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あてどなく
そうあてどなく
ぼくはきみに聞いた町を通りを
喫茶を探すように歩いた
東京の商店街の
あの密着感がにがてだ
ぼくはよそものだと
目がおもくなる胸がくらくなる
足が空を蹴る
あてどなく
....
大河に落ちた
他愛ない葉っぱにも
一年に一度は
特別な日がやって来る
浮かんでいようが
溺れていようが
沈んでいようが
渦に巻かれていようが
おめでとう
を投げつけられたら
(できるだけ爽やかに ....
{引用=
生ける命を、一つでも、
愛でられるなら、まだ、
生きていられる、私に、
愛されてくれてありがとう。
}
小学生のころ正義帳なるものをつくった
表紙には宇宙に浮かんだ地球の絵を描いた
その絵のうえの余白に、せいぎちょう、と記した
1ページめにはまず、せいぎのるーる、五箇条を書いた
あの頃といまも考 ....
涙が止まらない君を
為す術もなく眺めていた
いちばん綺麗な君を
見せてくれてありがとう
涙を流し終えたら君は
見慣れた景色の中で
自由になればいい
でも
また咲きたくなったら
会おうね
き ....
あおい蕾が
春の嵐にぽきん、と折れて
公園のくずかごに捨てられている
花の命のありかがわからなくて
こわごわ抱いて家に帰る
光に翳すと
やわらぎながら
ほどけてゆく部屋
輪郭をも ....
# プロローグ
太陽の陽射しとご主人様の肌触り
どちらもあたたかい
ひざの上で寝たふりをする特技は
生まれついたもの
薄目をあけて見わたす庭はいつも
かがやいていて眩しい
さあそろそろ出かける時 ....
目で探りながら
手で解ったふりをする
口で汚しておいて
肩で諦め切れない
そんな浅はかで気紛れな
自分の中の振り子を
ひとときだけ止めて
佇んでみたけれど
森の深い呼吸が
耳の後ろをくすぐるから ....
君の心に特製ギブス
命の色を消しましょう
痛い、痛いと叫ぶなら
治るまで傍にいてあげる
真っ二つに折れた心
きっといつかは元通り
君の心に特製ギブス
流れる紅(あか) ....
寒くて月が綺麗な夜、
魅入られたようにつぶやいた
「あなたのこと、すきじゃなかったわ」
男は煙草のけむりを面倒くさそうに吐き出した
「知ってたよ」
見つめあって苦笑し ....
はろー はろー
わたしはここにいるよ
きみがしってるわたしはここにいる
だからさがさないでね
おやすみ ぐっない
いいゆめを
三角耳を
クルルと回して
素知らぬ顔
肉球で
ソロロと歩んで
知らぬ間に
高い所から睨んで
狭い所に詰まって
暗い所を走って
温い所で蕩ける
甘えたい時にだけ
フワワと膝の上
嫌な事すべてに ....
スゥーっと
滑り出した曲線が
少しも角を立てずに
ツィーっと
遠心力の縁を描きながら
たおやかに遠回りして
ファーっと
何事もなかったように
帰ってくる
そんな
一日が送れたなら
とても良いの ....
花と線香と手桶を持って
目印に辿り着き
うろ覚えの作法で
てのひらを合わせながら
ついでに
貴方達のことを少し想った
そうだよ
罰当たりな僕は相変わらず
此岸のモラトリアムを
見苦しく這いずり回 ....
景色を見て、街を見て、観光して、美味しいもの食べて、いいことを体験する度に今度はあなたと一緒に来たいなぁと思いました。
うねり跳ね のたうち踊り 旅が始まる
二拍子の行進曲の煽動力
生々しい乗り物
つまらぬ旅程を打ち破り
膨大な慣性を秘め 一直線に放たれた
・・・危機感 六番目の感覚を針で刺す
進路変更 ....
ジャングルジムでの遊び方を忘れたのは
威勢が良いだけの雄叫びが、もう通用しなくなったからで
不安定な足場で怪我するくらいなら
帰り道でつまずく方がカッコいいと思っていた
汚れを知らない白いスニーカーが ....
残していったのは
着古したシャツだけ
映画のように泣いてやるつもり、だったけど
「馬鹿言ってんじゃないわよ」
思わず笑っていた
こんなシャツ一枚に
すがりついて泣くような間抜け ....
{引用=銀色の月を砕いた細雪
虚飾の街にも、しんしんと
上野発カシオペアはふるさとゆき
すれちがう旅人のなつかしいアクセント
耳の奥では遠い遠い子守唄
かあさんの声、 ....
歴史的なエピソードにこと欠かないこの地で
芦田川について語られることはあまりない
芦田川の河口はもちろん海とまじりあうのだが
見つめていると
この川が本質的には海であることがよくわかる
芦田 ....
