出る
今日もあなたのいる場所へ向かう

小雨が 雪に
ここは山だから
どんどん降ってきた
強い風に消えそうな灯しびを
手でふさぐ
あわてて落ち ....
夢は、どんなに甘くしても
虫歯になる心配のない
お菓子のようなもの

思い切り、
甘やかしてあげて
いつもいつも、
苦い苦い薬ばかり
飲まされている
心の味覚を

神様が
DV ....
染み入ってゆく、雨
恥ずかしい入れ物
としての私
穴ボコのよな
染みを作っていく

待ち人の
声を嗅ぎつける
首輪は無いのに
ちょっとぎこちない

季節が
ちょっとだけ錆びつい ....
ハム食む

はむはむ

朝から一生懸命

目の中に輝く未来

ハムはむはむ食むと

オレンジジュース

牛乳は冷蔵庫

珈琲の匂い

もうすぐ行ってきますだね

今 ....
雪は あざむく
この夜の うすいけがれを
白は 掻き消す
生きること 死ぬこと
その汚さを

どうしようもない 小さな孤独が
しとしと しとしと 降り積もる
この白い手の 僅かな熱すら ....
初詣が済んだのでおみくじを引く
小さな地域の小さな氏神さまが静かに祀られている小さな神社は
この日ばかりは少しの間だけ人混みで溢れている
ぼくはおみくじを引く順番の列に並ぶ
ぼくの並ぶ列はどう ....
雲はモクモクとして軽く柔らかく見える
時として重く見える
だが、固そうだと思った事はない
何故だろう

虹は綺麗だ
スッと天に立つ姿は自然が造りしアート
ゆっくり消えてしまうのに
柔ら ....
大晦日の夜から元旦にかけて
年神さまが誰も知らない山から降りてきて
健やかな子どもの足裏に
ひと粒の種を植えてゆく
今年はせいちゃんの番かもしれんねえ
そう言って祖母は細い目をいっそう細くし ....
毎日が毎日カウンターにやってきて
毎日を注文して少し疲れた顔で笑う
私はグラスにゆっくりと毎日を注ぎ
愛想よく笑い返して明日のことを考えている

+

OPEN
CLOSED
どちら ....
  人は
  確かに
  別れゆくもの
  引きはがされて
  散り散りになるもの

  けれども
  いつしか
  寄せて
  また
  集まり合うもの
  寄せては
  ....
その
命に
救われている
私の命
しんとする
うすめられ 重い
緑の水
咽の狭さ
滴の擦る音


昼の天体
気づかれぬ祭
諌める仕草に揺れる
河口が海へ捧げる花


けむり ざわめき
あふれ出る影
 ....
平等という真実が
最も厳しいと
優しく貫かれた路


自由という言葉が落とされた
gustのように
わすれもの


水に浮かべてみれば
遠くへと届くだろうか
風の気持ち
 ....
遅刻しそうになって
朝食を喉につめて
走って小学校に行く
教室に入ったとたんに思いだす

今日は図画工作の日だ
先生から新聞紙や糊やハサミや色紙を
持ってくるように言われていた
ぼくは ....
 
 
ひとごとのように
じぶんをかんがえたい
XさんはYさんに
やさしいことばを
かけてあげたかったのに
ふたりのあいだにもうひとつ
アルファベットがあるきがして
そのけんきゅうに ....
愛ってなんだろ
ぽつりと吐かれた言葉がフローリングの床に落ちて
それは真っ黒な染みになった



白いワンピース
春色の爪
茶色のフローリング
漆黒の染み
ピエ ....
夜が明けてしまえば
君の正体はバレるんだ


嘘で塗り固めた
何よりも堅い仮面がはがれて


隙間から溢れ出る真実に
君は悲鳴をあげるんだ


上書きした嘘は
重かったろう
 ....
 雪の街が歩く
 滑り転んで株価が白む
 女が女学生になって
 子供のような澄んだ顔で
 街の夢案内人になる
 魅入られたのはスリップした男と女の衝突事故 ....
灯のそばでうっすらと伸びていた その木の影がわたしの道だった。

