からはあたまだ

ことはからだだ

あなたがよろこぶから

ぼくはあなたをあいするのではない

ぼくはただ

あなたがよろこぶことをしたいだけだ


ひきさかれるようなことも ....
こころが減っていく

とめられない

思い出や

今起きていることが

それを加速してやまない

こころが減っていく

しずかに減っていく


夏が終わるように

遠 ....
欲望

それがぶつかる

大義名分をさがす

それはすぐ見つかる



欲望

破壊



再生

それがうつくしかったりする

それをうつくしがれることを ....
二つに一つではなく

二つにして一つ

それが足のうらで生きるということ


とおく球場が夜空に灯っている

町あかりが滲むように澄んでいる

ぼくらは史上最強のまんなかだ

 ....
あらゆる疑惑や憎しみは

頭で考えるからおこるのだ

だからからだで感じよう

それも足のうらで感じよう


遠く離れてきみを想う

生きているかも

死んでいるかも

 ....
いくつもの川が

ひとつの海にそそぐ

ぼくたちは

いくつもの川のようなものだ

ひとつの海にそそぐのだ

そこは罪

そこは花

罪はつぐなわれる

花はかれてしま ....
貧しさってどんなこと?

夜、お母さんがいないこと?

お金がないような気がすること?

否定のことばでしか繋ぎとめることが出来ないこと?

