地平線の彼方も
ここと同じ地面が続いているだけって
ことは分かっていても
認めたくない自分がいる

夢とか希望とか
そんな言葉で未来を飾ってみても
今日の続きでしかない
明日に期待して ....
思考が止まる時私の頭上を時間だけが空回りしている
時間は止まっても自らの時間のみがストップするだけ

時は確実に先へ先へ前へ前へと自動的に移行している
時間は待ってはくれずお構いなく私を追い越 ....
さざなみに心を許して
軽い手荷物すらもういらない
石の原野に泉をみつけた
だから
もう何もいらない
青い花たちが
みえない風に踊っている
啜り泣きは石っころたちの
いつもの癖
地図を ....
公園の中
牛乳パックにストローを通す
遠くに緑色のタイヤ館の看板
今がただあまりにも寂しすぎた

思い出は 遠い
近くには
でも 書くことも 見あたらない
ありふれたものばかりが転がっ ....
ハヤブサのような男が
上空から舞い降りた
「ここは千歳海岸か?」
「いえ、水谷団地ですけど」
「フン、ずいぶん目測がずれてしまったな」
「転移ゲートならあっちですけど」
「それには及 ....
am6:30起床
洗面 風呂掃除 新聞取り 妻目薬温タオル洗面 妻オムツ交換・経管栄養・薬投与・とろみぬるま湯投与・希釈酢投与・咳止め吸入・歯磨き・エステ
am11:00 pt来宅妻リハビリ
p ....
 要らぬ心配かもしれませんが、前回のHHMほどには開催前のいろんな声が聞こえてこない気がします。毎回同じように盛り上がる必要はありませんし、始まってみて参加作品の投稿があれば何も問題はありません。ただ .... 静寂が横たわり球体の葬列 老いた人魚が打ち上がって紫の港 もう誰も飼ってないのに猫は自分の首輪をはずせない

猫がいる 怒りもせずに泣きもせず人のいない村で猫が生きている
東京を車で出発して4時間、常磐道が福島第一原発の手前で封鎖されていたので、その手前の常磐富岡というところで高速をおりました。

高速をおりるとそこは、重機でさらわれた茶色い土肌と、累々(るいるい) ....
◇御用学者

原子力発電所は火
原子力発電所は火暴
原子力発電所は爆発
原子力発電所は爆発し
原子力発電所は爆発しま
タダチニ影響はありません
タダチニ原子力発電所は火
タダチニ原子 ....
今日がどんなに楽しいことがあっても
明日になれば今日がおわってしまう
ずっとこのまま今日が続けばいいのになと思った

明日は必ずやって来るのだから
今は今日を楽しく遊んでいよう

明日は ....
防波堤に待雪草が咲いていた
みぞれまじりの波風の下
錆びた自転車をとめて
老人が釣り糸を垂れている

釣れなければいい
そんな素振りでリールを巻き
また投げる

そして海に沈んで ....
涙の香り苦しくて浴槽に沈む 独りの道に一方通行の標識 音楽は綺麗だ
詞はときに美しくない

映像は力強い
言葉だけでは非力すぎる

絵画は豊かだ
活字の並びは貧相だ

散文は直線的徒歩だ
詩は螺旋的舞踊だ



創造す ....
線路沿いの黄色が日に日に

仲間を呼んで

背伸びをうんとして

集まって

つげる どうにも麗しい春

まるで園児たちの黄色の帽子のよう

元気だけを呼び覚ます

どうし ....
九官鳥の鳴き声知っているかい
真似しすぎて
とうとう自分の声を忘れてしまった
めすをよんでも相手にされない

そんな人も居たな
人まねしていて自分の姿を失った
そんな人になるには
白紙 ....
ゆっくりと
頁をめくる
それは
何かを
惜しむような
誰かを
見送るような
こころもちで
結末を
知ってしまえば
この手の中の
物語が終わってしまうから

桜は咲いて散る
 ....
【修羅】

へいわ とか
あい とかが
こわれることは
いとも かんたん だ

 三年前の みぞうが
 かんたんだ わすれるな と きいてくる 
 あんなに頻繁に目にした ゛みぞう゛ ....
ゴジラになってどうするのと
聞かれたけれど応えずに
ゴジラになった
この足がほしかった
この腕力もほしかった
壊れてゆけ
ただそれだけを願い東京を歩く
おもしろいほどにあっけなく潰れてゆ ....
 
