アベノミクスなんでおつきあいしてください 冬の子どもたちが
落ち葉のマントを纏って
手をつなぎ
かごめかごめをしている

誰かが
あっちだ
と言って走り出すと
手をつないだままで
一斉に駆け出していく

遅れた子を 心配 ....
小春日や非課税になる交際費 山道は
うつらうつらと 川のように曲がりくねり
日差しが 折り紙の 折り目のよう
知識の折りたたまれた場所に
潤うしい硯の前に 座ろう



花は、テーブルにひとつあれば いい ....
              131124


ひぃーふぅーみぃー
ひとさし
なかゆび
くすりゆび
3本指を押っ立てた
一刺し100円
消えいりそうな声 ....
風邪をひいて一日寝ている
よくもこんなに眠れるものだ
寝ては目覚めてまた夢を見る
夢で野垂れ死にしても不思議ではない
見知らぬ旅館に隠れている
ドアが開いたかと思うと風呂上りの子どもが転がり ....
心の言葉と 言葉の心
写し身流れ 姿はともる

おりごとの戸の 金具は錆びて
つけかえる鍵 やがてはつきる

のぞきこむ目が 目隠しをする
指文字が消す しめった曇り

息吹きかけて ....
突然雨がふりだした
雨を知らない者はこれを見たらさぞ驚くだろう
空から壊れたように降ってきたものが
こんなにも激しい音をたてて
窓を屋根を道を川を海を山を木を私を打つと

簡単に雨がやまぬ ....
月夜花夜夢なき夜に

散る花抱えて泣く孤独

「こんなにも惨い私の人生よ

孤独より、死よりも恐ろしいのは私の心

人ならぬ身で夢みるこの心

もう私には人並みな幸せなどないも ....
銃弾の跡がある部屋を自慢されている 恐ろしくひょろ高い  
竹馬に乗って
海水のなくなった海の底を
歩いて行ったムーミンたち

私は歩道橋から
街を見下ろし
長い脚で
椴松や公孫樹の
街路樹を
ひょいひょいまたいで
 ....
さみしい
さみしい
さみしい

と言っていたら
一人づついなくなった

いとしい
いとしい
いとしい

と繰り返しても
もう誰もいなかった。
こんなことを昨日から考えている

診断の結果異常のないはずの子供が

なんらかの障害をもって生まれてきたら

なんらかのミスでそんなことが起こってしまったら

ぼくならどう思うだろう
 ....
次に接近するのは60才後半かな?
その次は90才近く?



そんなんで大丈夫?
って、
年季が入っているから
大丈夫なの。



衝突して
どちらかが消滅するま ....
三日に四日はバカ 情とは 小さな 青と書く 
指で 作った 四角から
覗く 空が 正に情 
リッシンベンだと 突っ込む心 
さにあらず

★,。・::・°☆。・:*:・°★,。・:*:・°☆。・:*:・°
 ....
(ボクめせん)


ボクね
けっこうはながきくんだ

あまいイチゴのにおいとか
けむたいたばこのにおいとか
くっさいオナラのにおいなんかも
すぐにわかるんだ
かあさんはいつも
 ....
言葉の宇宙さかさから読む 泣いてスベスベマンジュウガニ 私たちは

不幸には過剰に反応するが

幸福には恐ろしく鈍感である
時折 挫折します

嘘です

いつでも挫折しています

そのうち挫折があたりまえ

嗚呼 挫折こそわが人生わが歌

骨折も痛いが

挫折も痛いああ痛い

坐骨神経痛を略 ....
珈琲を飲む時間を惜しんで
紙に踊ることばを
オーディションしている

ボールペンの先を
数本、スプラッタにしたが
レターセットの封筒を
数枚、天涯孤独にしたが

ダンサーの調 ....
「今」という車窓から 地球を覗き込むと、中心は相変わらず たぎっている
「まいど」という だれかの声は きっと 
腕時計型端末を耳に当てて 
 最新の黄昏方をしている 


黄砂も ....
不機嫌な月に取り残されたまま孤独を抱いてサヨナラ地球 愚かな自分を鏡に映す
冷え切ったからだにのこる温もりをさがしてみる
かつて確かにあったその感触を思い出してゆく

暖かい手を心に紡いでみる
たぶん忘れてはいない筈のことばを捜して
記憶を暖 ....
階段によりかかる

壁がつめたかった

壁がつめたかった

それが気持ちいい

祈るように見つめる

祈り見つめる

いい気分で眺めてるかな

煩わされることなんて

いっさい霧散してるかな

祈り見 ....
時を経て散り行く枯れ葉

地に落ちろうとする姿は

その間際まで心奪う様に

我を忘れる程の美しさを

見せ付けては舞い落ちる

少しの風にひらひら落ち

強い風にも優雅に落ち ....
あなたを指した指に
刺されたあなたの
痛みが刺さり

腕を駆け
胸に針刺し
脳にとどまり
冬眠から目覚めないでいる 生き恥を晒し合って空が青い
ichirouさんのおすすめリスト(2068)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
アベノミクスなんでおつきあいしてください- 北大路京 ...自由詩413-11-26
校庭- Lucy自由詩24*13-11-25
小春日や非課税になる交際費- 北大路京 ...俳句213-11-24
消えるには少し速い- るるりら自由詩20*13-11-24
消えるには少し速い- あおば自由詩10*13-11-24
風邪と悪夢- ただのみ ...自由詩21*13-11-24
指_タクト- 砂木自由詩14*13-11-24
金銀の雨- 月形半分 ...自由詩613-11-24
物語- 月形半分 ...自由詩113-11-24
銃弾の跡がある部屋を自慢されている- 北大路京 ...自由詩613-11-23
彗星が落ちてくる前に- Lucy自由詩16*13-11-23
ひとり- クナリ自由詩12*13-11-23
ぼくなら- 吉岡ペペ ...自由詩1113-11-23
彗星- 鵜飼千代 ...自由詩17*13-11-23
三日に四日はバカ- 北大路京 ...自由詩613-11-22
情とは- 藤鈴呼自由詩1*13-11-22
におい- hiroto22自由詩6*13-11-22
言葉の宇宙さかさから読む- 北大路京 ...自由詩313-11-21
泣いてスベスベマンジュウガニ- 北大路京 ...自由詩313-11-21
鈍感- hiroto22自由詩3*13-11-21
挫折の人- ただのみ ...自由詩23*13-11-20
原始反射でゆめをみる- うわの空 ...自由詩213-11-20
世界の半分に捧げる歌- るるりら自由詩19*13-11-20
不機嫌な月に取り残されたまま孤独を抱いてサヨナラ地球- 北大路京 ...短歌713-11-19
ただこころのなかで- 梅昆布茶自由詩1113-11-19
階段の月- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...313-11-19
落葉・・・- tamami自由詩913-11-18
人差し指- イナエ自由詩9*13-11-18
冬眠から目覚めないでいる- 北大路京 ...自由詩213-11-18
生き恥を晒し合って空が青い- 北大路京 ...自由詩1913-11-17

Home 戻る 最新へ 次へ
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 64 65 66 67 68 69