7月のたそがれ
番田
私は見知らぬ街へ行く
部屋に 一人でこもりきっていたのだ
意味はあるのだろう そこに しかし 部屋の中で
窓は いつの間にか 暮れてしまっていた
そして 資格のための勉強をしていた
意味は無いのかもしれないが何もやることがなかった
私は しかし 将来への不安を抱えている
子供の頃を 時々思いだす
冷蔵庫の中にはスイカ
目を閉じてみる時 しかし 思い出す
誰かれ構わず遊んでいた だが 心の中では見つめていた人を
いつか 時々 私は車を運転したいけれど
私が公園で遊んでいた日
あれは いつだったのだろう なぜ 出かけたいのだろう
気ままに 今は ただ
本を読んでいたりもするけれど
自由詩
7月のたそがれ
Copyright
番田
2017-07-30 21:35:19
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