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犬が
ニコニコ笑って散歩しています
お日さまが
梅雨を乗り切り威張っています
夏は
爽やかなレモンが良く似合います

しかれども
それらはかりそめの
初夏の陽気なまひるの ....
まじょが
カレーの皿を割っている。

いつか出逢えるあなたを
この屋上で待ちながら
もう出ない声を絞り切り
歌う歌がある。

もし空を飛べたなら〜
あなたに会いに行きますよ〜
 ....
泣いてない

青鬼のリタ
に憧れて
愛して馬鹿みて
なにが悪いか


リタって利他。

本当に存在するか知らない。

じぶんは、わるもので
他人を助ける

青鬼 ....
とてもシュガーレスで甘い日々に乾杯
いつかか叶うかもしれない幸福論にさよなら

すといっくなクラプトンが好きだったな
ちょっぴりうち間違えをしたタイピスト

シドビシャスみたいな素直な凶暴 ....
まずひとつ
誰かが太陽を母親と置いている

それはそれは大きくて
それはそれは温かい

眩しい眼差しを放つ

他の星どもがそれを囲って
甘えている様な

そんな光景かもしれな ....
日暮れ時
蜜を求めて飛ぶアゲハが
自殺した美しい女達の
芙蓉のような人魂に迷い
燃えて無くなってしまった

いかに美しくても
幸せになれなかった
業深き女達の
貧しい平等

鱗粉 ....
きらきらと
波に
浮かんでいる

パラソルは
遠浅に
沈められて
いく
ぬるくなった缶コーラ
汗をかいてギラギラ
照り返し
身をよじる

のように
探している
 ....
白色光は全ての色をもって君を訪ねる

君が嫌った色が君の色

それを個性と呼べば様々で

みんなそれぞれ素敵に思う

一方で

白はほとんど受け入れてくれず

黒はだいたい ....
雷が静かな死を私に受け取れと鳴く。
あっちを向いて吐き出す息は熱いが。

涼しく風を感じたり、透き通る夜更けを見たり。
青空は四角い。雲の切れ間にはつまらない透明。

聞こえ出したエン ....
目が覚めて一番に 口にした言葉は
くちなし
薫り ゆたかな色彩の白
しずくを 湛えた光沢の葉

無垢を 口にするときの ふるえる くちびる
くちなし
きょういちにち なにを はなすことだ ....
あの時の理解は宇宙に染み渡ってゆくのだ。

ほかのまぜものを食べてみようか
黎明の貧困のうち商売が成り立たないから
廃墟に廃棄される、ロボットの哀しみの夜を知れば
凍てつく空気を ....
まるい夜空の温度を
瞼の裏で受け取りながら
狭い歩道をなるべく真っ直ぐになら
ないように歩いた
水の流れた跡も
通り抜ける車の種類も
聞こえてくる音楽も
昨日と同じ
2日前とも
2年 ....
  
  
  私を愛した、父よ母よ。
  
  
  私の価値は、全て
  アナタ達の価値に、等しく在りました。
  
  私の幸せは、常に
  アナタ達の許しの中で、果たされ
 ....
少女がいま黒い部屋でしずかに笑っているのは
そこに活けられた中原中也が枯れているからです

中原中也は季節に追われ
小さな窓から見える春の風に憧れたのですが

羨ましいとは言いませんでした ....
  
  
  
  透明な、空も、地も、花も
  
  そこには、君の心が宿るよ。
  
  
  
  君が青く見れば、果てしない。
  
  君が踏み出せば、風を巻く。
 ....
飾らない言葉を使って
詩を書きたかっただけ

言葉の洪水に押し流されたくはなくて
言葉の香水をこの身に纏いたいだけ

とても重要なことは
とても簡単に言うことができるから
言葉遊びいが ....
霜、踏む、朝
青空をバックにしても
こころが壊れて寒いとき
こんなまんまじゃ屍人じゃないかと
泣きたくなってもこらえた見栄でも。
その夜更け。
弓張月を仰ぎ見て
心に舞う蝶、静かに回る
 ....
あなたの蛇の皮もどきの諦めを
満月の海に見た

あたしの心は
そのとき蒼く静かに燃え盛り
そして今は静かに冷え切っている

透明な風が 冷やしていくのだ

死の匂いのするス ....
あの子に慰めてもらえて

好きになりました

そんな感じ


久しぶり


肉体は疲労して

生きることに懸命ですが

好きになって良かったです


なによりも

 ....
あなたの心についた

すべての傷に

宝石がある


そんな


肉体のものではなく

鉱物としての夢に

生きていて欲しい
閉じた目をあけたとき
私は一個の月となり
孤独な三日月の
寒さに凍えたのでした

ふるふる震える
突き刺さった星の旗は
悲しみから遠く離れて
無関心なあの丘の上で
風に吹かれ ....
  
