いつまでも したばかりみてた はじまらない ゆらゆら
きもちぶんの おもい うかべたら すこしだけ
かるくなって とんでゆきそうね かぜがふいてきた ゆらゆら
どこへも ゆける そうな.。
 ....
この時点で
効果的な罠は
君を束縛することではないはずなのに…


バスに乗って。
酔っ払った身体は、揺れる
揺れる、
その肩は、空席。

使っておやりと、何かしら突 ....
おなかのすくおと ぺこ、ぺこりん

からっぽの胃から 
じわじわ かなしみが溢れ
ずずんと 体にのしかかる

ひとことごとに へってゆく エネルギ
ひとことごとに ふくらむ かなし ....
息を 
わたしたちは潜めて 
東の空の彼方から 
春がやって来るのを 
待ち侘びていた 

夜明けに 
うすい紫の風が
わたしたちの 
頭の上を撫でながら 
通り抜けてゆくとき ....
緑のたぬきとして暮らしている
暮らすことに対しては苦痛ではないけれど
もう随分と古狸であるものだから
化かされているんじゃないのかと
ボンズで飲み食いした後
カードを使用すれば
店員は裏表 ....
ぬくもりを ペーパーの上に落としたら
ほと ほと と音がして
穏やかな色合いが生まれた
ずっと
ここに居られたらいいのになぁ.。
ガソリン代だけもって
4時間かけて親の家に行く
疲れるとか
辛いとか思ったら
崩れてしまうから
目的達成のみ考えていよう
乗り越えても乗り越えても
課題が向こうからやって来る
こなせこ ....
うるうると  ながれては  こおりにかえり

うるうると  みたしてゆく

つちを  かぜを


たちのぼる霧は
こおりをむすび
春待つ木々を
冬に還す


光 ....
スーパーのレジで
おつりのコインを数枚受け取ると
「わあ、お金が増えたね」
と娘は目を輝かせる

自動ドアから出るときも
「あのおばさん、きっと親切な人なんだよ」
ふわふわと歌う
 ....
生まれたときから猫がいて
頼みもしないのに
わたしの布団の上に乗り
重い温かい
お互いさま
叱られて
毎日毎日叱られて
生きていてもしょうがない
だけど死ねないお子様は
布団のお腹に ....
歯でゆっくり噛み締めると

きゅちー 

っと

甘さが湧き出てる


あなたは一体なんなんですか








あ、コンチワ 

なたでここ です。
きょうの きみ
もぁもぁ むぅ〜ん
ちいさくなって みえない
もぁもぁ てんてん
ほしのそら
誰もいなかった
一円玉を拾った

一円玉の面影もなく
落とすと
軽金属の音がする
汚れた傷だらけの平たい円
きれいにしてあげよう

日本の地面には
一円玉がたくさん落ちたままなのだ ....
農家の母屋を改造した学生下宿が
家賃一万円の住処だった
わたしは床の間のある客間の六畳
一二畳の居間には親友が
離れの六畳には先輩が
隣の六畳と四畳半には後輩が
それぞれ巣くっていた

 ....
うたを綴る
ひとつ ノォトに
うたを紡ぐ
ひとつ こころに
今日の言葉を装い
明日吹く風を纏う

雲に似て
恋に似て
刻々とかたちを変えるその憧憬を
留めるため

小さな引き出 ....
竹林には何がいる?
パンダ!
かぐや姫!
宇宙人!
わたし!
にょきにょき
にょきにょき
にょき

さてと
だれもいないね
気の早い春一番は 潮鳴りのようなおとを立て
町の上空をゆくのでした
「僕ら、結婚するかな」
彼が昨夜言ったことばが、洗っていたおさらから急に飛び出してきて、ひっこめるのに苦労しました。わたし ....
りろろ つまさき

さそわれて くつおと

みなみかぜ すぃんぐ すぃんぐ

ふぉ〜 ゆぅ〜 ♪
トイレの前にはいつも長い行列ができ
ひつじの仕事はその行列をうまくさばくことだった

けれど だれもひつじを見ていない
ひつじは アイピローのようにうすっぺらで小さく 
とても背が低いため、 ....
ポタージュの湯気 午前五時

日が早めのおはよう
私はまだねむいよう
南の風が届くころ

足元に顔のぞかせて

上ばかり見てたら疲れるだろ?

