すべてのおすすめ
才能が開花する夢昨夜観た太陽みたいに輝く自分

甘いもの好きなあなたの甘い顔私にくれる甘い現実

勢いよく列車は走り抜けていく決まった場所へ時間通りに

蕎麦の店何十軒も行った過去吸い寄せ ....
コンクリート塀で爪を削ったら香ばしいかも春の日和に


春の雨青いペディキュア塗ったのに取りだす長靴の中には蜘蛛


風船のゆくえを見ていた昼下がり友の顔が思いだせない


東 ....
呑んで寝て



頭痛くて




起きて又





バッサリン噛み









無理九里眠る




 ....
もう死にたいつらい呟くトークみて相槌充電スポットさがす


コンセント空かず咄嗟に御手洗3パーセント入れエコメロディ


聞き流すだけの返信中味なし裏では必死電源確保


五軒目 ....
{引用=先生、わたしには尊厳なんて無いですよ
もともと与えられてはいないですよ
市民たちの娯楽のために生まれてきたようなものです
それがなぜなのかはわからないけれど
存在していることが非常に苦 ....
ずいぶんと良くなってきた肋骨の骨折り損と笑えるほどに


あたらしいメール友達さびしそう返信探すわたしもさびしい


会いたいとも思ってるけどと口ごもるメールが届く 真実の声


か ....
ベランダで詩を黙々と読んでいる彼女のこころに青く咲く花


「愛だけが空から降ってくるんだよ」彼女は月に住んでいると言う
まっしろな飛行機飛んで雲浮かぶそんな青空みたいな日々だ


真っ黒な夜にいのちを輝かせ浮かんでいたんだ白い白い月
タイムマシンについて瞳を輝かせ話せるような大人でありたい


元旦にストップウォッチを押しましたそれぞれの時にあだ名をつけて


たくさんの涙が流れた夜が明け四百七年目の朝が来る
酒臭いヨッパライ雌ともだちがいないのか俺にもたれて眠る


手放さず握りしめてるコーンスープ吐瀉物の香に似て覗き込む


ついさっき一緒に飲んでいたような雑なタメ口右から左

 ....
優しさがかこむ教室誰だって乱れたなにか探して消して


優しさのつもりで混ぜた女子力はいらない焼酎そのままちょうだい


優しさの影に潜んだ絶望をみせてごはんを一緒に食べる

 ....
新聞をめくる規則正しい音が削るとなりの席の肉塊


この瞬間足を引っ張る言葉かよ作戦会議のいい人仮面


渾身のアシスト無駄にしておいて誰の目線で戦術を説く


迷っても出来 ....
ネット上思いの丈を送信しハローわたしは此処にいますか?