砂漠の砂を数えるようなことをめんどくさがる ....
バスに揺られて教会に着いた

教会のそばに咲くタンポポに

虫の影が

まぼろしの縁取りのように過ぎていった


駅舎で見知らぬひとと待ち合わせるようにバスを待った

髭を生やし ....
いちめんの焼け野はらが

いちめんのべたっとした緑に

地球岩の変遷だ

ぼくらの永遠は

宇宙からみれば瞬きなだけだ

時間が0ではないだけだ


人のために祈る

中 ....
公園で自殺した

つぎのつぎの日には

痛快なくらい子供たちがそこで遊んでいた

夕暮れ

子供たちはそれぞれの明かりに戻っていった

喧騒のわだちを残して公園はしんとしていた
 ....
大義名分をもって仕事をしていると関係各社のことなんてどうでもよくなる

大義名分をもって政治家なんてやっているとマイノリティのことなんてどうでもよくなる

大義名分をもってひとつの価値観を広め ....
ひとはプライドで生きている

それはある種の破壊衝動だ

破壊のあとには再生がある

それはある種の幸福の歴史だ


破壊と再生は連続している

ならばプライドで生きていこう
 ....
熱中症の危険があるから八月のゴルフは避けられている

だから八月のゴルフは安い

よって会社の金でできない理由があるようなゴルフコンペは八月に集中する

会社の金でできないゴルフコンペには ....
江戸の町に風がふく。

風がふいたら桶屋がもうかる。

そんなメカニズム。

すぐやるひとは仕事がはやい。

準備を欠かさないひとは運がいい。

そんなメカニズム。

仕事がで ....
苦しい

逃げ出したくなる

想像を手がかりにぼくは生きている

また黒い森に入り込んだ

ぼくの知らないところで

ぼくのいない触れ合いがかさねられていく


囚われたひと ....
きたないこころに胸灼かれ

もうとまらない営みは

聖らなものまで灼き尽くす


だって仕方ないじゃないか

護るんだろ護るんだろ

だって仕方ないじゃないか


きたない ....
事情なんて知ったことか

俺の人生は結局

俺が主役なんだ

俺が不愉快なら

事情なんて知ったことか


戦争に金をだしても兵をださなかった私たちがどんな評価を受けたのかを忘れ ....
どんな面白い映画でも

最後に?があるような作品は

責任を果たしていない


その一点のために

映画館をでると

もう映画を思い出すことはなかった


どんな面白い映画 ....
世界は止まらない

法でも止まらない

人心でも止まらない

拘束でも自由でも止まらない

止めようと

止めまいと

止めようと

止めまいと

戦争ひとつとっても
 ....
水気が日に蒸されて

遠くの景色が霞の向こうだ

夏が白く霞んでいる

山にも霞がかかっている

でも山のそれは白ではなかった

山はなんだか青っぽく見えた


きみの周りに ....
彼女が話している

クロッキー帳に合図のことば

けものごころに純情を


せつないことが多いか

生きているとは

かなしいことが多いか


彼女が話している

クロ ....
薄いオレンジのむこうに

行くと思う

ひかりを見に行くと思う

薄いオレンジのむこうに

行くと思う

ひかりを見に行くと思う


ききいってしまう

なにかのものまね ....
complete

demand

encourage

allow

describe

concern

compare

include

involve

 ....
いじめをなくそうとするのは現実的ではない

いじめはなくならない

九電の原発を停止させたままにするのは現実的ではない

九州がブラックアウトしてしまう

現実的ではないことをすると
 ....
収穫もできずに

ただ腐らせるしかないような

果物を育てるひとはいない

いたとしても続かない


両面の鏡なんだ

鏡のなかのまたその鏡なんだ

自分だけ棚にあげておくな ....
安倍の親衛隊の産経

読売は安倍のお友達

毎日は安倍の批評家

軸足全て反対の朝日


まだ自由か

秋が見てみたい

薄いかすみ

青が見てみたい


安倍の親 ....
ブツッと途切れるような音たてて傘をさし店を出た。幅広のアスファルト道いちめんが雨にうたれていた。工場やら研究施設やら物流センターやらが出来るのだという広大な造成地は背の高い金網のフェンスでアスファルト .... ぼくたいふうだよ

みなみのうみでうまれたよ

ぼくたいふうだよ

あるあさそらにうかんだよ


めのまえはあおぞら

うしろはくらくてあれているらしいけど

めのまえはあお ....
太陽はみえなくなっても

月の光、あれは太陽の光

でも新月の夜

世界は闇につつまれる

光のない世界、その時が

ある

ドストエフスキーの悪意

聖性の幻を追いかける ....
かわりにひとは旅など計画する

梅雨なのにあじさいは

冬枯れしている

切なくて拙なくて刹那くて

いっしょう一緒のはずなのに


ひとり泣きふるえた夜

聖なる夜になにを ....
吉岡ペペロ(4238)
タイトル カテゴリ Point 日付
からこと自由詩215/9/4 23:15
こころが減っていく自由詩715/9/1 22:40
平和自由詩215/8/30 21:50
足のうらで生きる自由詩315/8/30 11:06
疑惑や憎しみ自由詩515/8/29 20:20
Many Rivers, One Ocean.自由詩915/8/24 0:04
かたいつぼみ自由詩715/8/22 16:01
教会のタンポポ自由詩615/8/21 0:54
ぼくらの永遠は自由詩415/8/18 21:53
GHOST IN THE PARK自由詩615/8/18 0:29
知性のかけらもない大義名分自由詩215/8/18 0:00
ひととプライド自由詩215/8/16 23:39
八月のゴルフ自由詩415/8/15 22:37
幸福自由詩115/8/14 22:34
触れ合い自由詩315/8/12 12:17
護る自由詩015/8/10 18:26
だれが民主党を第一党にしたり自民党に圧勝させたりしたのか自由詩115/8/9 21:31
映画館をでると自由詩215/8/9 20:12
自由でも自由詩515/8/4 23:32
白い夏自由詩215/8/4 1:57
せつないこと×かなしいこと自由詩315/8/2 21:39
ひかりを見に自由詩415/7/26 21:25
英語教師自由詩215/7/22 10:24
ブラックアウト自由詩1+*15/7/21 23:05
収穫自由詩415/7/21 21:26
軸足全て自由詩015/7/20 11:12
ギフト自由詩215/7/18 23:37
告白自由詩315/7/17 23:04
月もない夜自由詩215/7/11 0:27
聖なる夜自由詩315/7/8 7:37

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