あなたとふたたび会えてうれしい
鼻先をあなたのももにうずめると
しあわせのゆりの匂いがして
こころがころころと弾むんだよ
あなたとふたたび会えてうれしい
アメージング グレイス
改心は ....
{引用=浴槽に額を沈める。
水深650mmで
月へと遡上する魚の群れは
尾びれに三日月を宿して
銀の腹は空っぽのまま
ドライアイの魚達が
す ....
宇宙を模写する
思考を模写する
気持ちを模写する
他者を模写する
意識を模写する
無意識を模写する
刹那を模写する
呪文を模写する
それを貼り合わせて
....
{引用=決して君には映らないのに
何故君は私に映るのだろう}
林檎の皮を剥こうとも君ほどの素顔はない
時の奥にみる廃虚のように
冬の底に横たわるマグマのように
不謹慎ながら、なんて君の炎 ....
あの靴はどこにいったの
あの靴はなに色だったの
いつのまにか靴は
あたしのなかで赤い色になっていた
愛はいのちと
コインの裏表になっていた
だから血まみれの靴なら
あたしのなかにあるわ ....
僕は星が好きなんだ。とくに月が好き。
地球や太陽や月も星なんだよ。ときどき忘れちゃうこともあるけどね。
月。
満ちたり欠けたり。
細くなったり太ったり。
丸くなっ ....
ぼくは高校卒業まで叔父叔母に育てられた
母さんはぼくと妹にいちども会いに来なかった
誕生日にはお金が送られてくると叔母は言っていた
叔母ぼく妹で買い物に出かけると
きまった店でよく服を買っ ....
余白は余白のまま
残しといてくれたらいいのに
ちゃんと感じとるのに
余白を埋めようとするなんて
信頼してくれてないってことよ
。
わたしたちの手が
結びついて
新たな命に触れた
あたたかい
しあわせ
実家に帰ると
母は今の母で
わたしが思っているお母さんとは違う
いろいろあったもんね
川の形だって水の流れで変わるんだもんね
でもわたしの頭のなかのお母さんはやっぱりいつも不幸で
あた ....
恋月 ぴのさんの携帯写真+詩おすすめリスト
(572)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
空を抜ける
-
吉岡ペペ ...
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6
10-4-18
誕生日
-
nonya
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8*
10-4-14
やわらかな未練
-
亜久津歩
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4*
10-4-14
せいぎのるーる
-
吉岡ペペ ...
携帯写真+ ...
24+*
10-4-14
またね
-
nonya
携帯写真+ ...
8*
10-4-10
花
-
夏嶋 真 ...
携帯写真+ ...
29+*
10-4-9
マロンの冒険_(春)
-
かんな
携帯写真+ ...
5*
10-4-7
佇む
-
nonya
携帯写真+ ...
7*
10-4-5
特製ギブス
-
三奈
携帯写真+ ...
4
10-4-3
想撮空間「告白」_月の魔力
-
逢坂桜
携帯写真+ ...
3
10-3-31
想撮空間「ハローグッバイ」
-
緋月 衣 ...
携帯写真+ ...
4*
10-3-31
猫
-
nonya
携帯写真+ ...
9*
10-3-29
丸
-
nonya
携帯写真+ ...
8*
10-3-25
彼岸
-
nonya
携帯写真+ ...
8*
10-3-21
ぶらり旅
-
つゆ
携帯写真+ ...
3*
10-3-20
S_/_****'99
-
小野 一 ...
携帯写真+ ...
8*
10-3-13
誰もいない公園には
-
中原 那 ...
携帯写真+ ...
12*
10-2-20
想撮空間「映画」__「馬鹿言ってんじゃないわよ」
-
逢坂桜
携帯写真+ ...
5*
10-1-29
Sonnet_菜の花
-
夏嶋 真 ...
携帯写真+ ...
24*
10-1-27
芦田川にて
-
吉岡ペペ ...
携帯写真+ ...
8*
10-1-27
Maria
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笠原 ち ...
携帯写真+ ...
9
10-1-16
感覚
-
夏嶋 真 ...
携帯写真+ ...
10*
10-1-14
模写のモザイク
-
吉岡ペペ ...
携帯写真+ ...
5
10-1-10
ゆらめき
-
瑠王
携帯写真+ ...
13*
10-1-8
血まみれの靴
-
吉岡ペペ ...
携帯写真+ ...
4
10-1-5
5円玉_と_お月さま
-
北大路京 ...
携帯写真+ ...
19*
10-1-5
四人家族のマネキン
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吉岡ペペ ...
携帯写真+ ...
25
10-1-3
余白_を
-
笠原 ち ...
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6
09-12-30
想撮空間「ぬくもり」____原点【後編】
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逢坂桜
携帯写真+ ...
5
09-12-14
未だうまれぬわたしのこども
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笠原 ち ...
携帯写真+ ...
9
09-12-2
1
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5
6
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