子らを
蝶々のようだと喩えた先生がいらっしゃった
幾百本のクレヨンで描かれた
みんなが無欲な色を持ち
ヒラヒラ翔んでる
ヨチヨチ生きてる
未来しか持たないちいさないきもの
 ....
その鳥の
行方を追った涙目が
世界のなにかをみつめる濃いよる


胸を刺す
忘れられない羽音が
ちょっと陽気に聴こえていた朝



ただ歌を
歌った深夜のカラオケの ....
『宇宙は木造細工でできている』


って
詩を読んだとき
僕は
じぶんが詩人である意味を失ったことに気づいた
字ヅラだけみても、
きゃー、
とかいいそうな。
僕たち女の子の天敵の生き物さ。

ゆめで見て、
なんか冷静に、寝言言った?


ミミズにしか、見えへん。

さよなら。 ....
生きているのは
簡単で
とても大事な人を亡くした
涙を堪える眠れない夜

生きているのは
簡単で
綺麗に書いたつもりのうたが
寂しいうたに変わる夜


お願いだから
 ....
 



「くれない」という歌を聴くてのひらのアゲハ蝶々に息を吹きかけ





青空よ その空にある綿菓子を食べれる秘密を教えください





なわとびで空を飛べて ....
あの愛は純愛だけど誰ひとり許すわけない絶望の道  


受け止める方がいいのか悲しみは忘れてしまう方がいいのか



あの夜の記憶が僕をいまだってアスカを好きな大人でいさせる




教育はされていたよね最初から「私いち ....
  
 

なぜか
どこかから
聴こえる歌声があり

その
素人のあの子がカラオケで歌うその声に
実は

泣いたことがあって。

外には
まだ若い女の子たちが
その店 ....
嘘は嫌いじゃないがこれは嘘じゃないって
この青空の下でだけは見逃さないで
そこでだけは強くなって虚な見栄を張って


なにもトラウマになんかするつもりもないし
あたしも君も大丈 ....
  

冬は粉雪
舞い散る涙か
表参道
凍える想い出

スノードームの中に生き埋められたみたい

雷が鳴るから
すこし厚着にしたんだ
酔っ払って真夜中
スノードームの中に転 ....
はるかぜに
もしもうなじがあるのなら
そっと息ふきかけてあげたい

気持ちいい?
ってね


片想い
さえ光ってる春の教室
綿毛を飛ばして届けと願った

綿毛みたいな、
恋の ....
まちさまへ

詩を書くことの意味を
考えるほど愚かしいことはないと
それは何度も何度も
滅びゆくように想い知ってはいるけれども

寂しいニュースばかり
世界中から聴こえるもんだ ....
 

桃太郎温泉という温泉があって
その前に綺麗な川が流れていて
その川をおおきな桃が
どんぶらこどんぶらこと
流れていったというわけかな

なんの娯楽施設もない
素のままのお湯 ....
カッコつけて
生きたいと
想ったのなら
それは正しい輝きだと想ってほしい

山中の池の深淵な緑の言葉のような忘却に
寂しい目をした
でも前を向いている君の
瞳に残る真っ赤な薔薇 ....
あなたがそんな風に生きて
ほんとうに楽しいのならそれでいいけど

私の寂しい空のすべてが終わらないから
日々が失敗つづきだと感じられるのは嫌

黒いコートを脱げばホッとできた
昔のあ ....
そのとき聴こえた
忘れられそうもない歌声が
いまも僕のこころを波立たせて
夢を追う悲しみをこの身にまとわせるのだ
ときに狂おしいほどの
無力の罪にこのこころを焼かれそうになり
 ....
詩、
ってさ
過去書いた勢いが
いまのじぶんを萎えさせるよね?



悲しみばかりみえるから
この目を突き刺すナイフが欲しいと
歌ったのは
希ったのは
とあるメッチャゆー ....
 

