すべてのおすすめ
 ゴールテープを切り裂いた秋に

 侵略を開始する冬の走り

 季節は時間の後押しで

 永遠に巡ってくるけれども

 心に叩き込まれた想いを残す

 一生に一度の秋がある
 ....
無音の闇の中

キンキンと耳鳴りの音

時々聞こえる時計のアラーム

起きては消えていき

朝の喧騒が近付くのを知らせる

目を瞑れ

目を瞑っていろ

圧力は増すばかり
 ....
暗黒物質や
暗黒エネルギーなんていう

いやな名前の
おかしなものが

宇宙にはあるらしい

あるらしい
なんてもんじゃなくて

なんと
宇宙全体の物質エネルギーは

74 ....
くそう、近所のスーパーが一軒潰れただけでこのざまだ。

歩いて行ける距離、安さ、おいしい肉海鮮。完璧だったものを。

実は近所にもう二軒スーパーはある、十分じゃないかな。

しかしおいしい ....
中国ドラマで政敵を倒すために
毎日微量の毒を盛り
病死に見せて死なすというのが
わりとある
歴史、毒薬詳しそうだなぁ

中世と
あまり変わらないの
かもしれませんね
毒を盛られて
 ....
静の海

ひらけゴマ

勧進帳
タイラップ

真珠

柿の種
ぼんやりとした将来の不安のために
死んでしまうなんて

僕なんて具体的な不安しかないのに
生きています

父母がいなくなったら
自活力のない僕はどうすれば

情けないこと言ってないで ....
 夏が来るのを待ちわびて

 日差しの変化を追っていた

 弾けるように外に出て

 吹き出る汗を海に流した

 いつまでも沈まない太陽に

 お別れを告げることまなく

 ....
私は調和をもたらしに来たのではない
争いをもたらしに来たのだ

帰ってくれ、と
無理からぬことだった

{ルビ永遠=とわ}とは十和
十和色のハーモニィのことぞ

和すのはいいですねぇ ....
心細くなっていくのは
日が暮れるからだ
寒いからだ
暗いからだ
人生と重ね秋

子も生まれ
君のお家は
上る春
ライジング・サン
じゃないか

春売って
酒浴びてなお
恋に ....
黒い鳥の群れに暴かれた骨を
驟雨に洗いながら
わたしは
晩夏の灼熱に焼け爛れた
向日葵を見上げていた

わたしは聞いていた
草いきれすら霞む腐臭のなかで
瑞々しい血肉の底、重く豊かな脈 ....
柔らかな機械
拘束されない想像力

サイバネティクスの夢は
四肢をもがれたバッタのように
プレイリストのなかに埋め込まれるのだろう

残酷な朝は天体を廻し
透明な朝をスルーしてゆ ....
商店で見た山崎パンの
バターケーキが豪華に見えた
電話ボックスに置かれた缶コーラに
毒が入っていたニュースが怖かった
ユリゲラーがスプーンを曲げたかと思うと
あのカルト教団の教組が宙に浮いて ....
仕事などでは必死に役割を演じ、家に帰って
ネットで本音をぼやく。これはまだいい。と
いうか本来の使い方だ。しかしネットですら
仮面をかぶり、本音は表す場所がなく、近し
い舎弟をしばき倒す。これ ....
ワイの言うとおりにしてたら
ええねんでっていう関西の人
好きと思う
とても言うとおりにする気に
なれない感じの

こうしたらいい
こうしないのがバカだ
とバカが述べるのを聞くのは
思 ....
羊が鳴いている
嵐の吹き荒れる草原に
たった一匹だけで
メェメェ、と

あの羊は
はぐれた仲間の群れを
呼んでいるのか
ずっとメェメェと
鳴き続けているだけ

あの羊を
わたし ....
 国家間同士の争いに

 終わりが見えないこの星に

 平和は訪れるのでしょうか

 名前も知らない若者たちわ

 争いに意義を感じているのでしょうか

 地球サイズのリーダー ....
ただいまの返事がないまま18年
お早うもおめでとうもスルーして

今日をやっと迎えるのだが
ぼくに何を語るものがあるだろうか

もう年金暮らしのひぐらしが
やっと返事をする
人間の営為 ....
まず恨みがある
怒りがある
それの発散として
正義の鉄槌を
探しているんだ

えぇ、では正義が
八つ当たりだったと
そうなのです
政治批判も人道主義も
的を得たことがない

ど ....
わたしたちは
温かい言葉をよく知っている

居場所、安全、安心、つながり、絆
それらを持って
とにかく全速力で走る
走っているつもり、かもしれないが
カラカラ、カラカラ
ハムスターのご ....
姉が玉子焼き用の四角いフライパンで
目玉焼きを焼いている
合う蓋はないので
横から湯気は洩れるが
面白い発想に見えた

