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雲行きが怪しい
鳥が低空飛行で横切った
ハンドルにしがみつくようにして進む度に
空は暗くなってゆく
正しいとか間違いとかはきっとなくて
ただそういう所にいるだけ
わかっていたって
心をコ ....
||||||||||日没後に窓からこぼれる灯||||||||||
||||||||||鼻が探り当てる夕餉の匂い||||||||||
|||||||||||||家族の賑わい笑い声|||||||||| ....
小さな私がイヤイヤをしている
どうしたどうした
手を伸ばそうとすると
小さな私は隠れてしまう
イヤイヤだけがムズムズと響いてくる

小さな私探し
この辺にいるはずでは
というところに居 ....
他人を借りた自分の姿が其処彼処に
後ろ姿の語りは饒舌
暗澹たる思い
他人のふりをしたい

それでもその背中を見て
正したり律したりできるだろう
自分が変われば
他人を借りた自分の姿も変 ....
小さな引き出しがたくさんあり
ひとつひとつ開けてみると
よく知ってるものが入っている
探しているものはそのどれでもない
どこへしまったのだっけ
そもそもしまったのかどうかも怪しい
引き出し ....
人類と金の行き先はどこでしょうか
この国を乗せた船の行く果ては?
スノーデンが語っていたことを
知っている人はどのくらいいるだろう
彼の国の言いなりにならざるを得ない
仕掛けは今も有効かもし ....
選挙に行く動機は不純

投票用紙のあの書き心地

その快感を味わうためだけに行く

普通の紙では駄目なのだ

あのユポ紙ならではの魅惑

なるべくゆっくりと丁寧に書く

嗚呼  ....
干枯らびた思い出
握り締め過ぎて砕いた

一日が終わって次の日が来ても
昨日までを枯らしてしまう

何があったかな
あったけどどうだったかな

生きていることが
不思議に思うんだ
 ....
青白い顔
まだ魂はそこにある気がした
らしさと共に

だんだん土気色に変わると
らしさから白い鳥が飛び立ち
魂を持っていった

すっかり深い土色となったらしさは
白い花々で埋め尽くさ ....
青い鴎が羽ばたいて
次の時代の到来を伝える
海の向こうから荒い波が
押し寄せようとしている
青で侵食されてゆく
触れられない場所で
舵取りが行われてゆく
繰返す歴史の歯車が作動し
神話 ....
女は役割に疲れ果て
横たわり目を瞑った
瞼の裏
いつか失くした鯨のオルゴールが
雲型のメロディを吹きながら
子供の頃の記憶を雲に映し出し
女は少女に戻り鯨に呑まれる

やがてメロディが ....
田中教平/Kouさんの海さんおすすめリスト(11)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
心模様- 自由詩624-11-27
- 自由詩4*24-11-15
葛藤- 自由詩624-11-14
学び- 自由詩7*24-11-8
meta- 自由詩7*24-11-1
teller- 自由詩7*24-10-29
選挙- 自由詩6*24-10-28
alive- 自由詩7*24-10-15
挽歌- 自由詩12*24-10-9
Blue- 自由詩7*24-9-27
memories- 自由詩8*24-9-23

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