すべてのおすすめ
どうですか、調子は
はい、特に変わらず
変わらないはず
あるかいや
いいの
変わらない
といえば変わらない
薬で平らに
なった心に
悲しいって言う
先生も僕より若く
修羅 ....
・Geometrical arachnida・│▏/「/│/┌─―|
幾何学的なくせにネバネバした、巨大な蜘蛛の巣に過
ぎなかった都市は、街のそこら中で汚れた糸が筋を引
いて、互いにくっ付き絡ま ....
生きて行ければそれでいい
善行を積まなくても良いのかもしれないが
澄み切った悪行ってあるのだろうか
調和を前提とした濁りがあって良いのだろうと
石畳みの街に日差しがやわらかに差している ....
こう困難な時期が続くと
人々がしたいのは
分別よろしく振舞うよりも
発狂すること
なのではなかろうかと
いう気もする
ずっと以前からそうなのだ
といってミサイルは打ち込まない
普通 ....
僕はときどき深く潜りこまなければならない自分を抱えている
僕はいつも以上にきみとの距離をはかりがたくなってしまうが
言葉と音符が似ているのならば変換ソフトがあれば良いと想う
渡すことの想い
受け取る覚悟
決着の月曜日
ひらがなやカタカナというのは
本当に偉大な発明だと
つくづく思う
そのもとになったのは
奈良時代を中心に使われていた
万葉仮名らしい
平安時代になってから
仮名が発明されたが ....
ぼくに真っ白な本を一冊ください
そこにポンチ絵や日記や駄文を気ままに描くのです
丁寧な装丁は要りませんが季節の押し花なども貼り付けて
グーテンベルク聖書を冒瀆するわけではないのですが ....
権力者に視えないものはなんなのかな
些細な日常の窓から外を見たら良いのかもしれないが
そんな窓さえないのであれば城砦のなかで
国民的不本意を愁う歌でも詠んで自決してくれれば
三島由紀夫ぐら ....
思い返せばとるに足らない猫生だけど私なりにいろいろな世界を体験させてもらったので貴殿がお礼返しをしたいわけではないのだというのは解る。
しかし、解せないのはポエムには言葉の再構築の側面があるのだ ....
会いたい人とか
まずいない
そんな僕に
会いたいと言う
君の気持ちは
どんなにか
ねっとりと
魅力的に
映っているのか
知るすべもない
僕はといえば
僕には毎日
会って ....
窓の外は一面の銀世界
強い寒波で
氷点下の気温がおおう街は
すべってころんだりする
危険な世界
なのに
アメダスの積雪深は0cm
どうやら
切り捨て表示らしい
こ ....
歴史は勝者のみによって編纂される
ゆえに歴史を疑え
きみの記憶のなかの恋人は
常に美化されてゆくかもしれないがその過程を
冷静にわきまえて恋はしようね
傷つかない体験はないのですが
....
また方々に失礼な
詩を書き散らし
しかし正直であることを
禁じられた文章は
半分、死んだも同然で
父母を救えぬ恐れから
ということは
追従者も救えぬ恐れから
何と何をも繋げなかった ....
五冠となった
お祝いのコメントで
羽生九段や佐藤会長が
紙一重の強さが光った
などと
強調していたが
タイトル戦のデータをみると
とても紙一重とは思えない
二日制の
....
時速16キロの自由はとてもやさしい
細分化されない感覚が基調演説する共和国のユートピア
孤独や言葉が加速されない世界に
きみのスクーターがポイントして
僕だけが時速100キロで仕事しな ....
五行歌には賛成
とても好きなな発想
でも五行歌は町に満ち溢れる
ポスト資本主義みたいで
でも五行歌に賛成
たとえば僕が家で毒づいてる独り言が
いわく、ファックだねとか畜生とか
それらがよそ様の心境に影響など
与えることがあってはならない
と、愚考するのだがしかしだ
オフレコです、知らんがな
と ....
詩を通じて
たましいの交流を
してくれる
みんなへ
ありがとうさま
{引用=※五行歌とは、「五行で書く」ことだけがルールの、新しい詩歌です。}
詩人はたまに発掘される
死人はときたま以外には埋葬される
しょーもない音楽が僕のちからならば
ときどきとおるきみの声がとてもいい
貫通しないトンネルはいまもあって
とても大好きな僕の ....
太陽の
下に新しきものなしという
太陽もこんなことは
想定してなかったに
違いない
インターネットが
ありましたか
あった
かもしれない
古代世界に
アトランティスが
首 ....
ひつじ雲はあんなに夕陽に映えて
街の建物はみなオレンジ色に染まり
見知らぬ異国になってゆくのに
君はやわらかに目をつむって
まだ見ぬ海の語りに耳を傾けている
僕には微かにしか聴こえないか ....
ちょっと待ってね
という間に五行は終わって
つぎの五行を考えている暇人は
たぶん僕ぐらいだろうな
五行の緩さがとても好きです
いたはずの人がいなくなり
いないはずの人がいて
地図が変わったり
星が見えなかったり
もう何も信じられない
というときに
そう思っている僕がいる
これはまだ確かなことで
....
今 私が
こうしていられるのは
みんなのおかげもあるけれど
過去の私からの
プレゼントがあるからよ
{引用=※五行歌とは、「五行で書く」ことだけがルールの、新しい詩歌です。}
ひらひら
くるりくるりと
舞いおちてくる
ふわふわの
わた毛のような
さらさらした雪たちが
どんよりと曇った
天空と
銀世界の
地上のあいだを
見わたす限りいっ ....
上辺1下辺2の台形がある
XからYに行くためには
台形を通過しなければならない
クラスメートは、
みんな上辺を選択して
ぼくは下辺を選んだ
ぼくは30年かけて
Yにたどり着いた
....
仮寓の蝸牛には
やり残したことがいっぱいあるのだが
奇遇という気球に乗って
無音の空の旅をしてみたかった
修羅場という修羅場がなくて
絵になる風景も知らずに
雑踏に紛れて遺伝子 ....
伸びきって千切れることがある
寄り切りということがある
瞬発的ではなくても
加圧の果てに砕けると
加圧をやめようと思った
どうしたらいいかって
普通にしてれば
よかったんじゃないかな
もぅ普通が何か
ゎからなぃの
そうでしょう
普通とは
時と場所によって
千差万別
なのだから
普遍的
という ....
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