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ガラス瓶に傾いた菜の花があり
「一面の菜の花」が浮かぶ
どこまでも歩けた
ちっぽけなわたし
宝物の本を抱いて
菜の花の田んぼの小道が変わらないと
永遠に変わらないと
もう思わない
どこ ....
手のひらでそっとすくっても
すり抜けてゆく水のように
あなたの心はつかめない
水面に映る優しい月が
決して沈まぬように
私はあなたに溺れない
あなたとわたし
近くて遠い
....
苦しい胸のうちを
苦しいと気づかぬように
自分まで騙し空を見る
あの日の雲は
どこへいったかな
白い雪の中
足跡をつけて遊ぶキミの姿
まだ小さいくせに
いつだって大人ぶってたキミが
今すごく自然な笑顔
薄桃色の頬
白い息がキラキラと光る
白い地面に
....
もしもの話だけど
もしぼくがしんだら
骨くらいは拾ってくれるかい
と訊いたら
小指の先っちょくらいなら
拾ってあげてもいいわ
と云うので
ぼくはしぬ前に
小指の骨は粉々にしておこうと思 ....
小さくと言えば
桜ではないと笑う
青色の空で
泳ぎ切り
何色かと悲しむ
季節は今かと掴んでみても
するりと抜けて影を作る
歩くと
道にあったゆりで
走ると
墓にあっ ....
右手で鉛筆を握れば
白紙に数多の糸が行き交う
複雑で繊細な
心の世界が姿を現す
左手で消しゴムを握ると
もつれた糸が消えてゆく
過ちも涙さえも
左手がくずに変える
右手に鉛筆を ....
本屋ですれ違ったひと
電車でとなりに座ったひと
走って目の前を通り過ぎて行ったひと
トイレで手を洗うとき横に居たひと
目の前で階段を上っているひと
自動販売機の横で立って ....
いざになれない虫達と
昼間から逃げよう
明るくない世界も悪くはないって
誰かが言ってた俺の正論
照明を落として
暗い方に羽ばたけば
泣きじゃくる子供の傍で哂う君を見つける
....
痛みを知らない子供がいるのなら
恐らく僕には救えない
救えなくても構わないから、せめて
傷つけることだけしたくないと願った
ただそれは
誰かの理想を押しつけられた
作られた神にではない
....
誰もいない街の上を
独りの鳥が飛んでいた
色褪せた黄金の街だった
かつて金色の泥流に埋もれて滅んだ
古代の街のようだった
乾いた巨大な植物のなかから
鳥は光の色 ....
一段と冷え込む夜こそは
君のその名に相応しい
張りつめた空気
静かに降り注ぐ光に
映し出される{ルビ現実=オモテ}
打ち放った声
遙か彼方に吸い込まれ
暗く広がる{ルビ現実=ウラ ....
太陽は私の心を照らし
元気をくれる
雨は私の心に{ルビ靄=もや}をかけ
寂しさをくれる
川は私の心を潤し
不安を連れさらっていく
雪は私の心の鎖を外し
故郷へ ....
紙一葉の重みは
風に飛ばされるほどだけど
そこに詩が綴られたとき
人の生に響くほどの
力をもつことがある
詩よ
天の恵みを浴びて
我の中に実るもの
いつかはたれかの鳩尾深く
....
強くなりたい
自分らしくいられる強かさを
強くありたい
大切な人を見守るあたたかさを
強くいたい
凛としていられる冷たさを
強く生きたい
何をされても平常でいられる寛大さを
....
声が聞こえる
助けを求める悲痛な声が
声が聞こえる
無念にも死を遂げる断末魔が
聞いて下さい
あなたの手を待つ人がいるのです
聞いて下さい
あなたの笑顔を待つ誰かがいるのです ....
・・・・・・
あなたは独りじゃない
お前のためを思っていってやってるんだ!!
・・・・・・
君はここにいない
誰も頼んじゃいない
・・・・・ ....
例えば あの人に出逢わなければ
こんなに辛い想いをせずに 済んだのかな?
例えば あの人と出逢えなければ
この喜びを感じることさえ出来なかったのかな
出逢いと別れを繰り返して
....
何が愛なのかなんて 分からないし
愛なんて 形も無いし
どこかで永遠を求めていて
絶対を信じている
泣きながら見上げた空は
どこまでも青く続いていて
諦めかけた夢の一つ一つが
この胸 ....
どれが一番正しいのかなんて
いつも全然分からなくて
楽しいことも 悲しいことも
寄せてはかえす 波のようで
絶え間なく やってくる
どれだけ強くなれるのか
どれだけ優しくなれるのか
....
少し休みなよ
話したくないことは話さなくていいよ
豚の入ってないただの汁でもおいしいよ
無理して仕上げた仕事にはミスがつきものだから
急がせるアイツが悪いのさ
寝てもいいよ
....
すくえるものの おちていくすがたは
ただ だまって ながめるばかり
かたちなきものの ながれゆくようすは
ただ あふれて すきとおるばかり
おもいは灰に、
火にちりりと焦 ....
どんよりとした静かで重そうな空を
支えとなるものもないまま「それ以上近づくな」と
睨み付ける
午後三時
そこここに散らばっていた子供たちは
おやつの時間だ、と我先にと暖かな愛に包 ....
どうか
あなたの幸が
やさしく
あたたかいもので
ありますように
信じなさい
君はまちがってない
その道に、光が射すよ
僕は冬がキライだ
春は好き
夏は大好き
秋も好き
だけど冬がキライ
でも、最近少しづつ
冬が好きになってきた
食べ物が美味しいし
花粉は少ないし
夜どんなに早く寝ても もった ....
元気に
明るく
おはよう!
素直に
謝って
ごめんなさい。
って言えたらいいな
勇気を出して。
何度も 何度も 区切りをつけなければと 思い悩んでいた。
でも まだ 結果が出ない。
好き好き好き好き好き好き好き好きスキスキスキスキスキ好きスキ好きスキ大好き
会いたい気持ちが 噴 ....
「仕事 お疲れ様(^^)」
『疲れてないよw』
って いつもの返事
「そう返ってくると思った笑」
そんなやりとりが ささやかな 幸せ。
さくらさくら 吾が恋 を そめあげよ 。
冬にさくのばらの ように
吾が 恋を そめあげよ 。
....
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