夢を見たよ

まだ君も僕を嫌わず
まだ僕もお喋り好きで

君がどこから来たのか
知りたがっていた

僕らどこへ行こうか
話し合っていた


君はどうして鳥に
生まれなかったん ....
雲がゆく

大きな大きな
雲がゆく

仰向けの僕の上を

早く早く
流れてゆく


ああ
あれは

雨を降らせる
雲だろう

ほんの少し
瞼を閉じたら
その途端
 ....
うちのとけいは
3ぷんすすんでいる

わたしは
なおしたほうが
いいとおもう

ほんとの
じかんが
わからないから
ごろんごろん
ところがって
きみのそばで
みとれちゃう


ごろんごろん
ところがって
きみはとおく
はなれちゃう


やさしくない
きみだけどさ
やさしくない
 ....
あなたが
そらに
うたったうたは


かぜのなかに
あめのなかに
ひかりのなかに
ふくまれて


わたしのうえに
ふりました


どこにいたって
だれといた ....
花火は落ちて
どこへいくんだろ

涙は涸れて
どこへいくんだろ

夢の続きは
どこへいくんだろ

想いは鎮まり
どこへいくんだろ

過ぎ去った時は
どこへいくんだろ
 ....
光りに触ってみたいな

カラダ中がココロ中が
透けるくらい照らされる

光りに触ってみたいな



音になってみたいな

ナミダが零れるくらい
胸の弦を震わせる

音に ....
寄せては返す
波の中で

僕の足は柔らかく
砂に沈む


ひっそりと
息をする貝殻たちの

その世界に少しでもと
寄り添いながら


報われなかったことよりも
望める ....
なかないかおの
きみがすき

ゆるまるこころと
うらはらに

なかないつもりの
きみがすき


くちもとむすんで
このつぎが

はじまるときを
じっとまつ

なかないか ....
みずたまり かきだせ
泥みず かきだせ
ぼく 夜の雨は好きだけど
朝の
雨がやんでしまっているときの
みずたまり
あれ
嫌い。
落ち着いた雰囲気で
何も起きない限りなにもなくて
な ....
まちぶせた そのねつが
ニヤリとね ぼくにいう
とおまわり してただろ
そのとおり ひしがたの
たいようを さがしたり
くりかえす なみのはな
とめようと してみたり
うれいごと ひとと ....
声を聴いていたんだよ
冷たい手足を
投げ出して


ランプが震えても
時計が途切れても



夢と踊っていたんだよ
大きな影を
いっぱいに


まばたきを忘れても
ノッ ....
みつめあうたび 気づく

左右でちょっと 長さがちがう まゆげ
左右でちょっと 色がちがう ひとみ
もしかしたらかんちがいかもしれないけど
かんちがいしたままでいいの

たぶん

左 ....
 寂しさの濃淡を
 その時々に掬いながら

 そして
 だから
 それでもと

 僕はまた
 強がりにまみれてる


 おあずけの夢の
 続きにはきっと

 特別な切符が必 ....
りんごのかわ
みかんのしろいの
きゃべつのしん
れたすのしん

くりちゃんのすきなもの
ほんと
どんなりょーりしろっつーの
初恋が終わっていない

夢を見て


シンプルになって

目を覚ます

午後
考えるのを止めたとき
空は色をすいこんだ


ポカンと見上げて僕は
この地面の名前を忘れてしまう



しばらくは誰も
気付かないかもしれない

僕の一部もすいこまれたこと ....
ぼくらは
きっと
あつまっているのでは
ないのだらう

めのまえを
とおりすぎてゆく
ひかりのおびに
みとれるが
あとを
おうわけでもなく

そっと
うちがわから
やはらか ....
ほんというと
ぶるぶるするとこわい
だけど
きらきらたのしくて
でもやっぱり
ときおりぶるぶるこわくて
あなたのためにいきている、と
ごうまんにもなれず
じぶんのためにいきてい ....
あなたと

よるだけに であう うたを

よるだけに わかれる うたを

こよいの まんまる しゅるり ほどいて

よるだけしか みえない うたを

よるだけしか きけない うたを ....
ちいさいくつは
ちいさいころにはいったっきりで
ちいさいおもいでとともに
ちいさいはこにいれて
ちいさいおしいれに
ちいさくしまいました。
ちいさいってなんてかわいらしくてかなしいのだろう ....
りんごあめ かってよう

いけません あなた いつだってたべきれないでしょ

きょうは ぜんぶたべるもん

じゃあいちばんちいさいのにしましょうね

や いちばんおっきいの

どう ....
少し辛すぎる事があると
そっとベールを一枚一枚
かけていくんだ
僕の涙が見えないように
僕の悲しみが透けないように

僕が想う君との距離と
君が想う僕への距離を考えて
落ち込んで
僕 ....
飛びたつのを拒んだ背中
悲しい羽音の侵入を許した
あなたの暗闇に隠れたカーテン

闇の中、光を放つあの星のように
褪せた心に願いを灯して
あなたの暖かな光をまたみたい

ふと上げた瞳を ....
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タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
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とけい- モエ自由詩504-8-18
あざらし- 松本 涼自由詩2*04-7-27
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ひかり- 松本 涼自由詩4*04-7-13
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みずたまり- かなりや自由詩604-6-13
遠回り- 松本 涼自由詩4*04-6-12
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こうみゃく- 玉兎自由詩404-3-24
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ちいさい- かなりや自由詩404-1-4
りんごあめ- かなりや自由詩503-12-29
- 玉兎自由詩303-7-22
祈り- 玉兎自由詩103-6-3

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