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さまざまな
美しい影の
濃淡を
描く
光のいのち
陰裏から
迫り来るもの
抉り広がる音塊の響き
余りに練り込むものだから、

 肉のタマシイの行き場失くし

自らを観る今、思考思惟というチカラ

頭の周りをまわるまわるよ 、くる く ....
風景が霞むほどの雨のあと
水たまりには青空が映る
梅雨明けも近い

空を見れば
もう次の雨雲が控えていて
ころころと変わる空模様

そんな空の下を
こどもたちが
笑いながら走ってい ....
ノーブルなおば様の厭らしさというのはあるよ
というのは、このご時世に澄ましてられるとしたら
何か間違った理由によるものと考えざるを得ないからだ

実際、他の誰が災難に落ちようと
澄ました顔を ....
いかにもやはらかな
おくるみに包まれ
眠る赤子の真白き静かさ

 もう逢わないわ

そう言う女の声音
記憶に深く刻まれた声、
相手を温たかく包み込む
少し低めのトーン帯び

 も ....
順風のときは
人は他人に
メソッドを語りたがる
渦中の僕には
いいお世話である

体力の衰えなら
プライドが折れることはない
というか
初手から
折れてましてん

失ったものは ....
月が欠けてゆく

今宵は更待月

琥珀の水を傾け

夜は更けゆく

明日を占う指先が震える
鋼の響きの
わたしを超え
私という魂の
想い出の予感、
渦を巻き破裂し
破裂しては新生し
いよいよ よよよ
うらうら ららら
天のラッパ鳴り響く

ヨクアルアオハル
予感への思い ....
大きく裂けた口のある白い顔で笑い
煌びやかな衣を纏った記号が宙を行き交う
吊るされた語彙は真夜中の死体のように重く
暗い羅列が濁点だらけの股間にあった

大好きなキミの瞳を輝かせたいから、
 ....
挙動不審でも怯えていたわけでもない
ただ少しだけ、自分自身から離脱したような感覚があっただけだ

道を歩いていたら、おばさんに声をかけられた、どこの方?
僕は、なぜ、人に声をかけられると、妙に ....
ヒカリのタマシイ、

わずかに宿した
声の響きの呼応
若やぎ暗みを辿りゆく

このタマシイというヒカリ。
うわさは
当てにならないし
一方聞いて
沙汰するなと
真実が言っている



人の
一生なんて分からないから
今が良ければそれでいい
でもね 今は
過去と未来につながっている ....
 かつてお酒の好きな詩人が
 青い背広を着て旅に出ようと言った
 夏の来るのを待つ短い ひと時
 休日の真昼間
 私の心はスーツケース持たず旅に出る

 海もあった
 太平洋の波の音に吹 ....
揺れる楕円がことばを塞ぐ
甘い香りと露出した果皮が目前に迫り、
獰猛な括れと若い膨らみが
荒い呼吸とともに 静寂を犯した

仮面を剥いだ匂いを指がなぞる
然も危険な場所を呼び覚ますように
 ....
アマゾンの巨大魚
ピラルクを釣ろうと思い
ワイヤー製の頑丈な仕掛けを作った
これでは電車に乗れないので
少しコンパクトな仕掛けを作り
1mの鯉を釣ろうと餌を調合した
ひき肉とサツマイモと数 ....
神なるものに孕まれ
神なるものの内に在る
私なるものは
神の内に詩想し生きて

今やすべて私の自由意志に任され

この荒涼として混沌の人間界  、

私自らが加担し造り出したのなら
 ....
五行歌という
一つの
生き方を
生きている私は
幸せ者です



えっへへ
五行歌と
共にある私が
嬉しくて
繰出し鉛筆を持つ



五行歌と
出会えて
こうし ....
緑の広がり人の歩き
車の走りアスファルト伸び
アジサイ青々色付く最中に
わたしの生きて歩き在り

そうして 、

歩き在るわたしの最中に
緑の広がり人の歩き
車の走りアスファルト伸び ....
そこに愛はあるんか?

