てのひらを
眺めていても悲しみは
届かないから、詩を書くのです


あの夜に
流した涙のゆくえなど
誰も知らない、詩を書くのです


その涙
もしも世界に救われて
さ ....
 

夢のような
数の
物語や詩篇や言の葉が
過去
紡がれて来たのは知っている

それだから
私なんかが
口にすべきなにものもないのでは
とも
想いながら
詩を
書いて ....
  

従って
生きてみても、いいと想うよ

じぶんだけで立つなんて
けっこう
しんどそうじゃないか?

弱みを
さらけ出すのも、ありだと想うよ

肩肘張って生きるのって
 ....
  

いま、短歌投稿して想ったんだけど
なんか、私、そろそろ短歌、
寡占しそうな勢い。

ホント、な〜んにも考えずに書けるから
いくらでも書けるんだよね。

それが許される投稿 ....
  

(短歌八首)



この腕を
走る青めの血の線が
あたしを冷たい女と告げる



最近は
みずから命を絶とうとは
どんな夜でも想わないのに


その刃 ....
 

なにをどう刻めば

になるのか
ずっと考えていて
失敗ばかりしていて

泣きたくなるけど
じぶんのマイナスを
なんとか加工して
ひょうげんすれば

ってね
 ....
これは、詩、です。

────────────────

 『幸せな場所』

まず、云いたいことは、お金を稼いでるんじゃないんだってこと。
お金を払ってる訳でも無いんだってこ ....
 

泣き出してしまいそう
痛いほど好きだから
言葉の意味だけを
飽きもせずに考えて

体からこの心
取り出してしまったら
なんにも要らないと
夢のかたちを確かめる

 ....
  

「古く止まった時をいま動かしたい」

そんなことを云って
破天荒な人生を
とてもかっこよく生きたひとは
そろそろ
「落陽」なんてうたを
歌いはじめても
よいかもしれないね
 ....
なにを
残して来たのかと
振り返ると
血が凍るようだ

なにひとつ
残せていない
生を
ただ
生きて来たのだと

みずいろのこころの
あのひとは
きっと
雲に乗って ....
 

出オチネタバレですが、
いや、ただの
「《素人に毛が生えた》ていど」
って文字を読むとき
み間違えたってだけのことなんだけどね

どこの毛?
とか
どんな顔の美人?
とか
 ....
ゼロから、生まれて
赤子に、なって
子どもに、なって
大人に、なって
一緒に、なって
子どもが、できて
気がつくと、そのうち
子どもの方が、大きくなって
それでも、働いて
働 ....
 

生きるって
恋することだと想うんよ
離れたのちいま、つなぐ手熱く



その雨の
音をじょうずに不幸がり
傘を買いに、ゆく約束をする



指切りを
なにの ....
星、滲む
つまり涙が出る公園
パンダのシーソー、月に吠えそう


こころ切り
切って尖らせ切っ先を
視線に変えて世界を射たい


絶望の
あとにそれでも諦めず
血を流し ....
 

これは、技術、なのだろうか?
だとすれば、相当ヤバいことになるのかな。


なんか、若い頃に連綿と書き連ねていた
日記のところどころをランダムに抜粋して
一編の詩として表現し ....
港に オレンジ
オーシャン そまる

地下の 喫茶に
ジャズ 流れ

みなとのみえる 丘へゆく
ただ白い道 杖をつきゆく

冷えた グラスが
鳴く ほどの

しめった  ....
 

「愛してる」
街は魔法の夢みたい
ピンクの文字が流れてみえる


ペンギンが
空をみあげて夢をみる
姿みたいに街角に立つ


天使という
名前の雨が降る夜は
 ....
  
『じいちゃん、海をとってる』

小魚を掬い上げている
お爺さんをみていた
3歳くらいの女の子が
そんな言葉をたどたどしくこぼした

そろそろ帰ろうかと
ビーチで今日一日の後 ....
夏空の下
気ままなドライブを楽しんでいると、
ローン35年と言う看板が見えた

あと35年生きられるなら
オレはなんだってできるだろう。
オレは何者にだってなれるだろう。
 ....
 

