冬の力を集めて
僕等はうたおう
張り付いた空にソングを
ひきしまる木々にソングを
冬の力を知ってる
僕等はうたおう
かたまる水面にソングを
おちゆく大地にソングを
半そ ....
正確には「フィカス・ベンジャミナ」といいます
日光を好むので窓際に置いてあげてください
冬場は室内に置いてあげてください
水をあげすぎると枯れてしまいます
たまに肥料をあげてく ....
袖 の 小鶴 が 遠のく
こすれた城への 道 薄れ
つづられて ひろげられて
すすけた手 にじみよる矢
玉揺り篭の奥 くり抜かれ
流れに咲いた 冷たい刺青
すすり ....
夕暮れになると
ばくは星間に漂いはじめるのだった。
追いつめられてすきとおっていた
声なき声は銀河の構造
肉体を失って誘いを待つあなたは光の粒子
粒子は崩れぼくは光速で見えないあなたを通 ....
揺れて見えるのは
寒さで涙が出るから。
あと、
何故生きていくのか迷った日
夢を追いかけて転んだ日
立ち直れたのはあなたがいたから
今なら言えるよ
“ありがとう”
眠り姫の起こし方は忘れました
と言いますか
眠り姫を読んでません
でも
とりあえず
キスで君を起こしたいと思います
よく寝る君は
ちょっと寝相が悪くて
キスしようとしたら寝 ....
昔の紙飛行機を見つけたよ
不思議な文字が書いてあった
それはそれはびっしりだった
ここの野原のようだった
黒い服を好いてたひとが
白くて不安なちいさなこ
すべてがあふれ ....
榊が揺れて鳥が鳴いた
庭の隅
雨粒が降りてきた気がする
雨音が聞こえた気がする
冬模様の服を着ようとする頃
紙の上を走らないペンの先で
言葉にならない
遠くの音を待っていた
本 ....
それがどういうことかわからなくて
聞いてみる
歌は心の柱だ
と言った人がいる
柱はなぜ支えるの?
何が柱なの?
柱はいつから強いの?
柱っていったい何?
例えば君がいるだけ ....
身 を 任 せ 川 の 流 る る 渓 谷 や
冬 の 雨 宿 る 旅 人 つ ゆ 知 ら ず
さ わ る 脚 さ わ ら ぬ 脚 の 炬 燵 か な
冬 座 敷 少 年 ....
短めの夏の裾をめくれば
過ぎた夢の夜に迷うよ
月の光が僕を照らして
繰り返す闇を優しく包んだ
心のブランコを止めるのは
もう、君じゃない。
だけど
もう少し、もう少し ....
「どれだ、どれがあいつなんだ!こいつか!」
「ふっ、残像だ。」
そんな水槽。
僕は届く手紙は書けない
恥ずかしいから
だから 葉っぱに書いてみる
風に飛ばされて 飛んで行き
誰かに届くかも
僕の事は何も知らない
そんな人に
僕の気持ちだけを
知っ ....
今かぎりで
失ってしまうもののように
この生を生きる
暮れていく
空のグラデーションを
この目に焼きつけて
激しさのあとに
優しさをみつけた
満月の夜
二人並んで、手をつないだ恋人たちがすれちがう。
私は一人息を白くさせて、公園のベンチに座ってた。
去年の今ごろだったかな・・・あなたと二人・・・・あの恋人たちのようだったかな。
あぁ。た ....
音楽
それは
精神の
麻薬である
2004・12・12
夜の視覚的象徴が
満月じゃなくて三日月になったのは
多分
人が完全さを妬んだから
ドーナツの穴に通した薬指キミは微笑って食べちゃったけど
夕焼けとカレーの匂い誘われて結局君を選んだ僕は
なんとなく恋の病に効くモノを君に聞いてる治る気はなし
小さな裂け目から指を突っ込んで
くるんと裏返しにしたら
醜い縫い目を隠して
つるりとした裏側の私が出てきたけれど
少し形がいびつです
猫舌のあなたのために作ったわ愛情だけは冷めないうちに
プチっ甘い星がお口でひろがって120円心もほっと
スイートな恋ができたら嬉しいな叶えてくれるきいろの魔法
花占いをする少女の背中から
日向の匂いがしたりして
指先からこぼれる花びらがオレンジで
昨日降った雨の湿土を
温かく変えて行くのは
その答えが「イエス」だからなのでしょうか
お幸せに ....
しろいふわふわぼーし 編みました
君に あたまをなぜてもらいたかったから
あえた あたたかさを とっておくために
ふっくらふわふわに 編みました
くちにはいった わたがしみたいに
....
雨が嫌いだ
校門でしか会えない
君の顔
今日は
半分だけ
永遠を誓った
其の時
時の歌を聴いた
粉雪舞う季節に成り
真っ白な空を見上げ君を描く
君はもういない
最近君の声を忘れそうになる
記憶に残る君の表情が ....
青空は 風の描いた クレヨン画
燃える雲。
ゆっくりと火元はかすんで。
僕は生まれついての詩人じゃない
僕は詩人になりたいだけだ
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