それでも

きみは風に吹かれて嬉しそう

南の風が届くころ

ら〜いらいらい らい って

背 ....
ころころ ころがって

ころころ ころころ 笑ってる

ずっこけて いてて ころ

怒っちゃって かちんかちん ころ

負けるもんか あちちっ ころ

そっか ごめん ぷしゅー こ ....
【運転室】

ミステリーツアーの
ほんとうの行先は
汽車の運転手さえ
知らない
 
行先はレール任せなので
運転手は楽譜を前に
指揮を振っている
振りをしているに過 ....
落日
蜃気楼のよう
だけど蜃気楼じゃない

焼かれるのは
空じゃなく
今日という日の末路

果てるような
限界線
焼かれるのは空
じゃなく
時季の
すこ〜し 向こう
顔のぞかせて
「温かいね」
って

あしたも
逢えるかな?

*

足下から解けてゆく 春は
上着を一枚 置いてきぼりにして
君に逢いに行くんだ っ ....
はばまれる 口惜しさ
忘れていく かなしみ
通じない もどかしさ

ガラスの小部屋にとじこめられて
じわじわと
時の砂の中にうずもれる
さらさらと
ただ さらさらと
時間だけが 過ぎ ....
なんにでも なれる可能性

誰にだって

多くはないけれど

それって ある

ずっと 誰かの真似を
してるわけには
いかないけれど

自分に なりきって

みたいと 願う ....
古臭い 化石のような
アナログな 人種でも

快適に

しあわせに

どことなく 安心できるような

そんな世界が できあがるまで

まだ、化石のままで

いる。
庭の境に置いたサボテンに
猫が吸い寄り
すんすんしてる
ちくちくしても
まだやってる
サボテンが棘を引っ込める
わたしが触ったときには
刺したくせに
恩知らず

呼んでみるけど
 ....
奪われていくだけで
体の細い先っぽから熱
低い空に流れていく
雲に穿たれた青空

なくなってから知るのだと
ひとは言うけれど
得てすらいないのだ
失う事すらできないのだ

  小舟 ....
日朗歩野さんのおすすめリスト(1044)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
おもい- ひより未詩・独白1*06-3-4
バスが辿る道の先- 梅ゼリー自由詩306-3-4
はらぺこのかなしみ- 紫翠自由詩3*06-3-4
春はあけぼの- 落合朱美自由詩4006-3-3
緑のたぬき- tonpekep自由詩11*06-3-3
ひだまり- ひより未詩・独白4*06-3-3
すみれ- 蒼木りん未詩・独白206-3-2
うるうると- 紫翠自由詩9*06-2-28
おつり- たもつ自由詩54+06-2-26
にゃご- 蒼木りん未詩・独白406-2-26
なたでここ- 自由詩6*06-2-25
もぁもぁむぅん- ひより未詩・独白2*06-2-25
いちえん- 蒼木りん未詩・独白306-2-24
二台の洗濯機における青春の一考察- たりぽん ...自由詩37+*06-2-23
うたの肖像- 銀猫自由詩18+*06-2-23
にょきにょきバンブー- チアーヌ自由詩606-2-22
青い風景- はな 未詩・独白19*06-2-22
りろろ- ひより未詩・独白1*06-2-22
ひつじの夢- 紫翠自由詩4+*06-2-21
青朝- ふく携帯写真+ ...6*06-2-21
らいらいらい- ひより未詩・独白4*06-2-19
ころったくん- ひより未詩・独白2*06-2-19
MAGICAL_MYSTERY_TOUR- まほし自由詩15*06-2-18
夕刻、焼かれるのは- たりぽん ...携帯写真+ ...28*06-2-17
とき- ひより未詩・独白2*06-2-16
砂時計- ツクヨミ自由詩106-2-16
ポケモン(メタモンにて)- 仲本いす ...自由詩5*06-2-16
ポケモン(オムナイトにて)- 仲本いす ...自由詩2*06-2-16
さぼってん- 蒼木りん未詩・独白506-2-15
冬の喪失- たりぽん ...自由詩8*06-2-15

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