 
 昨日の信念と、今日の信念が変わる人が居る。
 
 一貫性の無い嘘つきだと、人は言う。
 
 そう否定する人は、今を生きていない。
 
 今の在りかを知らない。
 
 
 ....
ぼくの朝は完結しないつめたい夜を引きずってはいない
ぼくの大腸は閉塞して夜をためこんでいたけれどもね

カーテンを引くと天使はねぼけまなこで羽ばたいている
窓からのぞくと景色のはじに満開の桜の ....
夜になると

いちにち恋をひとつ

棄てようと思って

田んぼの畦道で夜風に

洗われています

やることがほかにないから

しかたがないのです



ここ ....
船はいつものように鎖でつながれるだろう

青い月あかりが尖った夜の冷たさで
恋人たちを未来へと追い立てるだろう

ビルの上を飛ぶアホウドリの
啼き声がなにを求めているのか
大空を ....
詩は勝てない

自分の意見を言葉にできる人に
詩は決して勝てない

気づいたことをちゃんと調理せず(素材そのものの味とか言って)
なんとなく寂しいだとか嬉しいだとか
そういう気持ちのソー ....
  
  
  
  詩で、人は救えない。
  
  
  
  
  詩にしがみつき
  
  ひたすら走り続けて来た私が
  
  貴方から突きつけられた
  
  現 ....
  
  
  
  最近、思う。
  
  
  
  宇宙に果ては有るのか、無いのか。
  
  
  
  
  
  科学者は追う、宇宙の果てを。
  
  
 ....
同窓会のたびに
あなたを探す

席に着いてからも
入口ばかり見てる

お酒を飲みすぎて
タクシーでホテルに帰る

ドアを開くと
カーテンが揺れてる

さっきまでここにいたの?
 ....
欲望に飲み込まれぬよう、食い尽くされぬよう
頭が病で侵されぬよう。 大切な人を失わぬよう。
たとえ、晴天でも隙をつくるな 
失望しても自棄を起こすな。たとえ絶望的に思えても、あきらめるな。
光 ....
夏川ゆうさんの自由詩おすすめリスト(898)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
初夏の犬の散歩- 秋葉竹自由詩519-7-20
カレーの皿を割るおんな- 秋葉竹自由詩1119-7-14
ある愛の詩、かい- 秋葉竹自由詩519-7-6
ロッカー- 梅昆布茶自由詩1119-7-1
神は一体何ととらえるのか- 8月生ま ...自由詩1*19-6-24
美人魂- ゴデル自由詩7*19-6-23
過ぎて、夏- 秋葉竹自由詩1119-6-20
僕の着る服は君とは逆の色- 8月生ま ...自由詩3*19-6-15
黎明、その静かな死を。- 秋葉竹自由詩719-6-4
きっと_はなせる- るるりら自由詩28*19-6-3
ただ世界はひまわりでできているべきである- 秋葉竹自由詩819-5-28
美しい知恵- noman自由詩619-5-27
【_壁の歪み_】- 豊嶋祐匠自由詩4*19-5-26
らぶ- 秋葉竹自由詩719-5-25
【_空即是色_】_(タイトル変更)- 豊嶋祐匠自由詩4*19-5-23
青春と詩- 立見春香自由詩719-5-4
哀しいけものの鳴く声を聴く- 秋葉竹自由詩1019-5-3
赤く冷え切った、蛇の心を- 秋葉竹自由詩1019-4-23
慰め- 立見春香自由詩619-4-23
宝石- 立見春香自由詩419-4-13
ハムエッグの月- 秋葉竹自由詩1019-4-11
【_今を生きる_】- 豊嶋祐匠自由詩4*19-4-8
夢路- 梅昆布茶自由詩1419-4-5
せんたく- 秋葉竹自由詩819-4-3
春の花の夢見- 秋葉竹自由詩819-3-26
詩は勝てない- 印あかり自由詩7*19-3-23
【_私の詩が救ったもの_】- 豊嶋祐匠自由詩2*19-3-23
【_宇宙は惣菜なり_】- 豊嶋祐匠自由詩4*19-3-15
shallows- mizunomadoka自由詩819-3-11
晴天でも- あおいみ ...自由詩319-3-9

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