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見てみぬ振りしようとしてた
ただ通り過ぎようとしてた 現実
どんなに願っても叶えられない
どこまで行っても終わりなんか見えない 愛の形
でも
それでもただ見つめてい ....
拝啓
お元気ですか?私は相変わらずの毎日です。
朝は六時におきて、支度を済ませてから家を出て
電車を乗り継いで、会社につくのが大体八時。
五時まで仕事をして、また電車を乗り継 ....
ねぇ。空に投げたらどうなるのかなぁ?
うん。投げてみたらいいんじゃないかなぁ?
そか。でも、投げてもいいのかなぁ?
だね。いいんじゃないかなって思うよ?
じゃあ、投げるね。
うん ....
自分にとって大事な物
試してみないと分からない
自分の中に何が埋まっているか
すくい取ろうとしないと分からない
本当に大切なもの
自分の心の奥底に
静かに静 ....
愛のような色の
薔薇の花束
無造作に置かれ(無造作なキス)
散る(唇)
花びら(の味)
月光の針
が刺す
がそれは
暖かい
いや
寒い
ダウンする
....
寂しがりを卒業しよう
手を離して前を向いて
僕は歩き出そうとするのに
どうして君は袖を掴むの?
ペンを投げ出して
仰向けに寝転がった
蛍光灯の周りを
一匹の蛾が
縋りついて飛ぶ
あの蛾が
光のもとで半狂乱に
踊り狂う姿は
今の僕と同じようで
眩暈がしてしまう
現実 ....
(言葉は知っていた)
朝の光をみて、未来を信じた。
沈む夕日を見て、思い出に浸った。
あの子の涙を思いだしては、悲しさを感じた。
街行く女をみては、男を感じた。
....
まっしろのシャツ まっしろのパンツ
まっさおな空の下 決して汚れないように気をつけて
ジャングルジムのてっぺんで仁王立ち ちょっとの優越感と開放感
まっくろな空の下 決して濡れな ....
いつのまにやら
とても小さな物語が降って来ていた
たまには、傘を差さずに帰ろう。
道端にぽつんとひとつ
夕日色のビー球ひとつ
落ちていた
別に何の変哲もないのだけど 体はなぜか引き寄せられて
心はその傷ついた透明の球体に吸い込まれる
ビー球なのか何なのか丸っ ....
青い空に白い雲がぽっかりと浮かんでいる日は
私は幸せなのかもしれない
その雲がところどころばらばらで
なんとも不恰好にみえるということも
私には幸せなのかもしれない
得たいのしれない、雲 ....
夏の終わりの河原は
餌付けされて、もはや野生とは呼べない鴨たちの
小競り合いを眺める人、も まばらで
あなたは
鴨と
餌をまくジャージ姿の老人を眺めて
微笑んでいた
すこし曲がったそ ....
きみがおもうほど
世間は広くないみたいだ
きみがおもうほど
世間は冷たくもないみたいだ
きみがおもうほど
都会の星空はくもっていないよ
きみがおもうほど
通勤ラッシュは残酷でもないさ
....
−軌跡−
それは
時には
複雑すぎるほどに曲がりくねっているようで
時には
単純すぎるほどに限りなく真っ直ぐなようで
一本の絨毯のようで
数千のピアノ線のようで
−軌跡 ....
夢見る乙女は夢の中
夢幻に憧れて
現の境に気付かない
綺麗な色に
綺麗な光
綺麗な音に包まれて
綺麗な夢を見続ける
現の境は見えなくて ....
貴方なんて大嫌いだった
でも、それでも有難う
自分なんて大嫌いだった
でも、生きているのは
人間なんて大嫌いだった
でも、大好きだよって
弱虫なんて大嫌いだった
嬉しかった
泣きた ....
今まで生きてきた たくさんの思い出たち・・・。
大人から見れば17年間なんてまだまだ短いんだろうなって
思いながらも今までのこと振り返った夜。
ほんといろいろあったけど、やっぱり幸せ ....
擦ったら君が出てきてくれないかな
コーヒーの入ったただのグラスに
奇跡が起こることを ひたすら
ペンが進まなくて 紙は白いまま
今日は目も合わなかったね
顔をそらしてたのは僕だけど
....
君が好き。
ただそれだけが、
素直にいえなくて、もどかしくて。
僕を見てよ。
素直じゃない僕は、
ずっと君だけを見てるんだよ。
君が好き。
君が望むのであれば、
何 ....
僕は・・・・・ボクハ・・・・・
ツクリアゲタんだ。ボクを。
だから、大切な人よ。大切だった人よ
自分を責めないで
責めるならこの闇を責めてくれ
まるで嘘の上に嘘を重ねたような ....
流れていく言葉は、物語になる。
消えては生まれ、、淀みを含みながら、
先祖代々の昔話は、公衆電話にも聞こえてくる。
メロディを失った中学生は、
国語の教科書で音楽を学ぶ。
公衆電話か ....
知らなかったんだ
きみが
料理の本を買ったのが
ぼくのためだったなんて
知らなかったんだ
きみが
あんなにたくさんの薬を飲んだのが
ぼくのせいだったなんて
知らなかったんだ
....
ア・ロング・ロング・タイム・ア・ゴー
ディア マイ ママ
ボクはついに
モモから生まれてしまったよ
グランパはとても喜んで
....
「会いたいよという切なさ」
例えば、遠くに愛しい人がいるのなら
例えば、普段も会えなくなったなら
例えば、会う為に理由が必要だったなら
例えば、片思いなのにずっと会えない事になった ....
貴女が大好きでした
他の誰より
自分自身より
貴女を愛していました
貴女は私によく似ていて
性だけが違っていました
惹かれました
呑まれました
貴女と共に在ることを願い
....
ある朝ぼくは
独りであると気が付いた
ある朝ぼくは
泣いていたのかもしれない
ある朝ぼくは
君に逢いたいと思った
ある朝ぼくは
月を見つけた
ある朝ぼく ....
「君の居たはずの席」
出会えたときが始まりだった
僕は何食わぬ顔して
当然のように君に話しかけていた
出会って少ししても
僕は君の名前も覚えて無かったけれど
ただ、キレ ....
笑いなさいと母は教えた
笑いなさいと父は諭した
笑いなさいと友は命じた
笑いなさいと女は訴えた
笑いなさいと男は叫んだ
笑いなさいと俺は嗤った
俺の世界は笑顔で満ちている
誰も泣き真 ....
時々鮮やかな夢を見る
誰かが微笑む夢を見る
白いテーブルの向こう側に
時がさらさらと流れてく
それは風のように足元を流れ
微笑む人へと続いている
時々せつない夢を見る
誰かを愛す ....
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