すべてのおすすめ
ゆびからめ体ひっつけおでこあて 互いをみつめる瞳は
サンドイッチ とりかえばや ロボコン
人形と 人形と 人形に
SEXしてみろって お前の首 ....
ことごとく幸せを逃す僕ゆえに
君のメールを削除できない
↓
選択の自由を行使するならば
あなたでなくてはならなくもない
↓
霙降る季節に君と共にした
朝食以来心失う
....
ただいまの声が家にこだまする 今日もひとりでご飯をたべる
税理士事務所に名簿順、次から次へと電話をかけるのがとても嫌になり、
電話営業の芝居をしていたが、マネージャーに気付かれてしまった。
口パクが ばれて灰皿 投げられた 裏切り豚の 裁判開 ....
月末に アポイント 年下の
数字を上げない 一人も切れない 課長が机を
言い訳に ペナルティー ....
嗚呼今日はなんだか少し酔ってみたい チューハイさえも呑めないあなたと
おちょこでも呑めない僕と杯を? 僕はサラミとこいつで充分
ひざまくらあなたのかみをなでなでとしあわせきぶんでわ ....
白きバラ垣根に咲きて皐月昼妻と伝道奉仕に励む
二人して風邪をひきたり今日もまた庭のテラスに紅茶とケーキ
針箱に赤白黄の糸巻きが妻は手縫いで衣服をかがる
新緑に
心あわせて
我ひとり
輝き求め
空を仰ぎぬ
いつまでも
忘れたくない
思い出を
胸にしのばせ
歩く雑踏
あの日から
灯った想い
頬染めて ....
遠くからみているうちがきれいだな ベットサイドに花が置き去り
街灯のあかりを月と見間違え、曇り空みて息を吸い込む
まださむき五月のあさの机にて妻まだ起きず吾は聖書を
風邪をひき咳と痰とに悩まされ五月の連休初日過ぎゆく
愛そそぐ人をえたとのメイル受け子の幸せを神に祈らん
夜が明けて妻も目覚めて二人してこれからのこと話し合いけり
コーヒーを沸かせて飲みつ春の日の妻の休日過ぎてゆくなり
光さす朝の机に聖書読み部屋にみち満つベートーベン
愛する妻は仕事に出一人聴く交響曲第四番
ぷくぷくの苺のほっぺにkissをして この幸せを丸呑みしたい
『愛しい』を「キミ」と出会って知りました マシュマロの手を握ったあの日
帰路暮れて揺れる電車は音穿つ(で、あったなら)(で、なかったら)
ミルクティー恋人たちがこぼすから空は蕩けて星空になる
夕焼けの残滓に向かう農夫いて暗き川原に燃やす唄声
....
友達の 第三の目を 覚ますため むなぐらつかみ 頭突きの連打
長身の SALLYの手つかみ 背後から ジェットスキーを 操るように
そのちいさな背中は全部しってるの きらきらおでこにそっとくちづけ
あたしにはあなたになにか伝染せるの きみにもらったインフルエンザ
ようせいが春のおとづれ告げる音 きみの大きなくし ....
バスタブで 漂白すませ 漆塗り あなたに金の 蒔絵を描いた
春かすみ藍色の水鳥が舞う湖の架け橋渡りけるかも
枯れ葦の水辺たわむる鴨の群れ飛び立つ音に心騒げり
浅みどり新芽つけたる木々を見つ心新し空を仰ぎて
黄みどりの芽と花が合い桜咲きける ....
知りたいな 君の内面 輪切りして 閲覧自由の スライド作る
朝早し冷たい空気通り抜け妻の車は勤務にいそぐ
妻に又何かをせむと心やり描き始めにし昨日の絵
一人いて心に懸る妻のこと共に料理を作る楽しさ
人を好く けど愛せない愛せなさゆえ愛されてない 人を好く
人をただ憂うのだから優しさは優しさゆえにやぼに沁みてく
ふた駅の遠さを確認するために虚ろにたるむコードをたぐる
醜美さえ ....
さよならは
私にはもう
ききません
夕焼けを背に
赤くなる頬
あなたとは
嘘でよかった
手作りの
バリアをはって
目をそらすから
釣り針を 尻の穴から 突き刺され 沖に向かって 投げ入れられた
つつましき妻の花壇に蛙棲みゲコゲコゲコと呼びかくるなり
あれがいいこれがよしとて選びたる花々はどっと咲きいでにけり
良き日なりわが家には平和あれども哀し人の世トラブルに満つ
片田舎坂 ....
話すたび 妖しく甘い 花が咲く 君のくちびる キスでふさいだ
白と赤紫ブルー花咲きて妻の花壇は賑わいており
ギッシングふとふと読みて人生の目標みつけり
曇り空ベートーベン・ピアノ曲部屋中に響いておりけり
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