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へやがかたづかない
べつにかたづかなくてもいいんだけど

スイミングスクールも学校も一緒だったから
五年以上はいもうとの水着姿を見てきたわけだ

ところが全く思い起こせない
浮かんで来な ....
その日の晩、女は禊の真似事をしに
旧い銭湯へ向かいました。
目的は不安を拭うことにありましたが、
それは体裁上の話で、本当のところは
出来もしない覚悟を決めに銭湯へ赴いたのでした。
  
 ....
気づかないうちに僕は透明になっている
形がぐにゃりと歪んで気づいたら誰かの心配そうな顔を見る
そんな毎日
いつからかあやふやになってきた
僕は本当にこの場所にたっているのか
ここでこうして君 ....
虹が出たら
虹の付け根が見たくて
みんなで虹の端目指して
駆け出した
でも近づくと虹は
近づいた分だけ遠くなる

それでも走っていくけれど
行けば行くほど 遠くなる
それを繰り返して ....
懐かしい歌を聴いた
よみがえってくる
鮮やかな想い出

月日を重ねるごとに
毎日が見えなくなってくる

また想い出だけが鮮やかさを増した

重ねた日々の延長線上
僕らが描いた夢のあ ....
僕らは旅の途中
行方を探してる
道を探してる
到着のあてなどない
 
道を探してる
今なにがしたいのか
 
僕は意味のある時間を過ごしているか
 
探りながら探りながら
 
目 ....
「あなたをあいしている。」


だなんて僕等気恥ずかしくって言えない年頃。
でもこの感情を伝えたくって伝えたくって、
儚い一抹の不安を胸に、

「君に恋してる。」

(目を見 ....
バス停のベンチに座り

雨がゆき過ぎるの待ってる

飛沫上げる水溜まり

夏草の匂いがしてる

ただ何もできずに過ぎてく

時間だけど、、、

もしも君が

隣にいてくれた ....
愛するものなら溢れてる

愛の形なんて限りない

そのままの形が良い

僕は静かに消えようか
にじゅうまるの太陽
みなもにうかぶ
光と風のたわむれ
最後は月の花

ぎんいろはしずんでいく
しずんでいく
もっともっとこころの底
見えなくなるくらい
しずんだら
照らしてくれる
 ....
告げることもなく
終わるものの
西日に照らされる
影のかたち

騒がしく
鳴り続けた夏が
ひとびとの胸に刻まれる
記憶のかたち

あの角にはたしか
食堂があったはずだ

なぜ ....
 
駅前の 商店街の
こぎたない
忘れ去られた ボタン屋に
 
おそろいの
カフスボタンを
買いに行こう


お揃いのシャツを買って

僕の右そで
君の左そで  ....
ほんとうに好きなんだったら、、、

よくそんなこと言われてたよな

好きだから、苦しいんだよ、、

そんなことよく言ってたよな


うしなうのも

つづけるのも

いやだった ....
コッペパンを3分の1
残して 思案する
枝豆とチーズを少し
小さい親指で ぎゅぎゅっ
と 押し込んで
可愛い子 口角が少し上がっているね

『よくできました』◎

「ちゃんと食べ ....
誰も
さよならを言わない
誰も、何も、言わない





ジ、


ただ
重々しい青へ、空の、青へ
弾け散るように飛び立った蝉の
既にこげ ....
ふと見上げると、赤い空
異常に赤いその月は、何かに反応している

こんな日に限って満月だ
三日月だったら気付かないのに

そんな時彼女からの電話がなる
この電話だったのかと身を震わせ、取 ....
「エア」






朝に
日差しがつよくて
風は涼しい朝に
特にとても疲れて
寝床に倒れるとき
ふっと
包まれてしまう
ことがある
すごく静かで
時間はゆるくて
 ....
木曜日の朝の雫が絶叫をあげている。
尖った街頭の佇まい。
通勤の熱気をはおったDNAのひかる螺旋の群は、
わたしの散漫な視覚のなかに、
同じ足音、同じ顔を描いていく。

振子のようなまなざ ....
  「 雪の罪深さを知っていますか?」


 私の名前が今はもう
 とても遠くへ行ってしまったような
 そんな静かな夜

 貴方はいつも
 "大好きだよ"
 とは ....
きみの魚にふれたくて
えら呼吸を切望したら
肺が痛んだ
朝への開口を防ぐように
その
呼吸のひとつ
くちびるを
置いていく


きみの鳥をとびたくて
背中にそらを作ったら
煙に ....
ママが死んだの
私が高校を卒業して間もなく
ママが死んだの
ママと二人だけで生きてきたのに
そのママがこの世からいなくなってしまったの

ママはパパのことを私に教えてくれなかった
私 ....
これは6月にはじまる
怒りのものがたり
無にされたひとの墓碑
降り続く雨のなかに
いつのまにか青く牙を開いた樹
物言わぬものが
そんなにも美しいか
君!


大文字で書かれたNOT ....
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