すべてのおすすめ
かじかむの夜のすみっこで
たき火を思う指に皮を抱く
ひざが指だった
氷のような でも 押さえていた

僕は幹を見た
未来に青むプラスチックに
僕を霞の僕に作りあげようとした でも
すべ ....
ただ、ぎゅっと

握り潰してくれるだけで良い。
内臓を全部出してしまって、
テーブルの上に乗せて観察する

クロスが汚れたけれどもいいの
ずっとこうしてみたかった

豆電球のの弱い光のせいだろうか
炯々とした雪の反射光のためだろう ....
真実を言葉にすると
嘘になる

痛みをやわらげると
傷になる

ただ すべる手と手を
ただ 重なるぬくもりを・・


今日は ホント会えてよかった
口数の多い、いつも飾ってばかり ....
夫のカノジョは夫の同僚だった

若くてきれいな女なら

わたしこんなに苦しくなかった

夫が恋をしたのは

働くお母さん

だからこんなにわたし苦しい


新聞にあった人生相 ....
短針が少しずつ
牛のしっぽに圧力をかけて
時計がまんなかで 手を合わせるよ

まるで「いただきます」
みたいな「おめでとう」だね

それは温もりある言葉だね 


新しくなった人々 ....
「あけおめ」って君からのメールが入る
その軽いノリに時々イラつくこともある
けれど
波瀾に満ちた一年を見送ったいまは
それは灯りにしか見えなくなる
なぁ月並みだけど
いまから初日の出を見に ....
Thinking time.
悩んで、迷って
成長する
でもね

YESやNOで
分けられない事がある
証拠や根拠が
なくても、

それだけが
全てではないのです。
物より
 ....
ゆるくカーブする 地下道
湾曲する照明に 視線は導かれていく

低い天井の通路は ときどき分岐する薄闇から黒い人影を吐き出している

揺れながら近づいてくる人の視線は
私の背後 
どこま ....
重い身体を引きずって
けだるい空気を身に纏う
手の届かないものを愛して
非現実的な歌を歌う

僕の太陽
僕の慈しみ
何処を探しても見当たらないから
雨上がりの重苦しい雲が垂れ込めて
 ....
恋は夢のようだ
行き場のない電車は
どこから来たのか
窓が濡れている
扉から未確認人間の群れ
黒いリキッドとして流出
その中をさりげなく
歩いてくる恋は
目の前を通り過ぎ
風景と同じ ....
一年の垢を落とし
一年の疲れを落とし
一年のコリをほぐし
リセット

年賀状を見て
今年も頑張るぞー!
楽しみ、不安、苦労
乗り越えてみせる!

だから夢を見よう
だから忘れよう ....
 
ちょっと生まれ変わる。
「それはとても阿呆らしい。」
あの子が言う。

何かを知る。
何かを忘れる。
きみの顔を知っていた。
きみの声から忘れていった。

何も ....
秒針は螺旋の軌道を描いて
歩くことでは辿り着けない場所に
らせんらせんを運んでいく
生まれることで届くだろう
窓の外で、まどのそとで

  ラッシュアワーに平気で押しのける
  普通に見 ....
               081229

面白い

心の缶詰
煮て過ごす

口直しの
通り雨
北から南へ
蹌踉けてる

巫山戯たヤツだと
猫イラズ

銀の鉱山
お金 ....
星降る夜にちいさな灯りがぽつん
ちいさなお家で
窓の外にも聞こえてくる
若夫婦が楽しそうにおしゃべりしているよ

プチプチリルレ
プチリルレ

ここは とってもおいしい と
評判のち ....
最近、体が重くなった
癖がひとつ増えたから




街中では
がちゃがちゃと
大人たちが
癖を重たそうに
引きずりながら
歩いている


誕生日にひとつ
プレゼントされる ....
               081226




1939年製の並四ラジオをレストアし
ケータイ化も出来たので
朗読イベントの小道具に試用した
お客様は好意的で
耳を澄まして聴いて ....
眠れない夜がしんどくて
噂の狂犬をしばく事にしました
みんなで力を合わせて

