立ち上がっては
転んでは
ころころ転がる
赤子よ
その目つきは真剣そのもの
口元には微笑みが
君には未来が見えるのか
そのエネルギーをしかと受け取った
....
変化も
理解も
同意も
要らない
ただそっと話してみる
人は感想を持つだろう
人が
右に行くにせよ
左に行くにせよ
結果が起きる
それを想像させてもらっただけで
....
私は、好かれていない
と
なんだか違う気もするが
私はそう信じてしまっているとして
べつに好かれたいと
ほんのちょっとでも
希んでいるわけでもないのに
きっと、い ....
Ah
ZOMIA
危険を感じたら
移動しよう
険しい山道を登って
支配が難しい土地を求めて
そこで生きよう
Ah
ZOMIA
明ける夜があって
陽が昇る
君がいる
....
言うとき
愛と平和を志向してしまった
夢の炎が世界を包み
空が燃え落ちるほどに焦がされる
愛のために生きる人たち
誰ひとり例外はない
心にかけた志を
思うとき
鉱石が
石炭が
....
朝、
スマホに
目玉焼きを
載せ
すりおろした、
人参みたいな気持ちを
他人事の
引き攣った笑いで
軽くはじく
寝癖のついた宇宙服を脱ぎ、
縞々の制服から
パジャマに着替える ....
ゾウは深刻な顔で悩んでいた。
鼻が長すぎるのである。
長いというより、余剰だった。用途不明の延長コードのように、床にとぐろを巻いている。歩けば踏む、踏めば驚いて鼻が跳ね上がり、跳ね上がれば自分の顔 ....
僕と君をつなぐもの
そんなものないんだ
たださよならだけが
胸のなか
悲しいふりをして
笑っているつもりでも
まだ涙は出る
君だけは
君だけはそこにいて
生きる、って、最強だッ!
くっだらない洒落を云おうか
罪はおのれを
刺す
絶望のみが
寂しみも悲しみも無視して
キリキリとこの胸を刺す
刺す
さ
《罪》は
刺 ....
今宵、
満月の直ぐ傍に木星輝き
向かい家にも
灯る明かり二つ
身を委ねること
宙と地をいき交い
立ち上がる哀しみ 、もう響き止まず
縮れた髪がカーテンみたいに遮ってる
全部見えるけど、全部は見えない
例えば君の涙目とか?
睨みつける君の目から
逃げ出してトイレに座る
ああ、尻が暖けぇ
綺麗な便器をもう一度綺麗に ....
{引用=
― 大人になったら、
雪になって
母さんのように空を
飛びたい・・・
}
粉雪が舞う
雪ん子
少女は、眩い銀の髪、
白い肌が愛らしい子に ....
生きるのがつらいけれど
死ぬわけにはいかない
なぜならば
私は命に生かされているからだ
「命は生きたがっているのよ」
・
こころの
冴えかえる闇の
静かさに
耳を澄ますと
....
ランチタイムを
だいぶ過ぎたお店
無性に
食べたくなった パスタ
語り合う
二人の女性のほか
誰もいない
海老と
ブロッコリー入りの
トマトクリームパスタ
だ ....
僕はビビリマン
気がとにかく弱い
ビビリマン
想像の世界ではいくらでも活躍できるが
どれも現実には実行できない
失敗したら?
バカにされたら?
成功するは ....
言葉の意味が
空の青色に染まる
思わずぼうっとしてしまう
冬の季節の
風が吹き込む
午後の部屋の机の前で――
様々な人の思いを含んで
世界は回り続ける
小さな不幸に耐えられても
....
男女があるから人間が生まれる
主従があるから社会が生まれる
善悪があるから事件が生まれる
勝敗があるから歴史が生まれる
不安があるから宗教が生まれる
覚悟があるから文化が生まれる
真綿から生まれたような
無垢な瞳が光る
見えないところに
刺青を入れたの
そう言われて
見てみたい思いしか湧かない
見れなくても
真綿の柔らかさを
そっと抱きしめて
....
朝、主人は何も言いませんでした。
何も言わない、ということ自体が、すでに何かを言い切っているような沈黙でした。
起きてくると、主人は卓に座り、腹のあたりに手を置きました。押しもせず、確かめもせ ....
愛が温められて
愛が熱くなって
愛がぶくぶく音を立てて
愛が蒸発してしまう
愛なんてなんやねん。
って?
そんなものだと想っていた
エンディングはいつだって
怒りと ....
あの人は感謝を忘れてしまったんだ
と言われ
下を向いて歩いていると
道路が舗装されている
側溝に連なる重い蓋の数々に
工事した人に尊敬の念を抱き
朝、水道からお湯が出ることにも ....
病院で渡された書類を、
私は椅子に腰掛けて読んでいた。
本文は簡潔で、
氏名、生年月日、
必要事項だけが並んでいる。
安心できる文章だった。
ところが、
下の方に小さな数字が付い ....
くつした
てぶくろ
お箸
ピアス
いつも片方失くなっちゃう
おともだち
風呂上がりに
サムイサムイと言いながら
冷えたビールを呷った
外からカラスの
帰るぞ、アイツはまだか?
短く何度も呼ぶ声が聞こえた
大丈夫、俺は枕を抱いて寝るよ
ねぇ、サザえさん
あなたの住む町の
空はいつも青空で
夜空には必ず星が瞬いて
ご近所さんは誰も親切で
ねぇ、サザえさん
人目を憚るアタシの秘密を
ドロドロ渦巻くアタシの心を
そ ....
自分の誕生日も過ぎて一月の終わりになり
年頭に立てた誓いや希望も色褪せて見える頃になると
年甲斐もなくこの世の真理と幸いについて考えてみたくなる
冬らしくない日差しの強かった雨の少ない冬は過ぎ去 ....
あの日 天ぷら屋 に かん
どう したの は
一体 なんだっ た の か
あの日 天ぷら屋に か んど
うした の は 一体
なん だった の か
詩は詩として 詩 詩 詩 詩
....
いつの間にか
青春は終わってしまって
これから何をすべきなのか
分からないでいる
前に進むのが
良いことだと
信じて来たけれど
それも本当かどうか
疑わしいと思っている
新し ....
GBTIQの詩人たちの英詩翻譯 しょの66
イレーン・セクストン
トーテム像
かつて、それは、松の木のあいだに突っ立ってたんだ、
ぼくは信じてなかったけど、貞節の象徴で ....
ビル砕け散るように鳩が舞う
あの日落ちてきたもの
ぽつりぽつりと
いっせいに
紙切れがふわり風に巻き上がる
空を目指して
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