年始の風邪で寝込んでる
このまま死んでも誰かが
魔法の杖で蘇らせてくれる
ことはない
人生は私と共に消える
冷たい窓を少し開けて
部屋と宇宙を繋げてる
外の冬。ベッド ....
あの子、またブロッコリー残したから、持っていって。
いらねーよ、野菜なんか。こっちは体力勝負なんだよ。
あんたが好きな動画でも言ってる。
彩り大事でしょ、コレだけ入れといてあげる。
....
こうやって毎日弁当持参してるでしょ、稼ぎが少ないから。
まあ、あるモノ詰めてるだけなんですけど。
そうすると見ちゃうんですよ、「バズ弁当」とか「毎日これでイイ」とか、そんなやつ。
大抵下 ....
赤い国に書記長は目から鱗
ジワジワ攻めるより
一気にその国のトップを誘拐するとは
これはいい方法だと
青い国の大統領に感謝した
その瞬間
ドアが開き
身柄 ....
最近、酔いやすい
〝日本酒の会〟元会員
酒豪の私は今いずこ
日本酒二合か
ワイン半瓶か
ウィスキーロック三杯か
そのくらいで
昨夜、中国ドラマにも酔う
恨みを手放し ....
私は本質を直観する
所詮自分で選んだ人生だから
最期に笑っていたい
物の値段が上がり続けている
お金の価値が下がり続けている
好きな時に買っていた肉は
気づけば高級品で
特別な時にしか買えなくなっていた
子供に肉を食べさせようと
なけなしの紙幣を握りしめ
....
死んで行くものに愛を向ける
死んだものが自分を報いるわけはない
それでもそれだからこそ
今わの際に救おうとする
その喫水線の下の見えない部分への
深い思いやり
自らを離れていってし ....
あんなにも
大きなもどかしさがあって
こんな不幸な人間は
自分以外にあんまいないだろうと
あの日言ってたはず
しかし
それはずっと生きてるうちに見えなくなった
こんなにも小さなもどか ....
小さかった頃、母の横で座席に膝をつき
大きな窓に両手を当てて流れる景色を見ていた
初めてみる景色にワクワクしていたと思う
旅行に連れていかれれば、全てが新鮮だった
無人の改札、山道や揺れる ....
どうすればよいのか
わからないままに
命ばかりが
すり減ってゆく
謎を
解き明かせなった
毎晩
悩みなく眠れなかった
夢を
愛おしく何度もみた
声が
歌を歌っても ....
闇の中で
緑のバッタが
凄まじい孤独の中
目を光らせていた
ひとりぼっちのバッタは
跳ねるしかすることがない
仲間を撫でる手も持っていない
キチン質の
体で
触れたい
触れ ....
りゅうさん、俺たちどこで間違えちゃったんだろうな
それを考えるのが、これからのお前たちの仕事だ
と、雑魚に伝え去る私
実は彼らが馬脚を現して笑いが止まらない
りゅうさん、敵を作らないよ ....
風が哭く
風が呼ぶ
いなくなったあのひとを
返せと咽び泣く
地の果てまで探しても
どこにも姿を見つけられないのだと
{ルビ宙=ソラ}のてっぺんまで吹き抜けても
影も形もないのだと
....
クスリと酒の力を借りて
夢現になることで
今日を先送りして
明日を忘れる
幻の中では
あの人は
あの人のまま
涼しく美しい横顔で
微笑んでいる
俺は呼びかけるが
声にならない
....
嫌になった
「僕はコレ」と言いたく無くて
「彼はアレ」と言われたい
そんな風にブルースのリズムで歌って、
缶ビールを吹き出させながら流し込む ははーん
ほんとーは歌っていないしー
....
とおくのびていく
声 、
ういういしくかなしく
しずかさの相貌帯び
やがて
ひかり輝きあふれ
わたしは待機し
あの遥か忘れられた
ふるさとを想う
ふるえながらふるえながら ....
大人は、要求しない
大人は、催促しない
大人は、マナーを守る
大人は、諦めている
子供は、諦め切れない
大人は、鍵を掛けてロック
子供は、ドアを開けてとノック
大人は、口を閉めてチャ ....
一つの言葉の中に無限の宇宙がある
一つの言葉の中に無限の人がいる
矛盾は愛だった
その儚げな君を映しだす道化さも伴って
レイ
君はどの記憶の中でも実在していたね
ちょっぴり悲しげな ....
馬は透明
無罪を主張
湖と数字の0
思想は削れ
歪な球になったあと
掌にちょうど収まった
ナッツケーキ!
それからドーナツ
熊たちの淹れる薄いコーヒー
熱すぎてだれも飲め ....
子どもの笑顔 弾む声
あの日 突然砕かれた
恐れ凍えて 逃げまどい
震えた瓦礫の街
赤く燃える空 黒く昇る煙
赤く燃える空 黒く昇る煙
生きて必ず帰るよと
内緒で伝え ....
春の訪れは誰の心をも弾ませる
名もなき花は顔をのぞかせ
白くて柔らかな笑顔を見せる
暖かくなりつつある日差しとは裏腹に
未だ肌寒い大気に体を震わせながら
ところどころまばらに染め上げる白
新年が明けて最初の寒波が頬を凍らせ
アスファルトも橋も何もかも隠してしまう
固く固まった雪がゆく人々の足を滑らせ
山はまるで白砂糖を振りかけたみたいに
柔ら ....
白雪に飾る人工の灯り
何千何百もの電力を使い美しく輝く
もうすぐ国防軍となる自衛隊の手によって
国民の汗でできた税金は一夜の夢のために使われ
電力供給の名のもとで原発は動き続ける
うっと ....
○「早期発見」
早期発見が早期治療に繋がれば
ラッキーだが
そうなるとはかぎらない
早期発見で
病気と向き合う時間が長くなる
死と向き合う時間が長くなる
治療費がかさむ
しかし見つかっ ....
心はこんなにもだるいのに
青空の陽はニコニコと笑ってる
さあ、この光を召し上がれ
そのだるさを溶かして差し上げましょう!
いくらでも召し上がれ!
心晴れ晴れ!に
....
除雪車が通った後の残された氷を割っては積む
青空はうず高く積まれた雪山に
日を反射して光で満ち溢れる
朝が連れてきた久しぶりの晴天、青い空
早朝の背中を冷やすこともなく、黙々と
脇に寄せ ....
時代はたいして新しくならない
お金が人を殺す時代だ
病気が蔓延する時代だ
道徳がなくなる時代だ
勉強しても活かされない
お金をばらまいては
国民のためだと言った
税金を増やしては
....
一度目が壊れると
世界は遠のいていく
私の実情は
遠くのものを近くへ
近くのものを遠くへ
つまり
外部的なものを
心の中へひきつけ
処理をできる状態へと変えること
存在を声に変えて呑 ....
全ての存在には
役目という命がある。
役目を全て
終えた時に
命は休むことになるのです。
私こしごえには
こしごえという役目がある
この役目を
最期まで務める私
命は、生きる ....
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