膝小僧よ
なんだか久しぶりだね
そんなにきれいな顔をして
おまえもすっかり
年をとったか

崖の上や
崖の下や
いたるところ
赤い実をさがして
赤い血を流した

傷をなぞる ....
苦悩しながら歩く
悲痛な叫びもあげられずに歩く
 
腐った世界を見る
この目は
乾ききっていた
腐った自分を見る
この目に
輝きはなく
濁っていた
 
この腐った世界に
なにも ....
可能性ないなんて
始めから否定してたら
何も出来ないんだよきっと

やってみなくちゃ分からないなんて
使い古した言葉だけど
間違ってないよね

何度裏切られたって
自分を信じ ....
春の朝ようやく見えぬ霜柱
緩むは時と心の中も

春の陽の照らす大地の暖かさ
{ルビ温=ぬく}むは土と心の中も

春の道見せ合う初の制服に
歩むは足と心の中も

春の風少し強くは吹くけ ....
泣きたくなるほど 別れ の匂いをのせた風、が
すべてを その 色に 染めました

その 匂いを感じるようになったのは いつ からでしょうか


泣きたくなるほど 別れ の匂いをのせた風、が ....
ぽろぽろ、と
止まらなひのです
 
(それはあたかも)
 
言葉が
止まらないかのように
 
 
緩く
 
柔らかに
 
止まらなひのです
 
 
昨日、最後の宇宙人は ....
だからどうって事は無いのだけれど
流石に痩せこけたロシナンテにまたがって
幻想を追い求めるのにも限界を感じて
家来の頭の足りないサンチョ・パンサも
領主になり去ってしまって
ドン・ ....
顔を洗ったなら公園にでも行こうか
いつもより少しだけ遠まわりして
いつもより荷物は少なめで
長袖のTシャツに
はき古したGパン
真新しいスニーカーに身を包んで

時計なら外して行こう
もう必要ない ....
ときに

{ルビ詩歌=ポエム}は

{ルビ韻律=いんりつ}の

語りにして

日本語訳の

{ルビ読み物=ノベルズ}ではなし。

{ルビ音数=パルス}をそろえて

{ルビ脚 ....
こんなに好きなのに

いつも想いでいっぱいなのに

ずっと一緒に居たいのに

何て時間はいじわるなんだろう

いっそ貴方に溶けて混ざっちゃいたい・・・


たとえ、あたしがあたし ....
 Foolyか?
      Coolyか?


 古いか?

       狂いか?




 無理か?



           有理か?






 ....
どれくらい見たら

どれくらい経ったら

どれくらい想ったら


離れていても あなたを感じれるようになれるんだろう。
 
地球上の酸素を
30秒だけ
消してみたい
 
きっと、みんな
エアコンを使わなくなる
 
 
地球上の愛を
1日だけ
消してみたい
 
きっと、みんな
空っぽになる
 ....
世界で一人ぼっちの私は世界に噛みつく

ちっぽけな愛の中をほじくり返してみれば
綺麗な真実が一つだけ見つかる

しかし綺麗な真実も、幼い記憶も、言の葉一枚に過ぎない

勘違いを恐れな ....
スパンコール散りばめたような
ビロードの夜

見上げればぽっかり浮かぶ
上弦の月


こんな夜は
お月さま たて琴にして
静かな森の湖に
音色をそっとながしましょう

銀の小舟 ....
 

「シクロ」    
  

 熱気がたわむれる不良の街角で

 繰り広げられる止まらないルーレット

 生活をBETして 
 夢に変えるギャンブラー

 マド ....
風鈴の音の鋭さを
緩和できなくなった空気の中で
アイスキャンデーを口に含むと
腕に痺れが走った後に
鳥肌が立った
こうなると
揺れているカーテンの音に時々混じる
遠くを走る車の気配のまば ....
舌の味がしました
血が発する鉄の匂いを感じながら
けれどまたその味を嗜みたいと思いました
何度もしたいと思いました

その夜は眠れませんでした
胸の高鳴りがいつまでも止まず
 ....
恋は、、、

 ときに 凡人を天才にする。 

恋は、、、

 ときに 天才を凡人にする。
失われた体温
 
急速に手から冷えてゆく
 
 
こんなにも
 
こんなにも
 
僕の全てを司るのは君なのに
 
 
君は、いつも
 
いつだって
 
なにも、知らない
らっきょの「ら」
らっぱの「ら」

つるつるって食べるのも
あったよね。
そばぢゃないよ

わたしって。左利きで
不器用すぎるから
はさみさえ上手く扱えなくて
型紙から
あなたを ....
わたしはカゴの中の鳥
あの青空に憧れているの

春風は
あんなに急いでどこに行くのだろう
白雲は
フワフワ浮かんでどこに行くのだろう

わたしも
明るく暖かい
あの太陽の下で
自 ....
南麻布のレストランでは
テーブルに両肘を付いて
三角形を作るのがマナーです

みんなのぞき込んでいるんです
永遠とも思われる
いざなぎ越えの向こうに
果たして何があるのかを

スプマ ....
       さあ勇気を出して飛んでごらん
      怖がらないでいいその腕は翼だ
     君は忘れてしまったのだろうが
     かつてその両腕を繰って大空を
     自由に飛んだじゃ ....
2時間かけて造った

いびずな紙ねんど。

無駄に色を塗って

無駄に1時間。

疲れた私の

贅沢な

休日の過ごし方。
ほとんど 売れないので
こまかく ちぎって
鳥たちに くれてやる
ごくまれに 心に
翼をもつひとが 買いにくる
         2007/03/22 22.58

お鍋の底から
ちゃかちゃかと
お皿の水が
騒がしく
茶褐色
飲む水はないと
カルピスを差し出され
ぐいと一息
白い吐息をついて ....
姫は
囚われていた
そこは彼女の牢獄
大切なものをなくした彼女は
まるで生きた死人

自分の道を見失うほどの苦痛
他へ転移できない心の病
それを見つめる少女

考えなんて使い捨てな ....
眩しい路上の中心に
倒れこんだ青い服の少女は
かつて僕の姉であった

(記憶)黒い鉄格子の向こう側に
姉の通っていた巣鴨小学校があり
僕は毎日、黒いアスファルトから
柵越しに姉の姿を探し ....
恋人ラルフとの再開に胸を時めかせるジェニファー。
親友ブリンダとのランチを楽しむジェニファー。
家族団欒を{ルビ寛=くつろ}ぐジェニファー。

すかしっぺのジェニファー。
モーニングうんこを ....
はじめさんのおすすめリスト(1160)
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