彷徨って
彷徨ったことを忘れたくて
風のおくりなはとてもやさしい

早朝
カラスが群れて泣くのを
棄てたいこころを抱きしめながら聴く

教会の庭には
ちいさな噴水があって
 ....
晴れ渡ったまっさおな空

雪が止んでいる雪山のいただきから

みおろすだれかが住み生きるミニチュアの町

なんて美味しい空気なんだろう

あたまのなかに冷たい風が吹いた

 ....
 

この盆地の西の山の
てっぺんから吹く風は
なぜか大昔の野生の匂いがする


とおい異国のオレンジ農園に
水をまくホースにさす
錆びどめオイルのいい香り

ではなく

三 ....
 

おやすみなさいと

満月から聴こえた声は

夕方までの小雪のせいか

虹色の幸運にくるまれてるみたい

ゆっくりと眠れそうで

おもわずおやすみなさいと

ちいさ ....
時計だけ時を刻んで
静けさで我にかえった
やみくもにいいひとになる
夢なんかむかし棄てたし

悪人に夜なるからさ
嫌ってもあたりまえだよ
夢のないふたり凍えて
白いひとふたりだきあう
 ....
寒い朝となりで眠る肉塊の寝息を聴く部屋 外に雨音



興福寺 阿修羅の像は真夜中も闘うように突っ立っている



いかりとかにくしみだとかねたみとか ほしにいのってけしさりた ....
浴室で
鏡をなんどもみ直して
恵まれたいと本気で想った
公衆の電話ボックス雨を避けスマホで話す息は冷たい  

折れそうな意志と、割れそうな石
君は私をみず、
語らいの時計をみていると云う
なにもみないことと
同じだねと云うと
私に聴こえない
怯えた声で言い訳をするね

祈りには美 ....
 

朝焼けの光の中に立つ影が
まぼろしだったか

夜更かしを楽しむ吸血鬼の集会が
まぼろしだったか

転落だらけの人生で
過去のトクベツだけがキラキラキラリと

泣きたいく ....
  

悲しみを忘れたいなら
悲しみをすこし穢そう
一編の詩の中にある
悲しみがキラリきらめく


世知辛い生き様を棄て
生きたくて宇宙(そら)をみあげた
堕ちてくる銀の鈴のね ....
 

芝居っぽいため息付きの微笑みをワインのせいと云う恋人よ



悲しさがわからないまま泣いている作業のようさと口にしてみる



封印を解いたみたいな地獄酒あゝあのことをまた責 ....
秋葉竹(1196)
タイトル カテゴリ Point 日付
道のうえ自由詩325/3/29 8:28
キザ短歌025/3/25 21:01
喪失自由詩325/3/24 21:50
彼女に、くびったけ。(まるで鏡の向こうの僕)自由詩125/3/20 9:16
夜のうた自由詩125/3/15 8:42
むかし夢短歌225/3/14 7:36
絶愛短歌125/3/13 20:53
ファミリー短歌125/3/13 15:28
やさしい絶歌自由詩225/3/9 12:26
絶恋絶愛自由詩225/3/8 8:08
スノードーム自由詩225/2/27 21:45
春の風、花の恋、午後の陽光自由詩325/2/24 12:50
詩の言の葉自由詩125/2/24 12:22
温泉入って先にあがって暇なので作った詩自由詩125/2/22 14:07
癒しのうた自由詩225/2/18 22:10
たいくつな笑顔自由詩225/2/15 9:38
ふと悲しみの星は流れる自由詩225/2/12 21:08
気狂いになりたい人へ自由詩225/2/11 7:05
冬にせつない夜が更け自由詩4*25/2/9 12:35
夢で逢いましょう自由詩025/2/8 16:23
風の匂い自由詩425/2/8 11:52
小雪舞ううた自由詩425/2/6 0:46
しろいひと自由詩325/2/4 21:03
雨あがりの虹をみあげる 生きてゆくのも悪くはない短歌225/2/4 3:00
天賦短歌025/2/2 16:38
雨、雨、雨短歌125/2/2 16:15
雨のうた自由詩325/1/29 22:30
まぼろしのひと自由詩225/1/28 15:25
しろいつみ自由詩225/1/28 6:37
恋人よ短歌025/1/25 11:46

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