すべてのおすすめ
わあわあと脈略のない会話の後すとんと眠る君羨まし
悪夢でも構やしないと待ちわびる瞼を閉じてじっと堪えつつ
からからに渇いたのどを潤しに台所立つ顔青白く
そのままに今朝を迎える覚悟なく ....
みゆきしか流れぬバーに色あせた飯島愛のポスターがある
順位のない星占いの English 誤訳しないで誤読してみる
90度で固定された視界からチラシのようなありふれた空
袖口の緋色の染みに宿るX 左手と眼と記憶を喰った
....
.
いざよひに遊ぶ視線をひらめかせ
まろきもの憎むきみぞ恋しき
ひさかたのあしたに消ゆるいざよひの
みちたりぬ{ルビ角=すみ}思ふわれかも
.
富士山にいつか二人で登ろうね天保山で指切りをした
立ち漕ぎでペダルを漕げば何処までも行ける気がした羽根もないのに
ピーラーで削られていく大根と履けなくなったズボンのある部屋
大人になっても 子供の頃の自分を 守ってやりたい
その一心で 大人を演じる 子供の頃の自分を守ってやる為に
演じ続けて ついに 子供の頃の僕と 大人になった僕が 一つになる
*演じるのは嘘を ....
幸福は匙で掬ったアイスクリーム みつめていても溶けてしまう
暑いとはいわぬトマトの涼しげな頬に紅さす今朝の顔
中味は見えないスイカは呆けた顔をして叩いてもほら知らん顔
おいしいトウモロコシにコガネムシの幼虫半分っこする
見てみてこれは甘唐辛子そのとなりの ....
美容師が私の髪に触れるたび鏡に映る彼のヤキモチ
弁当のおかず多くて純ちゃんの弁当箱へ玉子焼き2個
友だちは百人できなかったけど大事な人に会えた学校
先輩の肌に初めて触れたのは卒業式の胴上げでした
本当の涙は右目から溢れ芝居の涙は左で光る
ゴジラ対メカゴジラ対オレならば、どちらの足に踏まれるんやろ
パサパサのハンバーガーを頬張ってマニュアルどおり生きて死ぬだけ
球体の全方向へゆけること水無月の坂はゆるりと続き
七分袖着るか着ないかしてるうちドミノ倒しで夏の到来
夕刻のうすくかげゆく西向きで満ちていくのはクライミー ア リヴァー
気づかないふりを続けるべきなのかいつもと違う君のくちびる
永遠を誓ったキスを何回も思い返すが空っぽの部屋
この雨が四十一度であったなら裸にシャボン蛙はうだる
いたるところにまち針をしるしておけば明日はそこから
淡い虹ふりむけばもう消え失せてことごとく逝く春も逝く
下敷きに静電気下書きに尖 ....
旅先に秘密を託す オフライン 海に流した小瓶と真珠
苛立ちを鎮める空想砂時計 記憶の棚に並ぶコレクション
「恋文の推敲は眠りのあとに」 掟に背いた罰は苦くて
「植 ....
桃色の鉛筆たては我々の幸せ日の夜の水槽
空想のまどろみ壊し 会いに行く 友のいまの言葉を知りたくて
気後れを包む 途切れのない言葉 壊さないまま このままいたい
問わず語りをしない守りをなぜここで 届かないままのいく ....
サーカスの綱渡りから落ちた夢僕の知らない君がいた朝
冷静を保てる距離で精一杯君の寝顔を見つめてる夢
「好き」と言う口とそれを聞いてくれる耳のある幸せを失う
待望のデートを流す土砂降りはテルテル坊主のジェラシーのせい
君を呼ぶ声を遮る雨音がAm(エーマイナー)からE(イー)に変わった
雨の止むその一瞬でも唇を重ねた夜のメロディよ鳴れ
ichirouさんの短歌おすすめリスト
(84)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
夜明けに_五首
-
森川美咲
短歌
3*
14-9-21
みゆきしか流れぬバーに色あせた飯島愛のポスターがある
-
北大路京 ...
短歌
4
14-9-18
空の葡萄
-
深水遊脚
短歌
6*
14-9-15
十六夜2首
-
Giton
短歌
3*
14-9-11
富士山にいつか二人で登ろうね天保山で指切りをした
-
北大路京 ...
短歌
2
14-9-11
立ち漕ぎでペダルを漕げば何処までも行ける気がした羽根もないの ...
-
北大路京 ...
短歌
8
14-9-7
ピーラーで削られていく大根と履けなくなったズボンのある部屋
-
北大路京 ...
短歌
3
14-9-5
一つ
-
陽向
短歌
3*
14-8-13
アイスクリーム
-
はるな
短歌
6
14-8-8
夏野菜のひと
-
たま
短歌
14*
14-7-23
美容師が私の髪に触れるたび鏡に映る彼のヤキモチ
-
北大路京 ...
短歌
2
14-7-11
弁当のおかず多くて純ちゃんの弁当箱へ玉子焼き2個
-
北大路京 ...
短歌
3
14-6-30
友だちは百人できなかったけど大事な人に会えた学校
-
北大路京 ...
短歌
4
14-6-26
先輩の肌に初めて触れたのは卒業式の胴上げでした
-
北大路京 ...
短歌
5
14-6-21
本当の涙は右目から溢れ芝居の涙は左で光る
-
北大路京 ...
短歌
5
14-6-17
ゴジラ対メカゴジラ対オレならば、どちらの足に踏まれるんやろ
-
北大路京 ...
短歌
2
14-6-15
パサパサのハンバーガーを頬張ってマニュアルどおり生きて死ぬだ ...
-
北大路京 ...
短歌
3*
14-6-4
クライミー_ア_リヴァー
-
そらの珊 ...
短歌
8*
14-6-2
気づかないふりを続けるべきなのかいつもと違う君のくちびる
-
北大路京 ...
短歌
2
14-6-1
永遠を誓ったキスを何回も思い返すが空っぽの部屋
-
北大路京 ...
短歌
1
14-5-27
パーソナルレイン
-
そらの珊 ...
短歌
9*
14-5-26
秘める
-
深水遊脚
短歌
3*
14-5-25
桃色の鉛筆たては我々の幸せ日の夜の水槽
-
北大路京 ...
短歌
3
14-4-9
再会
-
深水遊脚
短歌
3*
14-4-7
サーカスの綱渡りから落ちた夢僕の知らない君がいた朝
-
北大路京 ...
短歌
3
14-4-5
冷静を保てる距離で精一杯君の寝顔を見つめてる夢
-
北大路京 ...
短歌
4
14-4-3
「好き」と言う口とそれを聞いてくれる耳のある幸せを失う
-
北大路京 ...
短歌
4
14-4-2
待望のデートを流す土砂降りはテルテル坊主のジェラシーのせい
-
北大路京 ...
短歌
5
14-4-1
君を呼ぶ声を遮る雨音がAm(エーマイナー)からE(イー)に変 ...
-
北大路京 ...
短歌
4
14-3-30
雨の止むその一瞬でも唇を重ねた夜のメロディよ鳴れ
-
北大路京 ...
短歌
4
14-3-27
1
2
3