中古品も
古着もきらいだけど
アイシテルって言葉は
何回使ってもいいよ
夕方の街
見慣れた通り
不思議な空
切り取られた
時間
立ち止まり
何を待つのか
空見上げ
来ぬ人思い
風舞う果てへ
恋は盲目と よく耳にするけど
傷つけないように 大切にしたいから 見えてなくちゃね
窓辺でふたりして外を見た
遠く近く水田に空が映って
空も雲もあの水田からこの水田へと
だんだん動いていく
お互いなにを考えてたのかは知らない
でもこの時間がすべて
もう二度と還らない瞬間
やさし ....
君がどう感じているのか
教えてくれよ
俺がどう感じているのか
察してくれよ
都合ばかり先行してしまいがちだけど
救済や慰めなんて要らないんだ
ただ単に君がどう思っているか ....
無制限自己満足 個性注入散射乱配
当然一蹴自己啓発 単刀直入銃撃戦
妄想世界自己完結 反逆嗜好種子保存
攻撃補完理想風景 電子変換洗練昇華
逃亡無難真骨頂 一寸先闇迷曲多発
上昇志向 ....
雨がふるかふらないか
曖昧なこの曇り空の下でも
人々は晴れやかに
「おはよう」の挨拶を交わす
昨夜眠れなくてぼんやりしてるひとも
ぐっすり眠って元気いっぱいなひとも
とりあえず「おはよう」っていう
....
一、蝉しぐれ
白い病の影がおりて
夏の命、際立つ
すり硝子の花瓶に
溢れていたはずの笑顔
シーツに残された
僅かな起伏は
生きていた
あなたの
散らばった
レモン色 ....
朝
その風は
わたしのスカートを
やさしく翻した
その風は
きっとあのひとのところにも
届くのだろう
わたしの気配を
少しだけ残して
あのひとはその風に気づきもせず
朝の支 ....
会話なし ずうっと見てる窓の外 地下鉄なのに 地下鉄なのに
サイレンに近づいてはならぬ
そは破滅をもたらすもの
そは災禍をもたらすもの
蒼き焔の説法
歌声がいかに甘美であろうと
美しき星が時を奪うように
その先には屈折した現実が
口をあけ ....
テレビ欄のうえは 気持ちが良いにゃご
我が輩 新聞紙のうえで眠るにゃご
えぬえちけーでは 有名な詩人さんが朗読してるみたいにゃごなぁ
でも 我が輩 眠いから 寝るにゃご
おやすみにゃぁ
抱き締めて
抱きかえす
口づけを交わして
手を繋ぐ
肩を寄せ合い
眠りに就く
言葉はいらない
だけど
言葉が欲しい
横たわれライオン
お前は長く走りすぎた
渇ききれないお前が
瞳に写すのは
限りない緑と
求めていたはずの
青だろうなあ
次第に灰色になるお前を
私は少しだけ強く覆うよ
まだ腐らないお前を、
....
べいび べいび べいび
雨が降っても祇園祭でござる
べいび べいび べいび
風が吹いても祇園祭でござる
ゆかたの おんなのこが カワイイコばかりとは
かぎらんでござるよ
「奇麗 ....
あなたの歩んできた道こそが、
最短距離だったのだと思う
言ノ葉を
発したならば
責任を
出ていったソレは
発信者の意図に関係無く
縦横無尽に動きまわる
言の葉を
発したならば
責任を
あなたに覚悟 ....
「君は必要です」
上司から言われたその言葉に
自分が認められた気分になり
その後は毎日のように
仕事をこなしている
カップラーメンを食べながら
いくつもの書類に目を通し
会社メールと携帯 ....
ぼくたちの先生はいつも
ぼくたちにはできないことばかり
言っていて
ぼくたちができないと
何をしてんだと
いつも怒ってた
隣のクラスは
優しくて人気のある先生
楽しそうに過ごしてる ....
ちょっと足らないだけだものね
八時二十分を指している
あなたの眉毛の上に
ボールペンかざしてあげる
いざ出かけようとしたら
小糠雨降り出して
傘を差そうかどうしようか
迷うのにも似て ....
夜が、二足歩行で
足早に通り過ぎていく音を
淡い錯覚にくるまりながら、聴いていた
抱きしめあう行為は どこか
呼吸と似ていて、ときどき
わたしたちは声を漏らす
ともすれば ....
遠い昔の夏の夜
通りすがりに見た花火
ちりちりと音を立てながら花が咲く
光を見つめているうちに
いつしか音が消えてゆく
赤や緑の光だけが
思い出になってゆく
遠い昔の夏の夜
二人で ....
誰かの置いた
みちしるべ
月の裏側が見たいと
弟が呟いた
瞳はもう
赤方偏移を繰っているように
白兎を歌って
憧れと諦めをわたしに託して
弟はもう
腐りかけた足で
旅に出ていた
痛々しいほどに頑張りす ....
飛ぶはずだった
憧れのなびく この地で
丁寧に編み上げた羽を
広げて様子をうかがっていた
冷たすぎず暑すぎず
体温に溶け込む風
見え隠れしながら射す陽気
たゆませた草の
ゆりかごは
すで ....
つかれたとき
まず つぶやいてみます。
もぉ あかんわ。。。
つぎに、もいっぱつ おいうちをかけます。
もぉ ほんま つかれ はてたわ。。。
そして ぐったりします。
ぐったり ....
学校に入学して
まず最初に教わったことは
決められた道を歩くことだった
とてもわかりやすくて
楽しい思い出が今でも残る
学校を卒業して
まず最初にわかったことは
決めていく道をつくる ....
やり直したい過去なら
沢山あるけれど、
取り戻せないことくらい
幼い僕にも分かること。
過ぎてから気付く大切を
これからに活かす術を
記録していこう。
すきなひとがいる
わたしを、すきでいてくれる
{引用=
恋愛は共同責任よ
うまくいくのも失敗するのも 二人の責任だわ
}
そのとおりだ
自分ひとりだけが、恋焦 ....
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