あなたに、名前で呼ばれると
その瞬間自分の中の空気が変わる

私のなまえ、別の色を帯びたよう

呼ばれる度にくすぐったくって、それでいてもっと呼んでほしいと思う

だけどあなたの名前、私 ....
私は、絵を描くのが得意です

私は、本をはやく読むことができます

私は、色々な事を想像することができます

私は、新聞を毎日いい子に読むことができます

私は、ピアノを弾くことができ ....
あの子のあだ名は赤リュック。


これは自分の中での共通のあだ名。



いつも赤いリュックを背負って


授業中も、美術の時でさえ

それを手放した所を見たことが ....
金属を叩く音が
全部で三つ

離れすぎず
また、求めすぎない間
充分で理想的な関係

重要なのは音色
振動する空気も
重すぎないのがいい

単純な規則性と
各々は直に影響し合う ....
もし僕が
感染したら
きみたちは
ちゃんと僕から
離れて逃げて
この地球が
ビー玉だとすると

この世界が
てきとうに描いた
誰かの下手な落書きだとすると

上手く辻褄合わせが
出来ると私は思うのですが

皆さんはどう思いますか?


 ....
{引用=さよなら}
無機質な電話の切断音が耳を突く。

彼の優しい声音を思い出しながら その最後の一言を口の中で反復する。
ふと 喉の奥で焼け焦げるような熱を感じた。
痛い。 こぽり。 溢れ ....
冬のよる

二人で歩いているとき

あの有名な星座の

みっつ並んだ 星をみつけた


ぼくが君に

ほら、といって指さすと君は

わぁ、と言って見あげたね


星を見 ....
ぼくは
その
映画を観なければ
ならない
きっと
その義務が
ぼくには
ある

ぼくの虐めていた
女の子が
死んだ
小学校の頃
虐めていた女の子が
死んだ
引越しして
 ....
不思議よね
懐中時計はとまったまんま

だけど家の前に走る車は
今朝から忙しく
騒がしく
たのもしく

そうね
自分でネジを
回さなきゃいけないのよね

開けては
閉めて
 ....
鬱々と続く暗く腐った毎日を
恨み辛みを垂れながらやり過ごす
叩かれ指をさして嘲笑われても
ヘラヘラと顔を歪めて逃げてきた
下らないクダを巻かれ
横殴りの痛みが頬を突き刺す
堪え難きを堪え
 ....
バイトが終わって
バスに乗って
電車に乗って
自転車に乗って

家まで帰って
晩御飯を食べて
煙草を吸う

今日は彼に
メールアドレスを聞かれた

紙に書いてこっそり渡してくだ ....
背中に羽がついていますよ

あなた見えないのですね

忙しすぎて 首が回らないみたい


熱心に遠眼鏡を 見てらっしゃるのね

天使が見える?

それは地球を一周して あなた自身 ....
きみの落
した夕闇に
は誰かの
為にあけられ
たすきまがある
天使だとか綺麗に言葉で修飾してみたり

君は君でしかないなんて言葉で繕ってみたり

ユーアーナンバーワンだなんておどけてみたりするけれど

なんか、しっくりこない

好きってだけなんだ ....
何を言ったところで、
地平線まで埋まった
人々の群れは
いっこうに減る気配など無く
眼の前に蠢いている。

こんな気配を感じたとき
我々は目を見開こうとはせず、
もちろん、目を瞑ってい ....
神さまがいたらなんて考えない
だってあたしは昔から
先生に嫌われていたから
そういうことなんだろうね

笑いたいわけじゃなくて
泣きたくないんだって 気づいたとき
あなたのことを好きなん ....
三角柱の一面は
相変わらずでしゃばっている
白も
相変わらず踊っている

思いきり
死んでしまうほど長く見あげているうちに
目覚ましは鳴りやんだ

かつて
足りないと思っていた美し ....
夜にしかない可能性の息

あなたの首に下がっているのは地球


眠り、寝息で会話

ひとり起きて台所の水を飲む

この水は深海からすっくって運ばれてきた


フランス語のテ ....
あなたの腕とか、すきです あなたにとって幸せとは何ですか
仕事、家庭、もしかしたら生きている事
私にはわから無い
ただ
悲しくは無いのに泣いてしまう時や
意味も無く笑える時
もしかしたら幸せなのかも知れない。
根菜を切る
すとん、と
やわらかく
響くまな板

根菜を切る
おおまかに
あたりをつけて
あとは
力を込めるだけ

そんなふうに

もう
あなたに告げるのだ
楽しかった
 ....
(目覚め

君に融けてしまいそうな
早朝の輝き
池の氷がざわめき出す
ほら
滑ったのはピアノの鍵盤
射し込む光の挨拶

  おはようございます】

窓辺から延びる ....
気づかぬように
ゴルフに行き

気づかぬように
帰宅した相方が

また 洗濯物を回している
音で目が覚めた

うざい うざい
目覚めたくない

あたしは
倒れこんだベッドで
 ....
人生のジグソーパズル

それはいつ完成するのだろうか。

一枚で終わってしまう人も

百枚以上もある人も

人それぞれ

自分のジグソーパズルは

あと何枚で完成かな?

 ....
心の世界を出ていくときも労働者だった
失われた 財布の中身から
取り出された 午後のひとときの見つめさせられていた
砂利が蒔かれたばかりの 午後の工業地帯の片隅だった

僕はひとり 一台のト ....
さよならは
私にはもう
ききません
夕焼けを背に
赤くなる頬
あなたとは
嘘でよかった
手作りの
バリアをはって
目をそらすから
おれがおれの
健康診断にいったら
後ろのやつが
うるせのだから
タバコをすいやがって
てめえええ
そのうしろのやつが
首をかしげて
その首に押し付けるのだああ
じゃ ....
誰かが、置き忘れた

もやっと訪れる夕闇

実感のない白い綿毛

どこからか きて どこかに いく

ゆっくりと落ちていく

するりと真暗な夜が

ひりひりとやさしく。

 ....
佐和さんのおすすめリスト(1526)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
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懐中時計- こころゆ ...自由詩410-4-21
曇天- 虹村 凌自由詩4*10-4-21
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shall_have_wings.- 瑠王自由詩6*10-4-20
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末期症状2- ……とあ ...自由詩710-4-19
It_was_a_girl_that_can_meet_a_ ...- アオゾラ ...自由詩410-4-17
下に- FUBAR自由詩7*10-4-16
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すき- ki自由詩110-4-15
わから無い事- プル式自由詩4*10-4-14
宙(そら)への願い- umineko自由詩8*10-4-14
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喧騒- 森の猫自由詩4*10-4-14
ジグソーパズル- 那散(沙 ...自由詩1*10-4-14
人生の幻- 番田 自由詩410-4-14
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changes- mizunomadoka短歌310-4-14
たばこすこすこ- アキヨシ自由詩210-4-14
やさしさ。- 自由詩310-4-14

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