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君がはじめて家に来た日を覚えているよ。
車で迎えに行くときすごく楽しみだった
姉弟に負けて母犬のお乳に近づけなくて
一番小さかった末っ子の君
はじめて抱いた時
白くって温かくってコロコロしてたっ ....
終わりを告げる声は無く
始まりを告げる声も無い
泣くのは
人だけではないだろうに
それでも再び
巡りくると疑わず
去年のいまごろ
わたしは受験生で
センター試験の勉強に追われて
とかなんだかんだ言いながらも、
みかんに落書きなんかしていた
あの頃もっと必死になっていれば
今とは違う環境
出会わなか ....
虹が遠いね
暗がりのなかからは
遠すぎるね
あなたが
余りにも
輝いているので ....
自らの手で
自らの力で
世界を知り得る
そんな 僕 は 果報者?
そんな 僕 は 不幸せ?
目隠しされていた時の方が
良く 思えてしまう 僕は
愚か者 。
心をうばわれた
覚悟を感じた
貴女を胸に刻む
旅先で
であったあなたに
ひとめぼれ
ましろなあなた
やらかな感触
ためらうなんて
言ってられない
あれからずっと
そばにいる
ましろなあなた
ふくふくだいすき
何も
聞こえないふりをした
何も
見えないふりをした
周波数が合わない
自分だけじゃないだろう
頭の中のノイズ
消したくて
カーラジオのボリュームあげる
優しすぎる歌声に
そんな頃もあったね ....
体重計に乗ったらば
体重計に笑われた
「君は軽すぎて計る気にもなれないよ」
僕はやけっぱちで食べた
そしてある日また
体重計に乗ったらば
奴は目を三回も四回も回して
動かなくなった
きっと笑った事 ....
ゆうひは、みひつのこい
じゅんすいなものは、ざんこく
てらされる、すべて
まぶしいかげに、かくして
爪先から 這いあがる寒さに
冬を感じて
空を見上げれば
山からおりてくる風が
項に絡みつく
ふわ ふわ と
雪虫が 漂って
今年 最初の
風花を
運ぶ 風を
導く。
薄暗い中
あかがねに染まる朝焼けを見た
時計がさざなみ
町外れの橋が影になる
息を吐く声
電車の踊る音
タタン トタン トトン
パタン ポタン コトン
読みかけの本を閉 ....
ロウ石の描いてゆく円のあどけなさで
季節を跳ねわたる赤い女の子は
その胸に、またひとつ
ちいさな宝石をあつめて
伸ばしかけた指先
静かにたたむ陽だまり
いつか
桃いろの少女へ
防波堤に逆らう波が
呼ぶんだもの
黒雲だって
やってくるさ
走れるさ
雪の重みに挫いても
蕗の塔の芽を食べて
君の影は
今宵も
心の奥深くに染みを創る
けれど
足元に絡む挫折や
喉元で唸る鳴咽も
蹴散らして、いける
あぁ
....
{ルビH=ハー}と
{ルビG=ゲー}とが
織り成す {ルビ旋 律=メロディー}
空白 に聞こえる 音
見えない いない
いえない 癒えない
走る 速さに
次第 ....
見上げたら
金色の夕焼け
綿菓子の溶けかけ
あなた みかけ
せつない 赤い糸引かれ
きゅっとなる胸
分かれ目のきっかけ
迷って進んだら 引っ掛け
罠仕掛け
天使みたいな悪魔にやけ
待つのは ....
あめ、いつからふってるの?
めをとじてあなたのこえをきいてると
じかんのかんかくがくるってく
すきなしょぱんのあのきょくが
とおくからきこえてくる
ぱぱがむかしおしえてくれた
いどのおは ....
美しき祈りを閉じ込めた
真っ赤なラズベリイケーキ
香り高きダージリンと
華麗なマリアージュでおもてなし
閉じられた心の隙間から
届けましょう
甘酸っぱい愛と鮮やかな赤、
そして祝福に満ちたカノンの調 ....