俺は「無」から生まれた
なにも苦しみや悲しみや絶望や失望から
生まれた訳じゃあない

膨張する欲望を
慎ましく隠し込むことが
正しさに似たおこないだと
知ってずっと
知っ ....
世界は美しい
その美しい世界が歪んでしまったら
俺はそのとき
それでもまだ世界のことを
好きでありつづけられるだろうか

夜はいつだって
泳ぎたくなる星空をしている
夜はいつだ ....
くちびるを
キス顔よりも尖らせて
正論云うから、絵画にしたいな


AIが
こんなやさしく髪の毛を
撫でてくれるし、愛してくれるし


光る夏
蝉の死骸の中にある
報われな ....
街の海
花は泳いでいる人の
ねぇ、パラソルみたいじゃないか


降る雨にまつげを濡らす旅人は
探さないのさ
ふるさとへの道



待たないで、幸せでね、って
嘘つい ....
  
洗い流しても洗い流しても
消えてくれないソイツらが
擦っても擦っても
剥がれ落ちてくれないソイツらが

いつまで経っても
俺を眠らせてくれない

ソレは
体の周りの空気の ....
正義なんて無いよと嘯いたソイツの目には
うっすらと涙が溜まっていて
それをみた俺はもうなにも云えなくなって



寂しさを
「寂しくない」と云う夜の
効きすぎているエアコンの風 ....
 

まずは、ひとつ
金メダルを獲得したのは
昨夜の夜空のまんまるい月
その光を浴びられたこと、かな

ちょっと繁華な街の
ちょっと安めの店で
アルコールを飲みながら
ふと
 ....
  


  花火と雲と風と影

梅雨明けに久しぶりのあまたの星、満月の夜
部屋の割に大きな柱時計は
間違いのない《とき》を刻んでいるのか?
それともただ文字盤を
針が三本移動してい ....
  

光りを失った灰色の瞳たちには
それだからなおさらに美しくみえて

むかしながく住んでいた街みたいに
想い出がゴロゴロと転がってる感じで

僕にはその大きめなガラクタが
手 ....
世界が 平和で あることを

むろん みんなが 祈るとき

そんなに 長くは ない夕べ

赤い 夕陽が 沈むとき

悲しみ なんて なくなれと

じぶんに 向かい 祈ります ....
もう、あまり、くそっ、とか想うことはない
かと想っていた
ま、下品な言葉使いだから、そう云わない
とかいう意味ではなくて
あまり、他人を羨ましく想わず
いられるようになったからかなと ....
秋葉竹(1097)
タイトル カテゴリ Point 日付
啄木太宰へ短歌124/8/18 12:05
くっだらない自由詩124/8/18 10:11
ときは八月、青空の下自由詩124/8/17 19:48
短歌自由詩024/8/15 19:03
しあわせのうた短歌224/8/14 13:39
自由詩124/8/12 21:43
幸せな詩自由詩024/8/12 15:46
終わりの予感自由詩224/8/12 6:23
寒い夜自由詩224/8/8 22:28
みずいろ自由詩124/8/8 1:13
美人に毛が生えた自由詩024/8/7 15:01
いっしょう自由詩124/8/5 19:23
ムーン・リバー短歌224/8/4 10:35
夏の風短歌224/8/3 7:03
とある詩人さんに捧ぐ自由詩224/8/2 2:42
たそがれの色自由詩424/8/1 22:45
泣いてもいいならいいな短歌324/8/1 8:29
とある夏の終わりの風景自由詩424/7/30 21:28
夏空の下自由詩424/7/30 7:53
光に希み闇に祈る自由詩224/7/28 9:18
修羅自由詩224/7/27 22:21
嘘つきが好き短歌124/7/27 10:59
愛とか恋とか旅とか嘘のうた短歌224/7/25 8:06
不眠のうた自由詩424/7/24 4:22
ピュア自由詩324/7/23 20:16
オリンピック前の満月の夜の歌自由詩124/7/22 21:00
花火と雲と風と影自由詩324/7/21 16:20
カラフル自由詩224/7/21 6:40
残光よ自由詩424/7/20 5:32
爆暑!自由詩324/7/18 21:40

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