黄金に透きとおる命あれはメタセコイア 星の絨毯とんがり帽子秋の魔法 うさぎが死んでしまうのはなぜ?

さびしいってどんなこと?

知性?

感性?

本能?

全部?

うさぎってぼくらのこと?

さびしいとよわまるものなあに?


 ....
溶け込むなら今のうちだから

それが精いっぱいのアウトだから

これまでの志とあとなにかと

こぼれそうなサヨナラが騒いでる

時間が未来に進んでいくなら

過去はパラレル世界を進 ....
空に舎に

秋光り

ほの暗き

回廊に

風立ちぬ


天高く馬肥ゆる



をのこ生まれる


空に舎に

秋光り

ほの暗き

回廊に

風 ....
知らないよ

こんなおじさん知らないよ

ぼくは目配せしかしてやんない

しぜんとこぼれる

スマイルしか見せてやんない

どこから来たのかなんて知らないよ

ぼくはおもしろい ....
初めてってなんだろう。
わたしの父は、父を初めてしているような感じのひとだった。人生を初めて経験しているようなひとだった。
わたしだってそうだ。小学校の頃、いつもふしぎに思っていた。放課後はまいに ....
なにやってんだダイアナ

志の高さは本物なのに

おまえのその

渡り鳥のような真剣さは

安っぽくて人間的すぎた

おまえはダイアナなのに

おまえのその

志の高さは本 ....
キンモクセイ

トイレの匂い

自然界の匂い

オレンジちりちり

煤けた緑の葉のなかに

匂いたつ婿養子のように

いかした

10月の光や色や乾き、秋の日


秋 ....
立ち止まる

ひとに抜かれる

あるきだす

ひとを抜いていく

ぎこちない

鼓動のように

抜きつ抜かれつ

町並みをあるいていく


部長とのコミュニケーション ....
あれがくると

やはり初めての危機に遭遇しているような気になってしまう

じぶんのことなのに

時が違えば他人事にも自分事にもなっている

もうなんどもやり過ごしてきたはずなのに

 ....
海からだけじゃなかった津波みたいな水害

災害救助をする自衛隊

ユーロ圏にあふれかえる難民

夏休み深夜徘徊する中学生が殺される

養護施設では老人が

犯人さがしはいつも監視カ ....
秋空には

はぐれ雲が多い

悠々と明るい

残骸のようでもある

切られても切りつけられても

青空があるからこそはぐれ雲


約束をしてもはぐれ雲

予定を告げてもは ....
デジタルに深呼吸して

目には見えない空を

本能でちょっとのぞいたら

そう、恋をきめたら

大丈夫をふるまうんだ

逃げないで

体幹で

ゆびさきで

忍者みたい ....
満月がおおきく見えることがそんなにめずらしいのか

もうしょっちゅうスーパームーンとか言ってるけどさ

満月なんて地平ちかくにあれば昔からおおきく見える

錯覚なのか光の屈折率のせいなのか ....
月がふくらむ

まってる間に

青いまどべに

光ってばかり

雲がわれてる


かなしい足音

駅の路

つっと立って

揺れる

振り向いてよ


月が ....
負けられない

負けられない

立ち向かう

立ち向かう

めんどくさいけど

立ち向かう

それで終わる訳でもないけれど


お腹の底に貼り付いた

それは意地のよ ....
数十億光年さきは

光でだと数十億年かかるけど

心でなら一瞬でいけるんだ

過去だろうと

未来だろうと

心でなら一瞬でいけるんだ

ぼくは心の実力を信じる

心は時空 ....
石川は助走せずに浮き上がれる。だからつねにネット近くに立てるアタックもガードも出来るいい選手だ。

アスリートは飛行機で移動する。ビジネスクラスで寝たり雑誌や映画をみたり音楽を聴いたりして移動する ....
もうだめだって後悔や

あったかもしれない希望

そんなもんを引きずって

だれかを探すように生きている

つぎはぎだらけの布をまとって

砂浜にあしをとられて

千々にみだ ....
いちばん高次なものに

寄り添った

