冬の虫脛に傷ある党ばかり
赦した自分が赦せない
俺には闇がない
仕事場のドアを開けると
早く来て掃除をしている筈の君がいない
代わりに卵がひとつ床に転がっていた
とうとう君は卵になってしまったのか
私には何も言ってくれなかった
淡いピンク色を ....
特別なことはなんにもできないし特別じゃないこともできない
本当の君は君じゃない
咳をしてもひとりじゃない
コートのポケットに
どんぐりが三つ
入っている
きのうの夕ぐれ
近所の公園でひろった
小さなどんぐりたち
てのひらの上で
ころころ転がしてみたり
両手で温めてみたりする
....
気を遣わせたくなくて
消えてしまいたくなる
でも出会ってしまったことを
消せるはずもないから
結局今日も
笑顔を貼りつけて
そこにいることしかできず
そんなだからまた
あなたの ....
理解できないものはノイズ
それは タダの鳴き声
それは 皆無だと
そう弾き出す答えは
言葉として認めない
偏った定義が
創造を飼い殺しにする
冬の園注射の跡がありました
冬の園日付入れない領収書
猫耳つけて豚にしか見えない
オシャレな店から落武者が出てきた
ふらふらと
仕事もうわのそら
こころの痛みごまかせば
犯罪者がただ警察を待つように
ふらふらと
仕事もうわのそら
からだの痛みこんにちは
ボクノキタナイコ ....
わたくしは鋭利な球体
鬱血した魂のむらさき
情熱と酷似した粗暴に焼かれ
焼失した楽園の輪郭をなぞる
背骨を抜かれて自慰に耽り
名札のない隠喩の銛が刺さったままの
つめたい消し炭の太陽
....
ココロにまで
モザイク かけたら
言いたい ことも
言わなければ ならなかった ことも
全て 霞に 変わりそうで
その方が 良かったのか
それは イケナイ ことなのか
....
愛しているといった
あなたの名前をしらない
いったこともない外国の街の名を知っている
冬は雨ばかり降るということも
あなたがそこでどんなふうに目を細めるかも
嘘をつかないあなたが ....
ボウルの中でぱくりぱくり吐き出す泡は
あなたにとってはただの泡なのでしょう
1つの○が溶け合わぬ意味も知らずに
私達はあなたの腹におさまり
明日の夜半あなたは下卑た腹を揺り
私達は海 ....
伝子組み替えでない奥さまがいる
トリックオワトリートに万札握らせて帰らしている
愛をして愛をして愛を下準備
ただの壁だと思っていた面に
白い花が
ちらほらと咲き始めた
家と道
内と外
隣人と自分
向こうとこちら
静けさと騒音
過ぎ去った時間とやってくる時間
何かと何かを隔てるための境目 ....
わたしにお母さんが居たら
うんと甘える
まず確かめてえっと
うんと甘える
夢じゃないよね
お母さんが居たら
お母さん!
って呼んでみたい
そしてなぁに薫ちゃんって
わたしの顔を
....
よわかあないよ
ぼろぼろだよ
ぼろぼろになれるくらい
おれまだげんきだよ
つらくてかなしくて
そんなじぶんがまた
つらくてかなしくて
きゅうにつばが
....
純白になれず散りゆく紅葉かな
明け方の雑な会議や散る紅葉
掃除してエアコンつけて誰も来ない
下準備して
狂いだす
長い睫毛がある
霧を晴らして孤独であった
ichirouさんのおすすめリスト
(2054)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
冬の虫脛に傷ある党ばかり
-
北大路京 ...
俳句
3
13-12-7
赦した自分が赦せない
-
北大路京 ...
自由詩
3
13-12-7
俺には闇がない
-
北大路京 ...
自由詩
3
13-12-7
普通の空
-
壮佑
自由詩
36*
13-12-6
特別なことはなんにもできないし特別じゃないこともできない
-
北大路京 ...
短歌
2
13-12-6
本当の君は君じゃない
-
北大路京 ...
自由詩
4
13-12-6
咳をしてもひとりじゃない
-
北大路京 ...
自由詩
4
13-12-6
【_どんぐり_】
-
泡沫恋歌
自由詩
22*
13-12-6
テーブル越しの
-
森川美咲
自由詩
3*
13-12-6
言葉は人間だけのもではない
-
subaru★
自由詩
7*
13-12-6
冬の園注射の跡がありました
-
北大路京 ...
俳句
4
13-12-5
冬の園日付入れない領収書
-
北大路京 ...
俳句
2
13-12-5
猫耳つけて豚にしか見えない
-
北大路京 ...
自由詩
5
13-12-5
オシャレな店から落武者が出てきた
-
北大路京 ...
自由詩
9
13-12-5
うわのそら
-
吉岡ペペ ...
自由詩
4
13-12-4
球体ジガゾー
-
ただのみ ...
自由詩
21*
13-12-4
心モザイク
-
藤鈴呼
自由詩
3*
13-12-4
すばらしい嘘
-
はるな
自由詩
6
13-12-4
私たちは口を開いている
-
ブルーベ ...
自由詩
2*
13-12-4
伝子組み替えでない奥さまがいる
-
北大路京 ...
自由詩
7
13-12-4
トリックオワトリートに万札握らせて帰らしている
-
北大路京 ...
自由詩
1
13-12-4
愛をして愛をして愛を下準備
-
北大路京 ...
自由詩
2
13-12-4
垣根
-
そらの珊 ...
自由詩
19*
13-12-4
シチュー
-
もっぷ
自由詩
10
13-12-3
つらくてかなしくて
-
吉岡ペペ ...
自由詩
8
13-12-3
純白になれず散りゆく紅葉かな
-
北大路京 ...
俳句
2
13-12-3
明け方の雑な会議や散る紅葉
-
北大路京 ...
俳句
4
13-12-3
掃除してエアコンつけて誰も来ない
-
北大路京 ...
自由詩
6
13-12-3
下準備
-
北大路京 ...
自由詩
2*
13-12-3
霧を晴らして孤独であった
-
北大路京 ...
自由詩
8
13-12-3
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