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これまで

神といった神を
信じるでもなく
疑うでもなく

言わばあまりに無関心で
ありました


けれどもし
許されるなら
病に臥す若き母親のために
祈りを捧げたいのです
 ....
透明な夕日が

沈む速度で赤方偏移


鎮魂の落日か

この国の落日か


ただあかく


遠ざかるほど


そう


遠ざかるほど
揺れる枝さき
ほころぶ花びら

きみ、想う

いつか
その日が
きますように


夜ごと
空をみつめては
十五夜をまつ

きみ、想う

いつか
月のあかりも
届きますように




※写真は萩です
室外機 夏のプロペラ ぶんまわし 飛ぶんだいつか ビルのボルト引き抜いて 嵐はつれて来た

雨や風

悲しみや空虚

そして、季節も動かして



ああ、人間は無力だ



西の空、月までが

埋火に

焦がされている
秋のはじめの
雨は優しく
しずかに
しずかに
色をさす

花かんむりの薄紅
手折るのを忘れ
肩にも雨は
優しく降りる
左に座りたい
(何?いいけど)

こっち助手席だから
(…ふふ)


何十年も経ってさ、
歳もとってさ、
またここに来たら
なんて言うのかな
(皺が増えたなって言うよ…笑)



約束じゃないから ....
風が雨を含んで
空色は薄墨模様


少し、
あと少しと待っていたら
わたし
咲きそびれたらしい


今から夏を追いかけて
間に合わぬなら


誰に囁くこともなく
この秋雨に
紅を濃くして
きっぱりと ....
カエルじゃないよ。
実は王子なのさ。
魔法にかけられてるんだ。
はやく解いておくれよ。
とりあえずそこのキミ!
カメラなんか構えてないで
キスしておくれよぉ。
 ....
線路はふしぎ


どこまでも
行ける気がする


きっと、
行けるんだろう


おいらはみてのとおり ただの灰皿だよ

なんにもしちゃいないのに

おいらを目の仇にする奴に

とう ....
色づいて


色づいて色づい て



会えた
わたしの海を
二艘の舟が進んで行く


その行き先を知らず
遠く岸から眺むれば
白波の軌跡だけが
刻の経過を物語る



少し空に近い場所から
海と舟とを見下ろして
航路の果 ....
あなたが卒業して

もう半年

今も

クロスシートは

太陽でいっぱい

あなたの影すら

みつかりやしない
ふたりきり
今年最後のビアガーデン


なのに
いまは ひとりきり


ケータイなんて
隠せばよかった
街の中で

伝説の少女は
鴎と一緒に銅像となって
海を見つめている


その光景は
通り過ぎた夢のようにも見えた


今度同じ夢に会ったら
きちんと名前を付けて


 ....
全てのいろが

変わっていく

はざまで、ふたり

確かな、ぬくもり

感じながら
あ〜あ。
暑くてやってらんねーな。
バイトも楽じゃねーな。
背中のファスナー
誰か下ろしてくんねーかな。
アナタは毒

ワタシの中で

ワタシを乱す


独りになると

とまらない震え
昨日からの雨雲が切れて

西風は少し強く

夏が、燃え尽きていくようだ

明るい夕映え

僕の影だけが黒い
トーストで始める朝
太陽色に焼けた元気に
昼までもつ笑顔をのせる

おはよう コーンクリーム
何も言えず、
何も訊けず、
うるさい うるさいと耳を塞ぎ、
こうして私は朽ちていくのだろう。
踏み出すのが怖かった。
真っ逆さまに 墜ちてしまいそうで。
時計はもう帰る時間

もう少しと言ってよいのか

帰ろうと言った方がよいのか


曖昧な夕暮れに

曖昧なフタリが戸惑う


飛行機雲がくっきりと

空色を二つに割って

藍が半分
逆上がり
出来たのは
低い
鉄棒でした
君と僕がいない ふう

夏が終わろうとしてる


僕はきみと
冷たいキスがしたくてさ?

氷の入ったグラスから
たくさんの水を飲んだ



そしたらハラグアイが
少しね



夏の終わりは
そんなアンニュイ
汗をかきながら
ここまで来ました

もう少し先まで
行ってみようと思います
にゃはは♪

我輩は猫である

たまには笑っても見せるのさ
造り上げた大きな夢は                                                              
それよりも大きなものに                ....
鳴き終わったわけじゃない

力尽きたわけじゃない

(季節が移っていくだけだ)
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