とぼとぼと自転車と歩く帰り道汗まみれになって泥まみれになって
写真家はこれを共有したいんだね。一文字もない鮮やかな空


揺れる草木、光も知らずに輝いている


音楽は未だ始まっていない。さらさらと鳴る木々、ピチピチと鳴く鳥


この風景は私に ....
図書館で面白そうなタイトル探す。選んでいるとき一番楽しい


選んだ本ずっしりしていてわくわくする重みはきっと輝きの重さ


晴れた日に図書館にある駐車場じてんしゃ集まりみな我を探 ....
言葉では語りつくせないこの世界そんなこと知らん暖房入れよう


優しさが夜中を照らすその光あったかいけれど物足りないのだ


友達と電話でメールで話しあう発明したいね発明したいよ


 ....
夕方にカレーの匂いをもらすほどボロい家屋に棲んでいたよね


キャラメルの紙の折り目の白ずんだところを銀河Aとしてみる


吐く息が重なるだけで君の顔ぼやけてた 厳冬の壁ドン


み ....
星さえも見えない夜の底にいてお願いシリウス僕を照らして

暗闇に瞳をこらせば見えて来るきらきら光る僕だけの{ルビ星=スター}

流れ星どうかお願いここへ来て君のしっぽに手が届くように

君 ....
鋭さはカツオノエボシほどもない言葉で水着を評する男


情報とお守りのような言葉といきたい場所と今日のごはんと


base って入力したら仮名で「ばせ」違うよ be-su カタカ ....
ビル街の鋭利な光透き通る床を叩いて近づく殺意


折り畳み傘をもちあげ吊るしてる私に人に触れないように


ふと触れたヤスリのような掌を思い味わう白菜キムチ


釣り針に向か ....
ふたりなら楽しいことも倍だけど少し寂しいふたりぼっち


ふたりは語らい歩む紅葉のもえる色を頬に射しながら


雨の日はおおきめの傘一本で街を歩こう濡れるふたり


ふたりは眠る終電 ....
青いってくちにして街は海になる花びら泳ぐ彼方の岸を


まぶた濡らす緑雨は君に降りやまず海の果てに飛ぶ鳥を探す日


永遠に待ちぼうけです目を閉じて探して君の赤い夕焼け


いくたび ....
わかってることを皆捨てわかりたい母さんの愛と実家のごはん


産声を一人で聴いたわけもない産んだあなたも聴いてくれたはず


母さんと書くの容易く母さんと会える会いたい会えないたぶん

 ....
新しい機種の待ち受け組み立てる夜が楽しい私の電話


携帯を握り未明にひとりきり誰かこたえて世界は在ると
局所的豪雨/ラブソング その間にある人知を超えた音階

ふあんふあんふあんふあんふあんふあんふあんふあんふあんふあーれ

想像上のどんなにきれいなけものよりあなたに噛み付かれたい  ....
梨ぶどう次の主役は柿となり客がまあよく喰うやつで

天高く馬肥ゆる秋の端 超えられないでいる私のライン

のぎへんをそのへんにほっぽらかしてh[k]iがつけば赤く爆ぜる季節

実るほど頭を ....
音楽が僕をあたまをすり抜けて多分あなたの場所まで届く


あなたの音楽を聴かせてよ話し言葉ではないあなたの音楽を


音楽をどうすれば産めるのか出産したひとに聞いたら小さな音楽を産 ....
きみの時をおもうときそれは高速でときどき届いてわんって鳴るよ

わたしはさわれる展示物よく動く指を持ってるきみの恋人

ultraを辞書では引いたことがないわたしのものだうるとらちょー ....
新しき文庫本をば繰るときの糊のぺりりを聞きたく購う


古本に「著者謹呈」の栞あり 著者の代わりに憤慨してみる


積年の手垢に朱き愛詩集 眼にて撫でつる活字にも朱


色々の付箋貼 ....
足下に感じるのハチキュウのじゃなくてペダルの回転、トオ

I feel the earth moveって歌うキングなベッドでかくいびき

キャロルならルイスでしょって思うんだウサギに会える穴は ....
鵜飼千代子さんの短歌おすすめリスト(481)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
蕎麦- 夏川ゆう短歌117-8-8
春だから五つの短歌- 印あかり短歌8*17-2-28
七日月の夜の唄- TAT短歌117-2-26
充電姫- 深水遊脚短歌4*17-2-19
それでも明日の夜明けが見たい- もっぷ短歌2*17-1-31
「人間だもの」_五首_2017.01.17- もっぷ短歌3*17-1-17
彼女- 水宮うみ短歌2*17-1-2
白い日々- 水宮うみ短歌1*17-1-1
タイムマシン- 水宮うみ短歌2*17-1-1
帰路の混線- 深水遊脚短歌3*16-12-30
優しさ- 深水遊脚短歌3*16-12-20
動け- 深水遊脚短歌1*16-12-19
ふたり・ふたつ- 水宮うみ短歌1*16-12-5
たぶん短歌- 水宮うみ短歌2*16-12-5
晴れた図書館- 水宮うみ短歌1*16-12-4
ふたりで作った、発明からは程遠い、やさしいことば- 水宮うみ短歌1*16-12-3
光る惑星プロジェクト- さわ田マ ...短歌1116-12-2
空いっぱいの星を巡って- 未有花短歌8*16-12-1
しかめ面でライフスタイル- 深水遊脚短歌2*16-11-29
時計の針に塗った毒薬- 深水遊脚短歌1*16-11-27
ふたり- 小林螢太短歌3*16-11-23
飛ぶ鳥を探す日- 石瀬琳々短歌14*16-11-21
無題三首- もっぷ短歌416-11-5
携帯二首- もっぷ短歌316-11-3
局所的豪雨/ラブソング- 初谷むい短歌616-10-29
もっと近くに/即興ゴルコンダ(仮)投稿- こうだた ...短歌3*16-10-21
音楽- 水宮うみ短歌2*16-10-16
きみの時間、感染はねん膜のように可憐だ- 初谷むい短歌416-10-15
本たち- 水城歩短歌2*16-10-13
night_moves/即興ゴルコンダ(仮)投稿- こうだた ...短歌3*16-9-10

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