僕は丸い小さめの普通のフライパンで
目玉焼きを焼く

かように ....
父母が長くない
コロナだワクチンだこれだけ傷めたら

親戚も危うい
自粛下で葬式も辛い

そもなんでこんな騒いでんの?
ノーバディノゥズ
夜を越えてぼくらは生きてきた
いくつもの世界をたずさえながら

時を言葉に変換してやっと生きてきた
ぼくの笹舟は銀河のどのあたりまでゆくのでしょう

ぼくは僕であることが面倒くさくなって
 ....
たとえばワクチン打ったら翌日、死んでいた
なんて人が少なからずいるんでしょう

報道が取り上げるべきは
そういう人たちだったのであって

この度の不始末、語り継がれることでしょう
一人だ ....
指に指の毛が生えていること
永いあいだ、すっかり忘れていた

まだ僕に夢も希望もあったころ
いつかの祖父らと田植えをしたのに
人間は一人立つ余地があればいきてゆけるものだ
人間は愛するものをうしないつづけてつよくなれる

だれもふりむかない路地裏の暗闇のなかに人生があったり
戦場を迎える兵士は誰に誕生日を祝ってもらえ ....
A倍、K泉、A生、K田といった面々が
料亭で高笑いしている写真を見た
胸くそ悪かった
庶民がずっと苦しんでた時に
という思いがして

ものは受け取りようだ
彼らはりゅうさんが生き、活躍す ....
うちの猫と意思の疎通がなくて難渋している
トイレのそとにそそうはするしダイニングのテーブルで爪をとぐ

妻と意思の疎通がなくて難渋している
彼女にはトーマスマンの魔の山のような療養所が必要だ
 ....
人は直線ではない
多次元曲線でも証明できない

存在は無と背中合わせの実存

人は根源では人を識ることはできない
夏川ゆうさんの自由詩おすすめリスト(970)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
冬の花火- 佐白光自由詩2*22-10-15
羽音- みじんこ自由詩4*22-10-15
神様の悪ふざけ- st自由詩422-10-9
ここにいる- りゅうさ ...自由詩6*22-10-9
クスリスク- りゅうさ ...自由詩222-10-4
令和4年10月3日(月)- みじんこ自由詩2*22-10-3
令和4年9月30日(金)- みじんこ自由詩2*22-9-30
引きとめたし- りゅうさ ...自由詩222-9-20
秋恋し- 佐白光自由詩1*22-9-6
永遠とは- りゅうさ ...自由詩222-9-4
暦に- りゅうさ ...自由詩7*22-8-30
晩夏- 逢坂 冬 ...自由詩7*22-8-21
ピーターラビットのうた- マークア ...自由詩1022-8-20
居酒屋あらわる- うめバア自由詩1322-8-20
王様の耳は- りゅうさ ...自由詩322-8-19
ついていけない- りゅうさ ...自由詩122-8-13
- 逢坂 冬 ...自由詩9*22-8-12
100年後- 佐白光自由詩1*22-8-7
ただいまのうた- マークア ...自由詩522-8-5
しこり溶けたら- りゅうさ ...自由詩122-8-5
支援者- うめバア自由詩122-8-1
一本ではない- りゅうさ ...自由詩522-7-29
迷い道- りゅうさ ...自由詩322-7-20
夜を越えて- マークア ...自由詩722-7-10
憂鬱、第四波- りゅうさ ...自由詩122-7-8
田植え- クーヘン自由詩10*22-7-7
猫の世話をするきみに- マークア ...自由詩722-7-4
なぜ笑ってたんだろう- りゅうさ ...自由詩322-6-30
うちの猫のうた- マークア ...自由詩522-6-21
人間論- マークア ...自由詩322-6-17

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