あるさ 愛はある

夜の散歩 カーテンから漏れる光

少しの隙間から覗く エアコンの白

漏れるテレビ音 美味しそうな匂い

愛はある ただ

自分の部 ....
日々豊かに降り続く雨は
山の頂きから川を下って
大地を潤し
海へと流れ
やがて世界の端から
宇宙へと降りそそぐ

波に流されるまま
地球からこぼれ落ちた私
遠ざかっていくのは
距離 ....
あの人の遺志が
私の中で赤々と燃えている
それだけで充分だ
生きる意味なんて
脈動する歓喜は
生きる意味となる
私の全生涯を
照らす光となる
 通勤電車でふと絡みあう視線
 作業着姿で伏し目がちに座っている
 その人の 汚れた軍手をはめる手に
 真紅の盃

 みずみずしい酒の香のなせる業にして
 白髪で皺きざまれる{ルビ貌=かお ....
人は時が薬になると言うけれど

ぼくには効かない

様々な記憶はあまりに生々しく

傷からは鮮血が滴り落ち

包帯を巻いても血が滲む
プラットフォーム天井から 
姿見えずゆっくり繰り返し響く
低くくぐもったイキモノの鳴き声 

ふと偶然に聴いた朝、

「ハトってこんな鳴き声だっけ?!」

想わず驚き私は隣に立つ友人に ....
大学の先生が言ってました
必死に追いかけたんですけどって

彼の消息を教えてやっても
よかったのではないですか

なんて言って教えるんだよ
不穏な言葉しか出てこないか?

また、また ....
道向かいの街路樹の
盛んに繁茂する新緑の
大風に波打ち揺れ動くに

私の思考の溶け込んで

私は自分を保ったままに
緑に波打ちうねり合一し
  みどりうねり
運動思考そのものだ

 ....
踊る子らの
この広場、
熱気溢れ笑い弾け
此の世の宮居、
張り裂けんばかりに

なんということ!

滑り落ちる断崖絶壁

この広場取り囲み
 区切り在り、
小さな死大きな断絶
 ....
生まれた事が嫌だった
父はギャンブル狂で
女にもだらしなかった
雨漏りと床が抜けたあばら家に住み
幼稚園にも行けず
ろくに食べることもできなくて
何時も腹を空かせていた
学校では給食費も ....
鼾がやたら五月蠅くて
ふと目が覚めたが、
身体はまだ眠っていた
どうやら幽体離脱したようだ
真夜中の瓦屋根はよく冷えていた

窓から自分の鼾が聞こえる
空をボクの同類たちが飛んでいた
 ....
 ラ・カンパネラを

 独特の旋律で聞かせてくれる

 演奏者が去り行きました

 太鼓を鳴らすように

 ドラムを叩きまわすように

 私には聞こえました

 演奏場で感 ....
夏川ゆうさんの自由詩おすすめリスト(956)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
※五行歌「美しい影の」- こしごえ自由詩3*24-7-3
詩想、廻る魂の(新訂)- ひだかた ...自由詩424-6-30
雨に濡れても- ヒロセマ ...自由詩12*24-6-29
ノーブルドレス- りゅうさ ...自由詩524-6-27
真白き夢- ひだかた ...自由詩5*24-6-26
空梅雨に思うこと- りゅうさ ...自由詩324-6-25
五行歌_月を眺めて- レタス自由詩6*24-6-24
文言- ひだかた ...自由詩3+*24-6-22
曲芸- atsuchan69自由詩11+*24-6-22
安らぎの坂道- 林 理仁自由詩724-6-17
PANIC_OF_LOOKING- ひだかた ...自由詩324-6-15
※五行歌_四首「エネルギー源です」- こしごえ自由詩4*24-6-14
パセリ- リリー自由詩10*24-6-8
夜の鍵音- atsuchan69自由詩9*24-6-8
【夢の欠片】大魚釣り- レタス自由詩5*24-6-7
詩想、ゼロ地点- ひだかた ...自由詩6*24-6-6
※五行歌_三首「五行歌という_一つの_生き方を」- こしごえ自由詩2*24-6-5
ヒビキヒカリ- ひだかた ...自由詩324-5-30
そんな今を- 短角牛自由詩4*24-5-26
天空の果てを想う- ヒロセマ ...自由詩10*24-5-26
人生の意味- 渡辺亘自由詩224-5-25
落花- リリー自由詩9*24-5-25
五行歌_一首- レタス自由詩5*24-5-24
キズキのうた- ひだかた ...自由詩624-5-19
新聞紙- りゅうさ ...自由詩224-5-18
思考208号- ひだかた ...自由詩424-5-16
黄金の郷- ひだかた ...自由詩424-5-13
半生- レタス自由詩12*24-5-13
真夜中の丸太切り- atsuchan69自由詩12*24-5-10
旋律- 佐白光自由詩4*24-5-6

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