私の愛の色と
あなたの愛の色は違うけれど
愛し合えば二人の色になる

静かに育まれた愛
綺麗な花のような存在感

夢から覚めて
本物の愛に気づけば
二人の色になり愛は加 ....
花屋にてお勧めの花聞いてみるピンクの薔薇が想いを告げる

僕と君付き合い始めてもう五年新発見は今もまだある

カーテンを開ければそこは別世界君と二人で作るこれから

眠る時僕の隣に君がいる ....
付き合い始めてから
決めた合言葉

長さは関係ない
お互い幸せを感じられたら
それでいい

どんなに大変なときでも
笑顔にさせる合言葉

心を結びつけてくれる
嫌なこと月に翳して浄化する眠れない夜に行う作業

連なった雲を眺めて君想う愛の行方を知りたくなった

モザイクではっきりしない関係を演じ続けた疲れた二人

暗くなり屋根裏部屋で運動会赤組白 ....
季節の
音が聴こえる

歌のように
風のように
光のように
平日とは違う
雰囲気が
休日には流れている
スローな時間に
見える幻想
ずぶ濡れの心が愛を求めてる街に響いたサイレンの音

柔らかい心に闇がぶつかっても硬くないから衝撃は無い

夜が明けて朝を感じる心には晴れも曇りもない光の世界

煙り湧き先の見えない恋をして ....
出席者少ない夏の同窓会懐かしさより新鮮な風

君が持つ哀しい想い取り除き愛が溢れる泉を作る

人気ある生キャラメルの柔らかさ溶け合うように愛はくっつく

てかてかと光る廊下を走る君今日は逢 ....
人知れずサナトリウムで生活し自然と対話する癖がつく

好物のカレーを一晩眠らせる愛する人はカレーに煩い

置き去りに出来ない想い膨らんで空気の抜けた風船になる

野良猫と仲良しになり会話し ....
福寿草光沢のある花弁の黄金色が幸福を生む

過去の恋忘れるために夜空見て星の王子になりきる宇宙

広島の夜を濡らしたにわか雨戦争時代の涙に見えた

人生の表と裏を経験し自由の中を静かに泳ぐ ....
妖精の帽子を被るジギタリス熱愛示す桃色の花 入り込む雨の匂いにふと気付く恋文書いたあの日を想う

二人には足りないものがまだ多い波の彼方で揺らぐ愛情

幸せの涙は全て真珠色潮騒響く砂浜の恋

休みの日あなたを想い熱くなる平日の日は恋 ....
好きなのに嫌いなふりをしてしまう反対側の気持ち零れる

五月晴れ流れる風の透明感キラキラ光る太陽の風

広大な宇宙旅する流星に乗せた願いは山積みのまま

第三の目を育てれば誰にでも見えない ....
看護師の知識と笑顔に救われる患者の闇に光を当てる

紙コップ片耳にあて糸電話壁にあてれば寒気する声

手作りの弁当箱に入れられた手作り色の好物並ぶ

あとがきの文字が見えればもう終る小さな ....
看護師の熱い思いを膨らませ高いレベルの看護を目指す

哀しげに僕を見上げる捨て犬の心の扉半開きのまま
歴史より未来想像する学者異次元にある預言の泉

葉桜の影が濃くなる初夏の午後涙がホロリポロリと連なる

夢よりも現実に目を向けながら剥がせない癖今ものさばる

透明な硝子は心映し出す過去も ....
正義感溢れる言葉裏腹に弱い心を覆う隠れ蓑

風となりポストに届く封筒の雪の切手は夏に一目惚れ

広島の奥座敷だと言われてる湯来温泉の湯は恋に効く

空耳のような気がする君の声魂同士密談交わ ....
天秤が上下に揺れる様子見て火星の重さ勝手に測る

SFの小説読んで夜空見る広い宇宙は嘘の塊

苦しみを和らげようとする笑顔恋に仕事に拘束される

欲しかった望遠鏡を手に入れて覗けば見える前 ....
環境が変われ人も変化する無意識のまま光る現実

最後まで使い切れない鉛筆の孤独な叫び孤独な命

まん丸い地球に暮らす生命体近くて遠い月に恋する

夕暮れが洗濯物を染め上げて「闇が近い」と色 ....
水滴の色は
無色透明
出口のない宇宙で
旅を続けながら
生まれた地球
ふと気がつけば雨が降っていた
夕暮れを足早に闇へと変える

