神に祈るがいい

お前は祈るだけで
何もしようともしない
そして神は祈られるだけで
何もしようとなどしない
彼は忙しいんだろうよ
俺達に構ってられないぐらい

周りを眺 ....
先週末は雨だった

今朝は誰より早起きをした

窓が光るみたいに明るい

今日は春らしい陽気になるでしょう

テレビ画面にはもう成人した最高気温

卵の焼ける匂いが

部屋のく ....
(傅き給え、
狂い夜の餞に)

頭上から声
頭を垂れようとしても
目を瞑るには三半規管が微弱



嗚呼
我を救うは誰ぞ
嗚呼
我を愛すは汝のみ

やさし ....
このいっしゅん、いっしゅんが、

かけがえのないものだってことは 
知っている




ぼくたちが、離ればなれに
別れていくことは 
知っている



何気なく過ぎて ....
亀さんは一生懸命歩きます
絡まった糸はずっとそのままにされて
昨日のことを今日の日記に書きます

少しばかり自分をループさせた後
真実を掴もうと足掻きます

貶された言葉たちへの慰めの言 ....
心に頼り心で確かめ心で伝える
心が無くなれば宇宙も消える

確かめるというのは常に
その一瞬一瞬でしか使われない
後のことはともかく

こうして二人だけの永遠ができた頃
どこにも君はい ....
ああ、窓を開けてしまったじゃない
開けちゃいけないなんて
分かりきっていたのに

目の前には白い山
涙眼で鼻の頭を赤くして
不細工なあたし

むずがゆいわ

もっと差し込んで欲 ....
あの日はきっと春だったと思う
部屋に置かれた
アジアンタムの葉がそよいでいた
近くのスピーカーからは
小鳥のさえずる声をバックにした
ピアノ協奏曲が流れていた
窓から差し込む光が
やさし ....
小鳥はもう飛ばないんだ もう死んでしまったんだ
生き返らせてときみが泣くから
小鳥の背をナイフでなぞった
流れる赤い血を見てふたりはせつなくなれたから
青空の下 海へ向かってる

肺が放出 ....
あなたの話はいつも難しくって

私にはよく解んないけど

とっても楽しそうに話してるから

見てるだけで笑顔になっちゃうんだけど



でもたまには私の話しも聞いてよね
 ....
風強い毎日

桜吹雪のように舞う桃色

自転車で走りぬけ 感じる春
布団にもぐって メールしてるとさ

あなたと二人っきりって感じがするの。

写メにキスしたり

携帯抱きしめたり

涙ながしてみたり。

早く逢いたいな

ずっと一緒にいれたら ....
鎖骨から 肩にかけたライン・・・

顎のラインも好き。

流し目とか 横顔も好き。

まっすぐで 綺麗な 足も好き。

足首もいいよね。

アキレス腱とか。



だめだ  ....
盲目の老紳士が言う
君の声はママの声に似ている
私はそんな彼のために
毎日いろんな本を読み聞かせる

昔話
遠い国で起こった戦争のお話
時には絵画を細かく言葉で表現する
 ....
綿棒の花が
やさしく耳を撫でまわす

愛ってこういうことですか

ふっくら る る る
歌を歌おう

たんぽぽの綿毛を
青い空に散らかして、白

今日は風の声も
良く聞こえる
 ....
午後から雨

そうだね
草丈より少しばかり高いだけだよ
寝転んで空を覗けば
透き通ってくどこまでもずっと
背中がくすぐった痛いね
午後から雨だね
蟻が不器用な列を作って
ゆっくりと夏 ....
詩人がなんだ
詩人はなんだ
詩人は君か
詩人は俺か
詩人はどこぞの大臣でしょうか
詩人は偉いか
詩人は強いか
詩人は国をよくするか
詩人は君を愛しているのか
詩人はごみか
詩人は夢 ....
              2000/01/08
素敵なニヒリズム
笙の笛
名も無き馬が
オホーツク海の
放牧場で草を食む
食べ飽きて海を眺める
凪いだ海面は鈍く光り
濃紺の海が見つめ ....
60億人もいるのに
神様は残酷だ
 

嘆いてみる
 
(もちろん)
返事なんかない
(そもそも)
求めてもいない
 
4畳半の自分の部屋が
とても広く思える
 
インス ....
桜の蕾が膨らむ今日
髪を結った幼子(あなた)は
子供から少女への
階段をひとつ上る
      
ちょっぴり生意気で
ちょっぴりおませで
でも
まだまだこども
      
少 ....
母を想って作った歌を
有線で聞くと心が痛くなる

相変わらずの親不孝で
若いうちに家を出て親など知らぬで
過ごしてきたけれど

親になって
どれだけの愛で子を想うのか

わかるから ....
別れの朝はなんて適当で
あっさりマグカップなんか洗ってる
もう触らないでって言ったのに
角ばった手は真っ直ぐ頬に触れてた

寝不足な顔してる
あなたの眼はそう言っていて
心配そうな顔 ....
それはまるで
幼さの残る少女の媚びた笑みようで
みずみずしい色気が匂い立つ

薄いピンクの蕾がほころび
少しグリーンがかった白い花は
もう満開


春はなんだかエロティックだ
そこ ....
僕は泣かない誰に誓うはずもなく

ただ自分自身に誓った

なんの損も得もないのに何でだろうね?

でもスグ誓いは解かれ僕は今この物語を書きながら泣いている

なんで泣いてるかかって?
 ....
ガングロ真理子は
渋谷の無気力をたくさん抱えて
コングロマリットになったらしい

クロマグロ律子は
海の悩みを代わりに引き受けて
コングロマリットになったらしい

こんがりパリ彦は
 ....
すくわれた
一匹の蜜蜂の羽音
渇いた微風にそよいだ
草木の乱れ
鋭い鎌をたずさえた
物を乞う義足の少年
まちかまえる
一頭の蝶の不確実な飛翔
その美しい軌道
転々と巡礼を続ける修行僧 ....
ああ、泣かないでください
ごめんなさい
ありがとう

さようならは言わないで
涙が出てしまうよ

強さを持っていないわけじゃないから
弱いところばかり見せたくはない

泣きそう ....
心って
呼ばれてるものの大きさ
物差しで
図ってみたい
 
きっと、それは
頭の中にいるんだと思う
それなら
最高でも10センチくらい
 
頭蓋骨とか
神経とか
邪魔なもの取っ ....
僕らは互いを求め合うけど
決して互いを愛しているわけじゃあない。

こんなふうに肌を合わせるのだって
互いの綻びを見つけようとする「手段」に他ならない。

愛している、なんて君がうそぶくか ....
「人間は結局は孤独だ」なんて
豪語していた私は、
君と出逢って
一人じゃ生きられなくなった。

ほんの少し、
ほんの少しでも
君も私無しでは生きられなくなってたらいいのに。
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