今朝もお寒いですね

いつものあいさつに笑みが見えかくれ

春に、また一歩



 


近寄りすぎると
津波がくる
熊が出る
ベルリンの
壁をどれだけ高くしても
津波がきた
熊がきた
甘い人間社会に憧れて
津波も熊も
街を混乱させたので
人間は壁をより高く ....
足元に広がるのは私の亡骸だ
あれもこれもそれもどれも私であったものだ
ひどく醜悪でそれでいてなんと切ないものか

打ち寄せる波が見えるかい
あれは血潮だ涙だ脳髄だ
小さくか細い声が聞こえる ....
昨日までの自分が仰向けに倒れている
わたしを見つめて
ワタシが言う

「踏み拉き進んで行け
 過ぎ去ったものは階段だ
 額ずくな 口づけするな……」

そっと足をおろす 
枯葉を踏む ....
ツッコミが「なに村河内守だよ!」そうなるようにボケてください 朝顔が凍えている君のいない夏 あなたの顏は時計のよう
ただ『今』を確かめたくて
     見つめてしまう

過ぎ去った時間 ……もう……
残された時間 ……もう……

いたたまれなくて目を逸らし
気がつけばまた
 ....
シッポを切って逃げる
簡単…でも必死

自発的な変化
エントロピーは常に増大する
生き延びるのだから場合の数は増える…
当たり前のこと

こわい夢/現実から
すんでのところで逃げ出せ ....
ichirouさんのおすすめリスト(2054)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
【_垂直思考_】- 泡沫恋歌自由詩16*14-3-12
時の翼・・・- tamami自由詩7+14-3-12
最後のパンケーキ- もっぷ自由詩714-3-12
たこ焼き屋の前を通過して- 番田 自由詩114-3-12
夕焼け- mizunomadoka自由詩314-3-11
1週間あるいは怨- 草野大悟 ...自由詩2*14-3-11
HHM2開催に寄せて_過去の批評祭作品レビュー- 深水遊脚散文(批評 ...4*14-3-11
静寂が横たわり球体の葬列- 北大路京 ...自由詩614-3-11
老いた人魚が打ち上がって紫の港- 北大路京 ...自由詩714-3-11
猫が生きている- そらの珊 ...短歌11*14-3-11
南相馬市にて- 吉岡ペペ ...自由詩414-3-11
3月11日- こひもと ...自由詩5+*14-3-11
明日- リィ自由詩2*14-3-10
underwater_flowers- mizunomadoka自由詩414-3-10
涙の香り苦しくて浴槽に沈む- 北大路京 ...自由詩214-3-10
独りの道に一方通行の標識- 北大路京 ...自由詩514-3-10
想像的創造- シホ.N自由詩214-3-10
春の子供- 朝焼彩茜 ...自由詩13*14-3-10
Who_are_you_?_- イナエ自由詩14*14-3-10
桜百景- そらの珊 ...自由詩1314-3-10
修羅- るるりら自由詩18*14-3-10
ゴジラ- もっぷ自由詩9*14-3-10
また一歩- 殿上 童自由詩12*14-3-9
自然の戦争- 小川 葉自由詩214-3-9
波打ち際にて- 三上あず自由詩514-3-9
踏絵- ただのみ ...自由詩20*14-3-9
ツッコミが「なに村河内守だよ!」そうなるようにボケてください- 北大路京 ...短歌314-3-9
朝顔が凍えている君のいない夏- 北大路京 ...自由詩714-3-9
あなたの顔は- ただのみ ...自由詩12*14-3-8
トカゲ- 藤原絵理 ...自由詩6*14-3-8

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