今読んでいた小説の中でも
丁度雨が降り出したところだった

「デートの日はいつも雨になるね」

主人公の男が言っているのを
 ....
顔が見えなくても
あなただとわかるのは
裸になった
あの日の真夜中が
教えてくれるから
押し花に込めた想いは緑色変色しても初夏を育てる

会議終え疲れた顔の会社員背広から匂う景気の悪さ

気まぐれな外国の猫抱きしめて日本にはない文化を探す

まだ少し麻酔の効果残しつつ眠気交じ ....
お元気?と聞き覚えない声がする電話の向こう詐欺師の匂い

何歳になろうと夢は美しいあの世この世の間で揺れる

台風が接近中と告げる声眺める空に恋文飛ばす

退屈な授業に背中向けたまま遥か彼 ....
決めるのは他人ではないこの自分迷いの中に成長がある

化粧する後姿も魅力的花になろうと心に決める

南北を貫く川のせせらぎが桜並木に息吹きかける

バス降りる人々の列急ぎ足行き先違うそれそ ....
暇という時間に僕は襲われて時計の針が九時を知らせる

居場所ない人々の顔薄暗いシャボン玉のように彷徨う

真夜中に公園デビューする僕等昼間と違う異国の景色

午後になり雨降り出した日曜日安 ....
サヨナラをいうタイミング探してる君との距離が微妙にひらく

誕生日来れば必ず電話する元気ない母歳を誤魔化す

空を飛ぶ鳥の背中に乗せられた想いはいつか君を動かす

天ぷらやフライを揚げるあ ....
破れては縫い直してる恋心自由な恋をさせない縫い針

故郷に残した想い下を向き都会暮らしに馴染めない肌

新しい道路を作る目的であらゆる武器で山を虐める

雪が降り黒ずむ想い白に変え風に揺ら ....
山頂に登れば見える恋の色星の光と混ざり合う愛

梅雨入りし届く葉書を湿らせて滲む言葉に哀しみ宿る

一言も話そうとしない今日の君香水だけが何かを話す

夢の中離婚のことで話し合う浮気相手の ....
いつだって留守電のままの息子たち声が聴けない寂しさは闇

バス降りる園児の声がよく響く日本の未来君らに託す

牡蠣フライフワッと揚がる瞬間に別れを告げたあなたを捨てた

赤い薔薇悪いイメー ....
夏川ゆう(1525)
タイトル カテゴリ Point 日付
愛の色自由詩011/5/11 17:52
ハートマーク短歌111/5/5 14:13
合言葉自由詩011/4/15 18:01
眠れない夜短歌111/1/2 16:57
季節自由詩110/12/10 17:22
幻想自由詩110/11/17 16:17
ずぶ濡れの心短歌110/11/12 16:22
出席者短歌210/10/20 17:32
サナトリウム短歌110/9/25 17:49
福寿草短歌110/8/19 17:25
妖精短歌310/7/17 19:44
雨の匂い短歌210/7/9 16:40
反対側短歌310/6/3 16:20
患者短歌410/5/27 18:13
看護短歌410/5/18 15:14
異次元短歌410/4/28 15:57
正義感短歌410/4/22 16:07
天秤短歌410/4/16 15:55
環境短歌410/4/11 17:12
水滴自由詩210/4/7 17:33
雨が降り出した自由詩110/4/7 9:14
自由詩210/4/6 19:00
押し花短歌410/4/5 16:21
詐欺師の匂い短歌510/3/30 16:29
成長短歌310/3/24 18:06
時計の針短歌410/3/18 16:11
君との距離短歌510/3/12 16:20
縫い針短歌410/3/6 16:49
恋の色短歌310/3/1 17:15
寂しさは闇短歌610/2/23 13:09

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