三日に四日はバカ
情とは 小さな 青と書く
指で 作った 四角から
覗く 空が 正に情
リッシンベンだと 突っ込む心
さにあらず
★,。・::・°☆。・:*:・°★,。・:*:・°☆。・:*:・°
....
(ボクめせん)
ボクね
けっこうはながきくんだ
あまいイチゴのにおいとか
けむたいたばこのにおいとか
くっさいオナラのにおいなんかも
すぐにわかるんだ
かあさんはいつも
....
言葉の宇宙さかさから読む
泣いてスベスベマンジュウガニ
私たちは
不幸には過剰に反応するが
幸福には恐ろしく鈍感である
時折 挫折します
嘘です
いつでも挫折しています
そのうち挫折があたりまえ
嗚呼 挫折こそわが人生わが歌
骨折も痛いが
挫折も痛いああ痛い
坐骨神経痛を略 ....
珈琲を飲む時間を惜しんで
紙に踊ることばを
オーディションしている
ボールペンの先を
数本、スプラッタにしたが
レターセットの封筒を
数枚、天涯孤独にしたが
ダンサーの調 ....
「今」という車窓から 地球を覗き込むと、中心は相変わらず たぎっている
「まいど」という だれかの声は きっと
腕時計型端末を耳に当てて
最新の黄昏方をしている
黄砂も ....
不機嫌な月に取り残されたまま孤独を抱いてサヨナラ地球
愚かな自分を鏡に映す
冷え切ったからだにのこる温もりをさがしてみる
かつて確かにあったその感触を思い出してゆく
暖かい手を心に紡いでみる
たぶん忘れてはいない筈のことばを捜して
記憶を暖 ....
階段によりかかる
壁がつめたかった
壁がつめたかった
それが気持ちいい
祈るように見つめる
祈り見つめる
いい気分で眺めてるかな
煩わされることなんて
いっさい霧散してるかな
祈り見 ....
時を経て散り行く枯れ葉
地に落ちろうとする姿は
その間際まで心奪う様に
我を忘れる程の美しさを
見せ付けては舞い落ちる
少しの風にひらひら落ち
強い風にも優雅に落ち ....
あなたを指した指に
刺されたあなたの
痛みが刺さり
腕を駆け
胸に針刺し
脳にとどまり
冬眠から目覚めないでいる
生き恥を晒し合って空が青い
交番のまえ銀杏あり
悲しみ抜けおち
この透明は涼やかだ
悲しみなくなりゃ
いのちも透ける
おばちゃん怒れば
バイトもびびる
のぞいて見えるよ
内に秘めたもの
のぞいて見えるよ
....
ペットボトルのごみの日
中身(心)はもうとうになくて
キャップ(顔)やら
包装(洋服)やらを
捨て去ったら
みな
潔い裸になった
とても清々しいごみの日には
カラスさえも
素通りする ....
最後に伝えた言葉が
僕があなたに一番言いたかったことだなんて
間違っても
思ってはいけない
最初に伝えた言葉が
僕があなたに何の構えもなく本音を言ったなんて
間違っても
思ってはいけ ....
カレンダーを貼った位置が低い
グラグラの乳歯抜けるや千歳飴
僕はもう死んだことになっている
tegami
手紙は来ない
無名戦士の墓に春が訪れ
風が花びらをそのうえに散り敷こうとも
ときどきその墓標を濡らした雨があがり
空をよこぎるように虹が橋を架けたとしても
乙女た ....
誰かが扉を閉めてしまった
私は夜ごと出口を失くした夢をみる
扉を閉めたのは 私
そのうえ錠前を壊してしまった
壊れた錠前をまず直そうとする人は
人の心を思い遣る人
壊れた花瓶を
片付 ....
定年退職したから 専門知識を生かせという
世界中の研究者たちと協力して
大所高所からものを言い
人類の平和と繁栄に尽くせという
わるい誘いではないけれど
しかしなあ どうして退職してから ....
陽のあたる書棚 憩う一羽の本
タランチュラのような手が二つ
美しい表紙を捕まえると
隙間なく閉じられた頁に太い指が滑り
弛緩した貝 白いはらわたよ
青く刺青された文字は星 ....
何か栄養素が足りないような思考
無意識に生姜湯と書いたメモに従い はちみつ不要で机の上
もう少しで つわりの時期を終える
猫がしょぼーんと鳴いている ごめん かまってあげられない
ベ ....
赤は止まれ
青は進め
黄色は注意
生まれて初めて知った
極めて普遍的な社会ルール
それは母が私の手を握りながら
真剣な面持ちで教えてくれた
その日パシフィックノースウエスト地方を吹き ....
黒々と枝を拡げる
はだかの木
ひび割れた空の奥に
狼の貌が現れる
雲を裂いて
鋭く光る眼
夕陽を噛み砕く牙
ピアノ線に触れ
切れ切れに落ちる
はだかの言葉
燃えるランプ ....
死ぬまで内緒を忘れている
ichirouさんのおすすめリスト
(2054)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
三日に四日はバカ
-
北大路京 ...
自由詩
6
13-11-22
情とは
-
藤鈴呼
自由詩
1*
13-11-22
におい
-
hiroto22
自由詩
6*
13-11-22
言葉の宇宙さかさから読む
-
北大路京 ...
自由詩
3
13-11-21
泣いてスベスベマンジュウガニ
-
北大路京 ...
自由詩
3
13-11-21
鈍感
-
hiroto22
自由詩
3*
13-11-21
挫折の人
-
ただのみ ...
自由詩
23*
13-11-20
原始反射でゆめをみる
-
うわの空 ...
自由詩
2
13-11-20
世界の半分に捧げる歌
-
るるりら
自由詩
19*
13-11-20
不機嫌な月に取り残されたまま孤独を抱いてサヨナラ地球
-
北大路京 ...
短歌
7
13-11-19
ただこころのなかで
-
梅昆布茶
自由詩
11
13-11-19
階段の月
-
吉岡ペペ ...
携帯写真+ ...
3
13-11-19
落葉・・・
-
tamami
自由詩
9
13-11-18
人差し指
-
イナエ
自由詩
9*
13-11-18
冬眠から目覚めないでいる
-
北大路京 ...
自由詩
2
13-11-18
生き恥を晒し合って空が青い
-
北大路京 ...
自由詩
19
13-11-17
銀杏あり
-
吉岡ペペ ...
携帯写真+ ...
7
13-11-17
とうめいな容れ物が収集を待っている
-
そらの珊 ...
自由詩
26
13-11-17
最後の言葉
-
クナリ
自由詩
4*
13-11-17
カレンダーを貼った位置が低い
-
北大路京 ...
自由詩
5
13-11-16
_グラグラの乳歯抜けるや千歳飴
-
北大路京 ...
俳句
3
13-11-15
僕はもう死んだことになっている
-
北大路京 ...
自由詩
4
13-11-15
春二編
-
梅昆布茶
自由詩
15
13-11-14
心理テスト_(詩人サークル「群青」十一月の課題「非」より)
-
Lucy
自由詩
21*
13-11-13
世拗ね人
-
イナエ
自由詩
11*
13-11-13
朝の読書
-
ただのみ ...
自由詩
21*
13-11-12
仕方ないことのてんこ盛り
-
朝焼彩茜 ...
自由詩
13*
13-11-12
赤・青・黄色
-
夏美かを ...
自由詩
28*
13-11-11
吠える
-
Lucy
自由詩
16*
13-11-10
死ぬまで内緒を忘れている
-
北大路京 ...
自由詩
8
13-11-9
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