その指先から
放たれた熱に
目眩して
浮遊する
私もまた
ひとつの
季節なのだと
いずれは
白く
凍ってしまう
冬枯れの木のように
夜の中に溶けていく
始まりの時
色褪せた時間
鼓動は静かに
空間を包む
赤いシグナルがまた
ねじ巻き始め
青いシグナルがまた
加速を促す
時計は21時半
永遠の始まり
記 ....
この街が寒いから手紙をだすよ
風邪なんてひいてないかい
ここは少しだけ寂しいよ
早く春が来ればいいのにね
そっちはどうだい
上手くやってるかい
僕は何だかこんな感じさ
うまくは無いよ ....
朝を知らせる空に、
ひっそり5本線かくれてた。
音符の影は見えなくて。
朝の静けさは、このせいだった。
心の中で呟いてみる
それは音にならない
透明な言葉
だのに君は振り向いて
どうしたのと聞いた
僕は嬉しくってさ
何でもないって言いながら
笑っちゃったんだよ
どうしたの
何でもない
たったそれ ....
国営放送の請求書が
ひらり
と郵便箱に滑り込む頃
誰かの忘れ物が
公園の隅で
しゅか、しゅか
光る
睫毛に引っ掛かる
砕けた陽射しはもう
夏のように
貪欲ではなくて
握り締めた領収書は
たまし ....
電車を待っていると
どこからか風鈴の音が聞こえてきた
チリリン
海は楽しかったな
今年は二回も行ったっけ
チリリン
花火きれいだったな
毎年見てた場所また行けるかな
チリリ ....
掌で
容易に潰せる
小さく脆い
夢ですが
いつか
大きく強く
羽ばたく日を信じ
輝きだけは
失くしません
千羽揃えば
きっと
きっと
赤いシーツを見て
ただ
あぁ良かったと
恐く無いって
思ってたのに
朝になって
夜になって
時間が過ぎる度
あなたの力を
痛みを
思う度
ただそう
大人になりた ....
なだらかな野辺に{ルビ錨=いかり}をおろせば
緑色の秋がふりそそぐ
やわらかな雲の群れを辿れば
まぶたは風にまどろむ
じっとしていなければ
追いつけない季節
木漏れ日を新呼吸し ....
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日付
17年間ありがとう
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朱華
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13*
06-12-11
輪廻
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LEO
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26*
06-12-6
去年のいまごろ
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lazy
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11*
06-12-3
分光の距離
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たりぽん ...
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11*
06-11-28
輝き
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愛心
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8*
06-11-25
blind_man
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李伍 翔
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4
06-11-24
創書日和「白」__凜
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逢坂桜
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8*
06-11-23
創書日和「白」_ふくふく
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逢坂桜
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5*
06-11-21
ノイズ
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LEO
携帯写真+ ...
12*
06-11-21
それから奴とは会っていない
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プル式
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4*
06-11-17
ぎゃく・こう
-
たりぽん ...
携帯写真+ ...
11*
06-11-17
風花
-
李伍 翔
携帯写真+ ...
6
06-11-14
あの日僕らはキスしたんだ
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プル式
携帯写真+ ...
7*
06-11-14
桃いろのつぼみ
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佐野権太
携帯写真+ ...
22*
06-11-13
波、呼ぶ声
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たりぽん ...
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9*
06-11-12
愛しき日々に−手紙−
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士狼(銀)
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9
06-11-10
l_o_v_e_l_e_s_s
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李伍 翔
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2*
06-11-6
キラキラの夕焼け
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しいこ。
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3*
06-11-3
鉱石の夢
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有邑空玖
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7*
06-10-29
深呼吸の時間
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士狼(銀)
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8*
06-10-24
環流する季節
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LEO
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23*
06-10-20
世界は動き始める_僕は眠りに落ちる
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プル式
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1*
06-10-19
時計は今も静かに笑う
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プル式
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9*
06-10-16
音符。
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狠志
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06-10-15
雪がとければ春が来る
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プル式
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7*
06-10-7
ひかり
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吉田ぐん ...
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06-10-5
夏の宵_秋の気配
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プル式
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06-10-4
銀鶴
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士狼(銀)
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06-10-1
右手の力__左手の涙
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プル式
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4*
06-9-30
添い寝する秋
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佐野権太
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16*
06-9-25
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