最近、
あまりにも些細な
イヤナコトに気を取られ過ぎて
イライラしていたかも知れない
ちょっと先の夢を追いかけ過ぎて
足元が覚束なくなっていたかも知れない
....
約束をした、あなたのことを。
ずっと待ってました。
待ちくたびれて、
待ってる理由を忘れました。
繋ぐ指は、一つしかありませんでした。
あの日見つけた
二人の道
先に諦めたのは君
でも、君の手を離したのは僕
迷って
悩んで
それでも
二人
ずっと一緒だと 思ってた
いつからだろう ....
いやもう
わかったから
君のダンスは
なかなかのもんです
わかったから
もう寝なさい
水中ではうたもうたえない
だけど泣いたってわからない
ささやかなゆれはわたしの体温になって
さかなたちの集うよるがくれば
ふやけた指先からあふれていく
あらゆる目線の延長上 ....
そらへ。
そらへ。
たかく。
たかく。
とどけ。
とどけ。
隣の部屋に 弟と 女の影が吸い込まれ
床がきしむ音がする 蛍光灯の紐が揺れる
少し大きいボリュームで B.G.Mをかけてれば
話しは しづらいだろう マスキングのつもりかな
あの ....
そばに居て下さい
底無しの池に足をのばして
反射する 怠惰に
一滴の 涙をこぼした
そばに居て下さい
眩し過ぎる光でも
底無し池の中でも良い
こうして向かい合って
....
即興の 言葉に
真実を 認めて
行き着く先を
曖昧にしたまま
四 百 四 病 より
タチの悪い
病を患う
心に響くモノに
出会った時、
あなたを呼んでしまうのは、
ふたりでわかちあいたいからだと
思うんです
わたしのともだちに
こにし なな
と、いうこがいました
わたしは、あめあがりのそらがだいすきな
そのこを
こにじちゃん
と、よんでいました
こにじちゃんは、とってもロマンチックなこで
....
言葉が白くなる
その言葉はもともと
愛や夢だったのかもしれない
確かに今まであったものが
消えてゆく
忘却とともに
蓄積が始まってゆく
過去が現在へと結ばれる
言葉が白くなる
そ ....
白い肌 黒い髪 紅い唇
細い腕 長い指 甘いくちづけ
全部奪いたい 独り占めにしちゃいたい
全部奪いたい 独り占めにしちゃいたい
幼そうに聞 ....
何でまた
そんなところで
がんばっているの
あえて困難に
立ち向かっているの
それも
たった一人で
あるひとが言った
世の中の戦争は
おとこが起こしたもの
おんなには罪の無いはなし
そして
ほかのあるひとが言った
そんなおとこを産み
育てたのは
わ ....
朝が来たので洗面台で顔を洗っていたら
排水溝の中から声がしたので
どうしたのですかと尋ねると
流されるままに生きていたら
ここにたどり着いていましたと返事があった
申し訳ないですが僕は時間が ....
あのひとは
きいろいマーガレットのように
あたたかく
あのひとといると
わたしは
日だまりで眠る
ネコのようだった
花を飾って
思い出して
花を飾って
あのひとにも日だまりを
ご機嫌斜めの横隔膜と 瞼の重そうな君を横に
見上げる夜空は格別で でも素直になれなくて
まだ ちゃんと 見つめられないでいる
幸せになる方法 愛の確かめ方
平和への方程式 煩悩の消しかた
....
目の届かないところで 何度も僕は殺されていた
気づかないままでいられたら まだ歌を唄えただろう
誰が見るわけでもないのに 淡い紅の線を引いていた
覗き込む鏡もないのに どういうつもりでいるの ....
淡い淡い想いが
空にとけていく
人は
一人では孤独にはなれない
もし人間が
最初から自分だけだとしたら
孤独という感情が生まれることは
ないのだろう
孤独になれるのは
多くの他人の鼓動と呼吸とを
ぶつけあい
....
風が止まったと同時に
少年は小さな石につまずいた
たいした怪我ではなかったが
泣き叫んだ
辺りを見回した
誰もいない
一人で立ち入り禁止の工事現場に
入っていた
日曜日の今日は誰も ....
甘いモノが好き
いくつでも食べられちゃう
あのひとの笑顔が好き
いくらでも見飽きない
でも
そんな風に笑ってないで
もう いいから
何もかも忘れて
抱きしめちゃって
かわりゆく気持ちの中
かわりゆく日々の中
自分自身さえも
信じることが出来なくなった
この気持ちが
本物なのか
それとも
偽物なのか
....
荒んだ感情に とがった心で
向き合えば互いに傷ついていく
しょせん人間はこんなもんだよ
エゴでヒトを傷つけていく
戦のない平和な世界を 望めど叶いそうもない
いつの時代も 戦 ....
夜の暗闇の中
街の灯は瞬いて
あのひとは
何をしているだろう
その疲れた身体を横たえて
それとも
誰かと笑いあって
好きです、
とも
慕っています、
とも
言えなかったひ ....
思いもよらない
サプライズ。
緊張のあまり
無駄に料理を頼んでしまう。
「よく食べるね。」
って貴方がクスっと笑うから
夜景をそっちのけで必死で弁解。
そんな姿を楽しむ貴方に
焦って ....
帰りたくない、なんて
初めて言った。
私の心の悲しみは
あなたがいないと鳴く小鳥
私の心の悲しみは
いつまでたっても止まぬ雨
私の心の悲しみは
ひとり寂しく見る夕日
私の心の悲しみは
寄せては返す波の音
私の心の悲 ....
「本当に好きな人はいないの?」と真面目な顔して私に聞くな。
「みんな好き。」そう答えてもあなたが満足しないと知っているから。
友愛も恋愛だって愛でしょう?どう違うかは知らないけ ....
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51