ひたむきに 踏み外さないよう ゆっくりたどる。

かたくなに 閉じて 進む。

ひかりを割いた道 わたしを護る。

て ....
くるね
月面から
なんだかくさいものども
薄くのびっぱなしになった
水の網が
どぼどぼくるね
泥水を渡って
めんどうなからだを
しょって
がやがや
くっちゃべってる
たのしそ ....
夕暮れの
韓国料理店の
店先に
出された
長椅子
の上に
地球儀が
鎮座する

海の色は
リアルに
青く
塗られている
くせに
陸は
ピンクだの
レモンイエローだの
 ....
ヘンゼルとグレーテルは
かしこさとかわいらしさで人気だけど
ほんとのところは
名前がよかったんだと思う

ヘンセルとクレーテルだったら
だめだったと思う
魔女にも勝てないし
道にも迷わ ....
 *
もしも…


この世の全てが
この掌すり抜けて行く風の内に
記憶を留めるのであれば
私は此処に居て
風を嗅ぎ
風を聴き
風を噛み
風を観て
ただそれだけを糧に暮らすだろう


 *
もしも ....
北陸のある地方では
おたまじゃくしや小魚が空から降ってきたらしい
不思議なこともあるものだ
ありがたいと言いながら年寄りが
空に向かって手を合わせている
そんな姿をテレビでみた
そのひとの ....
とにかく自尊心を大切にし、
自分を卑下したり罪悪感を持ったりなどしないこと
君に大切なのは、自信を持つこと
自信を持ったとき君はまさに鬼に金棒
閻魔大王も恐れ震え上がる
それは法則。法王の遣 ....
眠魚が飛び交い
孤鳥が泳ぎ廻る
零と位置の世界

愛を捜す獣
花を忘れた荊
錆び付いた剣
響嵐の宴

その牙と
その棘と
その鋒で
永久に仇なす
疵名を結ぶ
毎夜毎晩
月 ....
空に向かって
手を伸ばしてみる

今日は曇り空だから
見えないかな

伝える手段は多いけど
本当までは伝わらない
それでいいと思うんだ

大きくて重くて
多くて熱くて

怪我 ....
瀬田行生さんの自由詩おすすめリスト(636)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
ホロスコープ- おやすみ自由詩125-1-16
- 渡辺亘自由詩325-1-16
勝手に咲いてしまう花- 夏井椋也自由詩9*25-1-14
1月9日- 唐草フウ自由詩14*25-1-13
甘い夢- まーつん自由詩425-1-13
雨とアップルパイ(それと)- らりるれ ...自由詩2*25-1-10
子供達の朝食- 秋也自由詩125-1-9
スノウ・ホワイト- みぎめ  ...自由詩325-1-9
おみくじの話- ちぇりこ ...自由詩925-1-4
何故だろう- 水井良由 ...自由詩525-1-4
年神さまのこと/花の営み- ちぇりこ ...自由詩12*25-1-3
笑っておやすみ- 自由詩525-1-3
タイドグラフ- 北村 守 ...自由詩125-1-1
※五行歌「その_命に_救われている」- こしごえ自由詩5*24-9-11
はずれ_ひかり- 木立 悟自由詩409-6-20
breeze- sya自由詩109-6-20
忘れ物- 殿岡秀秋自由詩809-6-20
グラフ- 小川 葉自由詩409-6-20
祝福- ロリータ ...自由詩1009-6-20
黎明ギミック- ナ ヲ  ...自由詩3*09-6-20
女の肩を揉む- ヨルノテ ...自由詩4*09-6-20
灯のそばでうっすらと伸びていた_その木の影がわたしの道だった ...- 瑠王自由詩3*09-6-20
グラビアビースト- 丘野 こ ...自由詩409-6-19
地球儀- kauz ...自由詩11*09-6-19
ヘンゼルとグレーテル- ふるる自由詩3*09-6-19
同胞(はらから)- 遊佐自由詩8*09-6-16
空の水- yo-yo自由詩9*09-6-16
帝王学- ケンディ自由詩1*09-6-16
信実の檻- みっきゅ ...自由詩2*09-6-16
送思荘愛- みっきゅ ...自由詩2*09-6-16

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