なかまとあそんでると
かぞくが
たいせつになる

かぞくとすごしてると
なかまが
たいせつになる

ひとりでいきてると
どちらも
たいせつになる

まようなあ
し ....
がっこがすきだね
といわれて
うなづいた

けどそれは
がっこうがすきだねという
ひにくだった

わたしはがっこをひていした
なぜかわからないけど
おりこうさんには
 ....
よみちをひとり
あるいてると

よぞらがぼくを
おいかけてくる

はしっても
おいかけてくる

どこまでも
あきらめないで

けどぼくだけじゃ
ないんだな

 ....
てきにたすけられ
みかたをまもる

てきも
たいへんなのだ

みかただった
ふるさとに

わがぐん
しろはたをふる
はなちょうちんは
ふしぎだ

うまれてすぐに
はじけてきえる

おかあさんに
みせようとした
そのときに

まだなかった
ことばといしきの
だいしょうのように
 ....
おかねは
いのちだ

いちどしかない
じんせいを
いきていくための
いのちだ

なのになぜ
そんなに
ひつようなのだ

いちどしかない
じんせいを
にどもさんど ....
よのなかには
できることと
できないことがある

そのこともしらずに
あなたは
できるはずだと
バスをうんてんした(させた)

あなたができることは
あんがいひとには
 ....
ものごころついたとき
芽はでていた

茎がのびていき
葉がなっていく
それをわたしは
ひまわりかとおもったが
木だった

茎は茶色くそまり
幹となり
やがてわたしの背 ....
うつくしいものには
ことばがない

こえもない

しんだひとみたいに
なにもいわない

さくらの
はながさいた
ねむいって
いっていい

きょういちにちを
すごしたのだから

ねむりのなかで
おもいだしてもいい

きょう
いちにちのことを

とおい
むかしのように

 ....
よみきかせた
むかしばなしに
めをかがやかせている

いつかのこどもを
そだてている
いつかのちちおや

いつかのははおやは
あいかわらず
いいにおいをさせて

お ....
わたしは
ヘラブナである

めのまえにおちてきた
はりがついたえさをくわえ
つりあげられては
リリースされる

ヘラブナとは
そのような
いきものである

そんなこ ....
わたしはいつか

に、なりたいと
おもっていた

こどものころ

に、なりたいと
おもわなければならなかった

いまも
おもわなければ
ならないのだろう

に、 ....
ひとよりさきに
さくひんがある

げいじゅつも
いきざまも
いのちも

このさくひんは
だれかが
つくるはずだった

というような
さくひんを
つくった
わたし ....
ひとだすけ
しようとしては
じぶんをたすけている

たにんをたすけようなんて
おもわないほうがいい

じぶんだって
たすけるべきひとなのだ

ひとはだれでも
じぶんと ....
息子が小二に進級するにおいて、ひとつ注意したのだが、あれはたしか私が小三になった頃、うっかり二年生の教室に、休み時間、思いっきり助走して(注目を集めたかったのだろう)その教室に、豪快にすべ .... ししゃが
ながれていく

ゆきしろの
かわをくろく
にごらせて

ゆきという
しろいかたちを
うしなって
ぶりの
めだまをたべた

ぶりだいこんに
はいっていた

アラだから
とつまがわらった

ぶりは
だいこんをみていた
なぜ東電やNHKや公務員改革がすぐにできないのかと言えば、そこにぶら下がってる人たちが、右肩上がりを前提にした、高額な不動産の購入はじめとした資産を、すでに借金として購入してしまってるから .... 今日は午後から息子を連れて、秋田県児童会館みらいあへ。館内全体が遊び場になっていて、息子もたいへん楽しそうだった。また来ようねと、汗だくになって笑った。

プラネタリウムも見てきた。平 ....
やねがかげを
おとしてる

ひなただった
そのあたりが
まだあたたかい

やねからおちた
ひのかげが

いまはゆうぐれに
そまっている
昨年わたしが二十年ぶりに、故郷の秋田に帰ってきて感じた印象は、飲食店の接客も、人々の仕事への接し方も、いい意味で「いい加減」なのである。ちゃんと暮らしを成り立たせるための時間を守りながら働 .... おやすみなさい
わたしたち
しんだいしゃにのる

とおいどこかから
とおいどこかへ
たびだつため

ねむりのなか
たびがある
とまることなく
しんだいしゃはどこまでも ....
ぎぜんしゃは
いつもきづついてる
ふりをする

ぎぜんしゃは
いつもなにもできない
ふりをする

ぎぜんしゃは
いつもがんばれと
エールをおくる

ぎぜんしゃは
 ....
わたしたちは
まいとしゆきに
くるしめられている

ゆきぐにでくらす
だいしょうに
それがせきにんなのだ

ゆきはきえるだろう
はるがくると
しんじてるから

 ....
パスポートももたず
いこくへたびだっていく

それがわたりどりの
とっけんだ

かわらない
くらしのために

がんかにみえる
ひとのまちなどめもくれず

つぎのくら ....
 
 
四月に入り、電気が通じ、都市ガスはまだで、しごともまだ動かない。そんなある午後、これはわたしが家の御不浄で、排便しながら聞いた話である。

わたしたち家族が借りていた小さな借家の近くに ....
なにごともなく
あさがくる

なにごともなく
ひるがきて

なにごともなく
サイレンがなる

またおなじあさが
やってくる

おなじひが
どこまでもつづく

 ....
かわろうなんて
おもわないほうがいい

ひとはうまれてしぬまで
かわっていくからだ

ゆるやかに
むりのないように

しぜんにかわるように
できているからだ
へそでおちゃを
わかしていた

ごごさんじまえ
それでも
まだわらっていた

へそでわかした
おちゃはまだかと

いまわかしてるよと
うみがなった
小川 葉(1581)
タイトル カテゴリ Point 日付
サービス自由詩412/5/14 23:25
がっこ自由詩3*12/5/14 0:07
夜道自由詩412/5/10 2:18
白旗自由詩212/5/8 22:08
鼻提灯自由詩312/5/6 22:01
おかねはいのちだ自由詩212/5/1 20:40
できないことは、できないといえばいいのに、それでは生きていけ ...自由詩612/4/30 21:17
通学路の木自由詩612/4/29 0:55
開花自由詩212/4/25 21:34
ねむり自由詩312/4/24 1:34
昔話自由詩212/4/19 23:51
ヘラブナ自由詩612/4/15 1:25
人に生まれて自由詩212/4/14 23:24
作品自由詩212/4/13 1:00
人助け自由詩612/4/10 22:09
小学校における並行世界散文(批評 ...212/4/4 0:07
雪代自由詩312/3/31 19:58
ぶりの目玉自由詩012/3/31 19:32
美しい経済のために、私たちが考えるべきこと。散文(批評 ...312/3/28 22:36
幸福談散文(批評 ...312/3/25 20:43
屋根自由詩112/3/20 1:05
意義のある人生のために散文(批評 ...612/3/17 21:14
寝台車自由詩412/3/15 21:17
偽善者自由詩312/3/14 21:59
春の代償自由詩112/3/14 21:38
暮らし自由詩212/3/13 21:06
春の追憶散文(批評 ...3+12/3/12 0:24
同じ日自由詩312/3/11 20:16
変わらないために自由詩812/3/11 0:09
タバコ休み自由詩212/3/9 22:10

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