平和に飼い慣らされた 僕達は
戦う前から負け犬でした

死にぞこないの狂犬は言いました
「逃げろ!」

 ....
冬の匂いがする
そんな日は
ひとり
あの日の曇り空を思い出す

車のクラクションが
現実を連れてきたら
どうしようもなくて
心が泣く

ねえねえ
ねぇ…


街角に立っ ....
忘れていって
生まれてまた
呼吸を覚える

雪にのまれて海を探す
枯れた花が埋められたら
そこからはもう逃げ出すしかない
白の中をゆっくりと
その中から生える手に足をとられても
白の ....
少女の夢は蜂蜜のように甘ったるい

乙女の夢は生クリームのようにとろける

女学生の夢はチョコのようにほろ苦い

大人になった私の夢は

鍋にこびり付いたジャムでしかなかった
大きな水槽の中に入ってしまったのは、
久しぶりだった。


そこは、ゆらゆらうごめいていて、
別々の世界が水素と酸素を融合させている。


やさしみの泡は、その中をぷくぷくと
漂って ....
私がまだサンタクロースを信じていた頃
父方の祖母と同居していて
私たち兄弟の面倒をみてくれていた
今にして思えば幼さ故とは言え
彼女には随分と理不尽ことしでかしたものだと悔いる

それなり ....
雨が降る

洗い流して
街を、私を

傘は捨てたよ
子供の頃のように
ずぶ濡れになって
雨を楽しんで帰るから

だから、空よ

It cries more and.

 ....
毎日 自分が最低な人間だって確認するためにパチンコにいく
何かにすがるような思いでバックに詩集を入れて持ち歩く
喫茶店の前で立ち止まるけど中には入れない

友達がひとり去って 
またひとり去 ....
甘い嘘は
かすかに苦味を含んでいて
残酷な現実を連れてくる
優しさのつもりで吐いた嘘で
崩れていく 守りたかったもの
すべてを背負うことが出来ないと
分かっていたのだから
崩壊していく有 ....
そして去年
飯島愛の上にも雪が降り

今年
小菅刑務所にも雪は積もり

来年も再来年も
ブロック塀のうえで裸足をぶらぶらしてるみなし子の上に
毛布の無い家の壊れた屋根に
 ....
東京近郊の街のクリスマスには雪が似合わなくて

サンタクロースの正体がこの僕だと
子供たちは知ってしまったけれど
それでもプレゼントはうれしいもので
僕のことをパパサンタさんとか呼びながら
 ....
幼き者 か弱き者たちよ
休む前に ここに集まり
静かに頭をたれ 心の重荷を降ろしなさい
今日一日 多くの出来事にあい
喜びや悲しみ 希望や不安に
心おののいたことでしょう


今日一日 ....
瀬田行生さんの自由詩おすすめリスト(532)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
カモメ- K.SATO自由詩409-1-4
消滅- いのせん ...自由詩4*09-1-4
- ミゼット自由詩2*09-1-3
Winter_again- さくら自由詩6*09-1-3
永遠の夫- 吉岡ペペ ...自由詩209-1-2
新しい年に- あすくれ ...自由詩6*09-1-1
あけおめ- kauz ...自由詩3*09-1-1
信じる- ペポパン ...自由詩7*08-12-31
午後の地下道- いねむり ...自由詩108-12-31
片恋- あきな自由詩508-12-31
惷く- 木屋 亞 ...自由詩1*08-12-30
- ペポパン ...自由詩4*08-12-30
21:- 哀詩自由詩208-12-30
いちばん遠い朝- たりぽん ...自由詩7*08-12-30
こころ- あおば自由詩5*08-12-29
小さなパン屋- 乱太郎自由詩24*08-12-28
- 小原あき自由詩14*08-12-26
R305- あおば自由詩6*08-12-26
罪と罰- 光井 新自由詩6*08-12-26
疎外地区- Izm自由詩508-12-26
白と、呼吸- アオイリ ...自由詩308-12-26
- そらの  ...自由詩7*08-12-25
ブレス- さくら自由詩12*08-12-25
つくろうひと- 恋月 ぴ ...自由詩23*08-12-25
傘はゴミ箱に- 三奈自由詩708-12-25
日曜日にはどこへも出かけない- rabbitfighte ...自由詩9*08-12-25
甘い嘘- あきな自由詩308-12-25
ポルノスター- モリマサ ...自由詩21+08-12-24
Merry_Xmas- kauz ...自由詩6*08-12-24
眠る前に- 青い風自由詩9*08-12-24

Home 戻る 最新へ 次へ
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18