すべてのおすすめ
刹那主義の出会いと別れ
ウソツキのキミと
寂しがり屋のぼく
気持ちはいつも
どこかに隠れて
静かに重く佇んでいる
だれも邪魔はしない
ただ見守っていたいだけ
ただ好きなだけだか ....
泣いているよ
ダレガ?
この世界
廃墟 死んだ眼をもつ動物以下の人間
銃声 ....
水色の海に
浮かぶ綿菓子
幼い頃は食べられると思っていた
でも 今は
そんな素直な考えはなくて
どうせ水蒸気の固まりで
甘くもないただ浮いているだけの
手でつかめない不思議な綿
....
簡単にすむのなら
言葉なんていらない
分け合えるのなら
心なんていらない
何もかもを取り去った世界を
君は美しいと言えるのかな
白い月
白い星
蒼い月
蒼い星
道を歩いているときは
白く見えた
部屋の窓からは
蒼くみえる
どちらにしても
冷たい色だ
でも
その冷 ....
引き潮が引くように
満ち潮が満ちるように
繰り返される
繰り返される
喜びも
哀しみも
日が昇る
夜が明ける
輝きだす家々、草木
眠い目をこすりながら
時計を見て飛び出 ....
君と初めて会ったのは
病院の白い背景
小さな小さな君に
どんなに 喜びをもらっただろう
今はもう
上から見下ろされている
目の前に君が座ると
その背中で テレビが見えないんだ
あの ....
俺は あの人といるかぎり
泣いたり 笑ったり 怒ったり
素直になることができた
だけど
あの人はもういない
俺の愛は
春に小さく 小さく 咲いた
夏の太陽に焼かれて
弱っていっ ....
君は
ピンク色の和紙と
白い和紙で
花を作る
寂しそうに
悲しそうに
作るんだね
外は寒くて
涙も凍ってしまうかもしれない
言葉も凍ってしまうかも ....
空へ落ちてゆく崖の前で
両腕をひろげなりひびく天使
すべての色が
すべての景が声になる
ひろげた両腕は
ひとつの陽に触れる
もうひとつの陽に触れる
西から来る無数の水無月を ....
俺の手は
とっても冷たい
血が通っていないみたいだぜ
お前に
握っていてもらえば
ちょっとは暖かくなるかもな
そういう時に限って
お前はいないんだな
好きな彼女と喋った
幸せだ
好きな彼女と手を握った
幸せだ
好きな彼女とデートした
幸せだ
好きな彼女の風邪がうつった
幸せだ
好きな彼女は風邪がなおっ ....
俺が やっと手にしたものは幻想だった
あるはずのところに 何もなかった
俺が やっとめぐりあえた人は透明だった
なにをしても 俺はその人をすり抜けてしまう
少しのあいだ 探し物も 何か ....
「白梅のポップコーンと咲きにけり」
などと 思わずつぶやいてしまう ....
彼らの地面が
迷うことなく飛翔している
その背筋に
私はここから
敬礼する
私は子猫になろう
迷い込んだ野原で
てんとう虫やチョウチョを追いかけて
跳ね回るんだ
青い草の波を掻き分けて
タンポポの綿毛を飛ばしたり
思わぬ落し物を見つけたりするかもしれない
遊 ....
初夏の日に映える
あの黒い羽根は
あなたにいつか送るつもりの
今はないしょの手紙
内容はまだ明かせませんが
なにしろ黒いのです
ところどころに紅さしてはいるけど
腹まで真っ黒けなので ....
夕暮れの 空の向こうに誰がいる
だぁれもいない
だぁれもいない
いないいない ばぁ
空の向こうに問い掛ける
げんきでいますか
げんきでいてください と
大きな声で ....
君の寂しい声に僕は胸を締め付けられた
ごめんね
結局僕は彼女の元へ帰っていってしまう
僕はまだ飛べないよ
羽も十分な強さじゃないし
僕は彼女のクサリで繋がれているから
遠くまで飛んでいけな ....
スノーエンジェルって名の
小さなキャンドルがあるんだ
俺がたとえ火傷しても
手の中で育てたいような
炎だぜ
あなたとの間も
俺は大事に育てたかった
俺とあなたの手の中で
俺 ....
真ん中に
青いターコイスの入った
銀の十字架
お前が俺にくれた
ペンダント
俺は自分が十字架を
しょってるのが
やっとわかったぜ
十字架はふたつもいらないさ
お前にか ....
空の一滴救い上げ
海に返してみたいのだ
昔海には空が住み
お互いを敬っていたのだと
角の家の老人が話しているのを聞いた
今ではもう
空は太陽に引き寄せられてしまっているし
海は地 ....
明かりはどうか消さないで
ここにきて
すこし話をしたい
私はずっとひとりでいたらしくて
話し方をわすれてしまった
だからひとりがたりみたいになるけど
ひとりよがりにはなりたくないので
....
電球って人間に似ている。
電球が点くときは、人間が起きるとき。
電球が消えるときは、人間が寝るとき。
たまにつけっぱなしにして、夜更かししてしまうこともある。
電球は壊れやすく ....
白い花 降り積もる
どこまでも続く白い世界
叫び声すら 届かなくて・・・
君と僕 結ばれない
どこまでも続く白い恐怖
叫び声など 届かなくて・・・
どこまでも続く白い世界
どこま ....
はじめから
あってないようなものを
ほしがるしあわせを
まだもっていてもいいですか
まだまだ
あまったれでいいですか
そらをみて
ときどき
うそぶいてみたり
そのうそ ....
背負うものがあるとすれば
それはきっとあなたの笑顔です
悲しくないなどと嘘は言いません
その華奢な背に
やわらかく大きな羽でも持っていたのでしょうか
そん ....
母さん、
ほら、春の風が吹いて
そろそろ僕も
行こうかと思います
春の風は早足で駆け抜け
いつも、僕は一人残されてしまうから
風のすべてが海の向こうに渡る前に
そろそろ行 ....
みっつかぞえたら
あたしのこと好きになってね
みっつかぞえたら
ゆめのつづきをみさせてね
みっつかぞえたら
そっとくちづけてね
いち に さん で
あたしたちの明日はバラいろ ....
笑ってられるの、今
あなたのお陰で
ここに居れて良かったねって
ねぇ、信じられる?
幸せだと思うの、毎日
あなたのお陰で
出逢えて良かったよって
本当にそう思うの
....
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