同化した

手をあわせた

ゆびさきをあわせた

スロープ

地滑り

自分の都合を消した

闇へ

光へ

感謝できない ....
秋の雲が天女の羽衣

颯爽と自由に

五色を浴びて

あなたの未来永劫だ


豊かな風が乾いている

花の薫りなどもして

喉には懐かしい甘さだ


秋の雲が天女の羽 ....
あおいそら

しろいひこうき

さかなのこぼね

よわいぼく


かわいたくうき

からすないてる

あきあきあきの

かなしいかおり


あおいそら

しろい ....
おまえのまわりをふみにじれば

おれはおまえをけがしてしまう

おまえをいさぎよくたちきれば

ひとりひかりのかなしみになる

おれはそうなれるほど強くない


くるしくてかなし ....
委員長を自民党員が猛ダッシュで取り囲む

怒号のなか既に数え終わっている採決までが終わっている

総理大臣が参議院第一委員会室を退出する

おれはこんなことしていられなかった

もっと ....
もう金木犀の匂いがする

どこにいるのか探している

まだ都会の星空ていどの花

写真には写らないていどの花をみつける


それがどれだけ本当でも

欲張りすぎたらダメなんだ
 ....
はがれないように思いを

必死になって押さえていた

ぺろんぺろん、ぺろんぺろん、それはもう

いつはがれてもおかしくはなかった


時はただ過ぎていく

育まれては

壊れ ....
玉虫色した憲法は

彼氏に撮られたエッチな写真とよく似ている

誰の手に渡るかで

身を滅ぼしてしまうあたりなんかそっくりだ

彼氏にエッチな写真など撮らせてはならない

憲法に玉 ....
あたしはぼんやりと窓辺に腰かけて木々のあいだに滲んでいる薄いオレンジいろを見つめていた。
母がいなくなった日もふつうに夕方がきていたことを思い出す。
小学生のとき母が出て行った。あたしと弟を残して ....
草ぼうぼうが美しい

荒れ放題の草むらは公園だった

ベンチに座ると膝まで草に隠れる

ゴミが見当たらない

草に隠れているのだろう

遊具に涼やかな日が当たる

ぼくはそこで ....
吉岡ペペロ(4238)
タイトル カテゴリ Point 日付
メタセコイア俳句315/11/7 16:30
秋の魔法俳句015/11/6 0:12
うさぎ自由詩215/11/5 21:02
パラレル世界自由詩515/10/31 17:44
風立ちぬ自由詩12+15/10/28 21:19
ハッピーハロウィン自由詩315/10/22 23:19
放課後の家族自由詩815/10/22 8:26
なにやってんだダイアナ自由詩315/10/17 22:22
秋の日自由詩115/10/17 22:09
町並みをあるく自由詩015/10/17 21:57
まくらに落ちる自由詩415/10/12 9:12
神が教えたまいしこと自由詩215/10/9 9:34
はぐれ雲自由詩515/10/7 17:09
だれにもできない、霊呼吸っ!自由詩515/10/4 19:06
スーパームーン自由詩415/9/29 22:11
振り向いてよ自由詩515/9/28 20:12
負けられない自由詩415/9/27 1:12
心でなら自由詩315/9/23 19:38
空の奇跡自由詩115/9/22 16:11
ケンケンパッ自由詩215/9/22 10:37
神々への距離自由詩515/9/22 10:34
秋の雲自由詩315/9/20 16:49
あきあきあき自由詩315/9/20 9:44
ひとりひかりの自由詩315/9/19 12:29
融和への誓い自由詩115/9/17 22:48
金木犀自由詩515/9/17 0:57
はがれそうな思い自由詩615/9/13 21:56
誰の手に渡るか自由詩115/9/10 21:48
絶景自由詩315/9/9 21:42
公園自由詩615/9/5 1:36

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