あなたのために
あなたは夜から朝へ
書いては
ちょいと死んでみる
あーやりなおしたい
朝火
自己中心してくとね
あなたが
きっとはっきりする
ぼくを忘れていって
温 ....
夢は
記憶の欠片
誰かの欠片
空のウサギを追いかけて
私は迷い込んだ
記憶から生み出された世界なのか
誰かが作り出した世界なのか
どこか不可思議な空間に惹かれ
浮いた様に歩いた ....
うっすら白い雲がたなびき流れる空から
ふわり
一片の白い羽が手のひらに音もなく降り立った
それはまっすぐな冬の光を受けて虹色に
その六角形の体を染めながら
僕の手のひらから離れ落 ....
誰よりもあなたが好きです。
素直にずっと色褪せることなく空に向かって咲き誇る一輪の花のように
春を待ちわびながら冬の寒空の下 走り回る子供たちのように
まっすぐに 時に厳しく僕を照らす太 ....
まだ小さい、震えるばかりの子猫を抱きしめながら
君はかけてきたよね。
僕への笑顔の裏に真実を上手に隠せないまま
・・・それが君の素敵なところ・・・
そんな言葉が風にさらわれて、音にさえ ....
荒れた大地に咲くたった一輪の花
その、たった一輪が
どれだけ多くの人々の心を
どんなに優しく温かく癒していることか
あなたはどこに咲いていますか?
笑顔の花を咲かせていますか?
小 ....
With your happy.
I wish
No tear,no fear.
Twinkle stars are
Everywhere above you.
Rest,with your ....
きみに出会ったとき
完全
息
取られた
きみに会って
1542日間
僕は呼吸をしていない
雪見大福は二人で食べる様に出来てるんだよ
いつか一緒に食べたいね
顔も知らない君は2年程前に言った
走って 速く走って
君と僕は
何故か想いっきり走り
ゲートシティを目指した
時 ....
海に架かる
一番長い橋に向かう電車
無人駅で降りると
星空に冷やされた風が肩をすり抜ける
頬がほてってくるようで
駅からずいぶん遠くまで歩いた
通学路を思い出す
一度だけ手を繋い ....
好きだよ。
腹が泣く
腹が泣く
簡単すぎる
いのち
小さすぎる
いのち
未熟すぎた
わたし
生かせてもらえた
この命
生まれて
泣けた
....
散りゆく葉
銀杏のジュータン
敷き詰められた黄色一色
カラカラと車輪が回り
黄色の坂道をガーと
風と一緒に下った
二つの季節の奇跡
再び会える日まで
さようなら
こんな日は自分以外の誰彼の必要性を問うたりしない
遠い日の約束 あれが最後だと分かってたなら守っていたよ
東から西から差し込む宵闇が君をさらってさよならもせず
....
雨にこんにちは 空にさよなら
夕暮れ オレンジの風味が細かく刻まれて雲へ 空へ
葉色がもう少しだと告げる 空高く上がる茶葉
道の長さが斜に感じるのは きっとお腹が空いたせい
カスタード ....
産れた火 降る雨と楽譜 鎮魂歌
寒梅を 燐寸で燃やす 夜想曲
(フルートとヴァイオリンによる火の恋-ミンネ-歌)
「何をしようかな・・・」
君は男の人にしてはほっそりした少し頼りのない
長い腕をすぅっと上に伸ばして
背中越しの見えない誰かに向かって大きな独り言を言う
けれど、今日の君・・・
今はなん ....
君くれし 指にココアの あたたかさ
傷つかぬ者に
あの空は見えない
赤くはれあがる
あの夕日でさえも
夜明けの通り雨
朝露に濡れた
ポインセチア
綺麗だね 柔らかい光 花びら葉っぱに散った雫夜明けの贈り物
ダイヤモンドみたい
綺麗だね 綺麗だね
辺りは雲の中のよう
....
誰もいない闇の中で
たった独り
泣き叫んでも
声は届かず
無意味な涙は
やがて枯れ果て
生を感じぬまま
死期を待つ
誰の心にも残らぬ
小さすぎる生き物
気付かれ ....
あぁ こんなに晴れた日には
眩しい朝日を受けて微笑みたい
幾多の光の線をたばねて
心を包むかごを編みたい
朝には朝の
そんな笑顔でいられるように
あぁ こんなキレイな星の日 ....
あんぱんみたいに甘い君
あんぱんを食べてる君
それ以上甘くなってどうするんだい?
だけどその甘さがすき
だからボクはいつも君を抱きしめる
たったひとつも
あなたを連想させるもの
を
のこさないまま
あなたは
去っていった
流砂にかざす
わたしの左手
の皮膚に
規則正しい、起伏
風、止んでなお
砂は散り
水 ....
北風の目指す暖かい地に
憧れて
葉っぱ達が
我れ先にと旅立ってしまった
ひとりぼっち
の
さみしい
木は
願 う
風
船の実を
枝中に実らせて
南国へ
飛んで行きたい ....
愛はよくわからないけれど
好きでいるのは
簡単
夜
星を見上げるのが好きです
それと同じで
あなたが
好き
星が降るわけでも
あなたに
届くわけでもないけれど
....
さよなら
イチョウの葉の黄色
降るものは
消えてはならないのだ
私の寂しさのために
永遠を
刹那で見せてくれた
雪よ
枯葉よ
消えないでくれ
....
そらは まわっているよ
あさやけ あおぞら
ゆうやけ よぞら
くりかえし くりかえし
そらは まわっているよ
このちいさなまちも ゆうぐれ
かたすみのみちを
おとなも こどもも
う ....
たいないのすべての
あたたかさをもって
たましいは
わたしのからだに
どどまっている
だから
たましいは
あたたかいものに
びんかん
つめたくなった
たましいでさえ
....
昼下がりの午後
うとうとしながら私は
かがみのなかの真っ白な牛の夢をみていた
牛は顔をこちらに向けて立っていた
弟の絵にそっくりだった 聖なる牛だった ....
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